電気の垂れ流しストップ!「ながら視聴」をやめて節電

  • mamebana

テレビ

パソコンやスマホが普及している現在、テレビはリビングの主役ではなくなりました。最近ではスマホやPCを操作をしながらテレビを観る「ながら視聴」が増えているようです。

視聴といっても単に映像をダラダラと流しているだけのことも多いでしょう。観ていないなら明らかに電気代の無駄

習慣になっているならキッパリやめて節電したいところです。なぜ「ながら視聴」をしてしまうのか根本から考え、悪しき習慣を断ち切らねばなりません。

今回は、なかなか断ち切るのが難しい「ながら視聴」の習慣を改め電気代を節約する方法をご紹介します。

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テレビ視聴にかかる電気代は?

メーター

テレビ視聴にはどれくらいの電気代がかかるのでしょうか。一般家庭に普及している40インチ(幅約90cm)の液晶テレビを例に料金を調べてみました。

1時間視聴 4時間視聴 18時間視聴
液晶テレビ40インチ
(100w)
2.7円 10.8円 48.6円

※プラズマテレビの消費電力、電気料金は液晶テレビの約3倍

参考サイト

4時間の視聴で10円程度とは、意外に少なく感じます。

しかし、10円玉をチャリーンと入れると4時間映るテレビで「ながら視聴」をするでしょうか。人は本来、意味のないものに1円も払わないはずです。しかし家庭のテレビでは実感しにくいのでしょう。

「電気が垂れ流しになっている」と頭ではわかっているはずなのに「ながら視聴」をやめられないのはなぜなのでしょうか。

「ながら視聴」を助長する2つの不安

観ていないテレビ映像をなんとなく流してしまうのには理由があります。

まず、「音があるとさみしくない」ということがあると思います。一人暮らしのお年寄りに多いかもしれませんが、年代は関係なくテレビにさみしさを紛らわすことを期待している気持ちはあります。

また、「旬な話題を知らないと恥ずかしい」という思いもあるでしょう。聞き逃したくない情報がいつ流れるかわからない、だからテレビをつけっぱなしにするのかも知れません。

  • 音声がないとさみしい
  • 世間から取り残されたくない

この2つの不安が「ながら視聴」を助長しているのかもしれません。これらの不安を解消し、節電効果もあるメディアは他にあるのでしょうか。

ラジオはテレビ並に情報収集できるメディア

ラジオ

私たちに多くの情報や娯楽を提供するテレビ。代替できるメディアがあるかコンテンツ別に考えてみましょう。

テレビが提供するコンテンツ 代替できるメディア
ニュース ラジオ
生活情報 ラジオ
ドラマ なし
バラエティ なし
ワイドショー スマホ
エンターテイメント情報 ラジオ、スマホ

このように、ドラマとバラエティ以外はラジオで置き換えることができます

ワイドショー的な情報は、知りたいことだけスマホでピックアップすれば充分でしょう。

中でもラジオはニュースを短時間で簡潔に伝えてくれる優秀メディア。トーク番組やリクエスト曲から、最近の流行を押さえることも可能です。情報を効率よく得ることができます。

また、ラジオのトーク番組は1人で聴いていてもさみしさを感じさせません。最近話題なことなどがテーマにあがるため、情報に乗り遅れることもありません。家事をしながら聴けるのもいいところです。

何よりも、電池2本程度で1ヶ月近く聴けるため節電効果は大きいです。

災害時にあると心強いメディアでもありますね。

もしも棚の奥に携帯ラジオがあれば、引っ張りだして今日から聴いてみてください。中にはテレビのバラエティ並みに面白い番組もありますよ。

まとめ

生活に必要な情報は主にラジオから得て、ドラマやバラエティは番組表から観たいものを取捨選択、趣味性の高いものはスマホで。このような主体的な情報選択によって節約も効率的な情報収集もできます。無駄にテレビ映像を流し、電気代を垂れ流しすることもなくなるでしょう。

節電意識を高めなければならないご時世です。まずは「ながら視聴」をやめることから電気代節約を始めてみてはいかがでしょうか。