【結婚式】ペーパーアイテムの節約方法まとめ

  • ゆき

結婚式 ペーパーアイテム

お金がどれだけあっても足りない結婚式。節約できる額だけ見れば小さいですが、思い切って削ることができるのが「ペーパーアイテム」です。

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ペーパーアイテムの節約術

ドン!と大きな金額で節約できるのは、衣装や料理、引き出物。自分たちの衣装はプラン内や格安レンタルを選べても、料理や引き出物といったゲストに直接かかわること。上げることはあってもランクを下げることはできません。料理や引き出物の印象は後々まで残ります。

となると、何を削るか。そこで登場するのが、ゲストに渡すものではあるけれど、一生取っておくものではないペーパーアイテムです。

式場で頼むよりは外注、外注よりは自分たちのほうが安く済みます。ただし、式場によっては持ち込み料もかかるので計算したうえで決定してください。

また、1から手作りの場合プリンターが必須となります。

結婚報告はがきや年賀状など活用する機会も多いので購入もアリですが、金銭的に厳しい場合は外注したほうが安いこともあります。

招待状を安くする方法

結婚式の招待状は、封筒と招待状本体だけでなく、紐や中に入れるふせん、返信はがきなど、こまごました必要なものを一式セットにしてネット上で販売されています。

一番安いのは、文具店や紙問屋でウエディング用ではないものを購入すること。

箔押しや押し花が施されている豪華な招待状は見た目は立派ですが、そこにお金をかける必要があるのでしょうか。中の紙やふせんも凝りに凝った紙を使う必要はありません。

例えば和婚の場合、ウエディング用と唱ってなくてもきれいな桜や梅が施された素敵な封筒は文具屋にも並んでいます。

パソコンが得意な人なら、自分の書いたイラストやフリーデザイン、和婚なら年賀状用のデザインなどをレイアウトし、無地の封筒や上質紙・和紙に印刷して招待状を仕上げることもできます。

高いものを買わなくても、上品であれば問題ないのです。

筆耕はプリンターでも十分きれいにできますが、「親族や目上の方には、絶対に手書きでないとダメ」という場合もあるでしょう。その時はシルバー人材センターを活用してください。式場で頼むよりも安く済みます。

HPを持っていなかったり料金が明記されていない人材センターもありますが、電話で問い合わせれば親切に教えてくれます。

席次表とメニューはセット

席次表とメニューはバラバラにすると高くなるので1つにまとめてしまうほうが得です。

自分で作る場合に最も安く済ませる方法として、巻物風の席次表・メニューを作る方法があります。

プリンターに対応している和紙のような紙(柄入りでもきれいです)に印刷し、大きな千代紙や和柄のラッピング用紙に貼り付けます。それをくるくる巻いて、紐で止めれば完成です。すべての材料が100均でそろえることができます。

洋風にする場合は薄めのクラフト紙に印刷して巻き、皮ひもでくくると羊用紙のようになります。印刷する量に応じて、紙を切ったりつなげたりと自由自在です。

職場結婚なら勤務先の包装用紙を使ったり、ドラクエ風などオリジナルな巻物を作ることができます。必要に応じて、2人のプロフィールや写真を載せても良いでしょう。

なお、ペーパーアイテムは会場内に持ち込むと、スタッフがセッティングするため有料になるケースが多いのでよく確認してください。セッティング料がかかる場合は受付で渡してもらうようにしましょう。

セッティングしか受け付けていない場合やセッティング量がかからない場合は、巻物の紐にゲストの名前を書いた髪をはさんだり表面に名前を書くことで、席札を兼ねることができさらなる節約につながります。

意外とお金がかかる芳名帳

式場で見積もりを見て、芳名帳が意外と高いと感じませんでしたか?

芳名帳は誰が来たのかをはっきりさせるために必須ですが、住所は招待状を出す段階で新郎新婦がそれぞれリストに控えていますし、出欠席のはがきに記載してもらっているので必要ありません。

なにより、名前だけにしたほうが受付混雑を避けることができます。

芳名帳が高い原因は、立派な表紙と立派な厚紙。

ですが、表紙がどんなにきれいでも、ゲストが書くときはバラした状態で受付に置かれているので中紙しかみることができません。そのため、表紙にかける金額はゲストに気兼ねなく削ることができます。

最も効果的な節約方法は、いちばん簡単なのは席次表と同じように作ることです。人数が多いときは巻物風でも良いですが、1枚で収まる場合は巻く必要はありません。市販品になれたゲストには物足りなく見えるかもしれませんが、席次表と同じ素材で作ることで統一感を出すことができます。

芳名帳を持って帰るときのことを考え、ファイルを用意しましょう。とにかく節約したい場合はクリアファイルでかまいません。

受付を頼んだ人が目にする可能性があるので躊躇してしまうという人は、バインダーに芳名帳の背面に貼ったのと同じ紙を張り付けてデコレーションすれば、それだけで立派な表紙になります。

紙袋も節約

式場によっては、引き出物を入れる紙袋にもお金がかかります。紙袋も問屋やネットで無地のものを購入したほうが安く済みます。

式場のロゴが入った袋より無地のほうが、そのあと買い物や食事に行く人、遠方から来ていて電車などで帰宅する人にはありがたいですし、無地ならば何らかの機会に使ってもらうこともできます。

引き出物自体が外注可能な場合は、紙袋を付けてくれるメーカーを選びましょう。中には引菓子か引き出物どちらかは式場でないとダメというケースもあります。その場合は、どちらか片方を外注にして、大きめの紙袋を付けてもらいましょう。

まとめ

ペーパーアイテムの節約は、1つ1つの金額は小さいものの複数あるのですべて節約するとかなりの額になります。

節約できた金額をゲストの料理ランクアップや引き出物に還元して、素敵な結婚式・披露宴を迎えてください。