元プランナーが教える!賢い花嫁の結婚式場選び

  • 元プランナーさん

豪華な結婚式場

数年前から「〇〇婚」など結婚式場紹介システムが格安結婚式をうたっていると思います。なぜ仲介するのに、安くできるのだろうと考えたことはないでしょうか。

もちろん紹介料が発生するので、従来よりも料金が高くなるはずです。それでも格安を掲げるのは、結婚式の中身にしわよせがあるからです。

そうでない場合もありますが、新郎新婦にとって初めての結婚式の準備で判断材料が少ない中では精査することは簡単ではありません。

そこで結婚式の費用を少しでも抑える、結婚式場選びをご紹介します。

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結婚式場選びのポイント

1.式場関係者の紹介

まず一番望ましいことは、知人友人の紹介です。

結婚式を挙げたい式場に、知り合いがいることがベストです。紹介料もかかりませんし、良心的な金額を提示してくれるはずです。

様々なサービスを受けることが出来ると思います。

一度、結婚式場で働いている人が周りにいないかどうか思い返してみてください。

少しくらい遠い知り合いでも大丈夫です。

結婚する人が少なく、結婚式をする新郎新婦も多くない昨今では、ブライダル関係者からすると、結婚式を紹介できることがとても手柄になるのです。

新郎新婦は優遇され、紹介者の顔が立ち、式場は予約を獲得出来る。三方良しです。

これはとても効果的なケースですが、そういった知り合いがいない方も大勢いると思います。

その場合、次にオススメするのは、自分たちの妥協点を決め、ホテルウェディングを選ぶことです。

2.ホテルウェディング

多くのゲストハウス、専門式場は洗礼されたデザインや雰囲気、プライベート空間で新郎新婦を惹きつけます。

しかしゲストハウスや専門式場は平日何が行われているでしょう。もちろん結婚式の打ち合わせはありますが、結婚式はほぼありません。

平日に売上の見込みがないのです。しかし建物自体にとてもお金がかかっています。どこでそのお金を回収するのでしょうか。

もちろん土日に行われる結婚式でしかありえません。そのため大安・友引や、春・秋など人気のシーズンはぐっと値上げされ、競争の対象になるのです。

ではホテルはどうでしょうか。

普段より、パーティーや会議、宴会、もちろん宿泊など325日フル回転しています。

もはや成り立った利益の中で、結婚式を取り扱うので無駄な値上げは必要ありません。

しかしながら一般宴会の予約を受けるより、結婚式の予約を受けた方が売上が大きいので、土日祝日は結婚式の予約を優先的に受けてもらえるでしょう。

「憧れのゲストハウスウェディング」に予算が合う方は、もちろん新郎新婦が挙げたいと思う結婚式場を選べばいいと思います。

でもそうではいられない場合、一度ホテルウェディングを体験してみてはいかかがでしょうか。

3.日程を縛らない

最後は基本中の基本だと思いますが、日程をしばらないことです。

先ほどもありましたが、春や秋は人気シーズンです。過ごしやすい気候が好まれます。

大安、友引はもちろんお日柄が良いので、老若男女問わず選ぶことでしょう。

みんな考えていることは同じです。

結婚式の予約は早い方で2年から1年前に済ませると思います。

では最短ではどのくらいで出来るでしょうか。結婚式は約1ヶ月で準備可能です。

即断即決で打ち合わせが出来ればその程度で準備が出来てしまいますが、もちろん余裕を持って過ごしていただきたいです。

そして半年を過ぎると、結婚式場は値下げを始めます。

余っている土日祝日を稼働させなければならないからです。

全く使わないよりは、多少安くても売上を出さなければなりません。

半年を過ぎ、お日柄をこだわらずに日にちを選ぶと格段に安くなる会場が多いです。

もちろんご両親や祖父母の方はお日柄を気にされる場合も多いと思います。

その場合、何を優先するのかお二人で話し合ってみてはいかがでしょうか。

すべてを選択すると予算オーバーになることは、のちの結婚式の打ち合わせが始まってからも言えることです。

あれもしたいこれもしたいと追加を重ねると、予想を遥かに超えた金額となってしまいます。

限られた時間と限られた予算を目下に置き、後悔しない妥協をしていくことが賢い花嫁の第一歩でしょう。