たった2つの節水で2000円の節約効果

  • キウリえり子

私の水道代節約術は、主にふたつだけです。

  1. 食器を洗うときに水を有効活用する。
  2. お風呂の残り湯を再利用する

考えられるものとしては、そのほかに水道代の節約といえば、たとえばトイレのタンクに何かの器具を入れて節水する、シャワーを節水型の口に変える、などが思い付きますが、複雑なことが苦手なこともあり、また新しい器具を買って取り付けることが必要になってくるのでしていません。

何か節約グッズを買うと新たに費用がかかりますし、とにかく簡単に。シンプルにできることから節水して水道代を節約しよう、と考えています。

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1.食器を洗うとき

まずは食器洗いの時ですが、我が家はそんなに台所の流しが広くありませんので洗い桶はおいていません。そのかわり、台所のシンクに食器を運んだ時、すぐに水道から細く水をチョロチョロ出して、食器にうっすら水を張るようにします。

チョロチョロ出した水は出しっぱなしにしないで、食器が湿れば一旦とめます。そうすることで少しずつ汚れが水でゆるみ、洗うのが楽になります。

次に、その食器を洗う作業に入りますが、洗剤を使って、まずは汚れの少ないコップ類、そして箸やスプーンなどのカトラリー類から洗い始めます。

お皿なども、油汚れのない物は優先して洗い始めます。これらに洗剤をつけてスポンジでこすったら、水道の水ですすぎます。このときがポイントです。

水道の蛇口の下に、まだ洗っていない、後回しにしている油汚れ系のお皿や、ご飯粒などの固い汚れがこびりついたお皿、こびりつきがひどいお鍋などを置いておきます。そのうえに、食器をすすいだ水が流れるようにします。こうすることで、洗剤が含まれた水が、ひどい汚れの食器に流れて、頑固な汚れがゆるみ、流されます。この後に、この汚れのひどい食器たちを洗うと、洗剤も少量ですみますし、すぐ汚れが落ちます。結果的にはすすぎ水も少量で済みますので、かなりの量の水が節約できています。

2.お風呂の残り湯を再利用する

お風呂

次に、お風呂の残り湯を再利用することについて、まず、お風呂から上がったらその日のうちに洗濯をします。理由は、翌朝になると、特に暑い時期になれば残り湯が腐敗するからです。

ですので、夜のうちに洗濯を済ませてしまいます。

用意するものは、100均一で買ったバケツです。お店では、洗濯の水を再利用するホースが市販されています。

このホースを使ったことはあるのですが、まず値段が高い。1000円ぐらいします。それにあのホースは中にすぐ汚れが付いてしまいます。

また、1000円かけてお風呂の水を節水したところで、そんなに得がないように思ってしまうのは私だけでしょうか。

余談になりますが、我が家には猫が二匹居まして、猫はホースを噛むのが好きなのですぐにホースに穴が開いて使い物にならなくなった事も大きな理由です。

話を戻しますが、洗濯の時、まず普通にセットします。そして、洗濯機から「ジャーッ」という音が鳴り始めて、水道の水が中に入り始めたのを確認して、いったん機械を一時停止します。

そして、フタを開け、お風呂の残り湯をバケツで汲み、洗濯機の中に注ぎます。これを繰り返し、だいたい洗濯物が浸るくらいのお湯を注ぎおわったら、フタを閉め、洗濯機を再び動かします。

そうすれば、水が足りなければ洗濯機が自動で水道の水を足してくれますし、足りていればそのまま「洗い」に入って回り始めます。

わたしは、残り湯は最初の「洗い」のみに使用し、「すすぎ」は、ふつうの新しい水を使うことにしています。さすがに、残り湯ですすぎまでするのは気が引けます。

また、ふつうの設定では「すすぎ」は2回になりますが、私は、「すすぎ」を1回で済むような洗剤を使い、とおして「洗い」1回、そして「すすぎ」も1回で終わらせます。

これで、だいたい35分ほどで洗濯が完了しますので、時間もかなり節約できます。

以上が私の節水方法ですが、これらをさぼっていた時期は、今より2000円は水代が高い時もありました。水は、大切に使っていきたいものですね。