お金をかけずに大学に行こう

  • むっちりあおむし

我が家には2人の大学生がいます。一人は私立文系大学の4年生、もう一人は地元の国立大学の2年生です。このふたりを育ててきて培われた方法をお伝えします。

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勉強は学校でやろう

勉強は学校でするのが当たり前ですが、実際には勉強は塾や予備校でやればいいやと思っている人が大半です。

でも、高校入試や大学入試のセンター試験などは学校で習っていることで充分に対応できます。

授業をきちんと聞いて、学校から支給されている問題集を解くという当たり前のことが大切なんです。中学も高校も定期テストというものがありますね。この定期テストに合わせてしっかり復習をして、問題集を繰り返し解きます。

問題集は次々に新しいものに手を付けるのではなく、同じものを繰り返すことが大切なんです。

わからないところがあれば、学校の先生に聞きに行きましょう。

先生にどれだけ質問してもタダですし、おおむね先生達は質問されるのが好きです。そして質問によく来る子はテストの点数以上にいい成績をもらえることがあります。わからないところがなくなって、成績も上がるなんて一石二鳥ですね。

とにかく言えることは勉強は自分でやるもので人から与えられるものではありません。勉強はインプットとアウトプットが必要です。アウトプットは問題を繰り返し解くことです。そうして定期テストでいい成績を取っていると推薦入学で進学することができます。

推薦入学で合格すれば、受験校が1つで済むので受験料の節約になります。

高校受験では受験料は2,200円位ですが、私立大学の受験料はなんと35,000円です。そして大学受験では5校以上受けるのが一般的です。推薦入学は私立だけでなく国立大学でも実施しています。

塾や予備校を選ぶ方法(ほんとは自力で学んで欲しいけど)

塾や予備校は集団授業ではなく個別指導のところを選びましょう。集団授業ではぼんやりと聞いていても授業が進んでいくので、「勉強した気分」になってしまいとても危険です。

宿題が出たときなどもきちんとやっているのかをひとりづつ確認することもできません。全くお金の無駄です。なかにはしっかり学習できる子もいますが、塾に行かなければならないような成績の子には少々授業料が高くても個別指導塾のほうがコストパフォーマンスがよくなります。

個別指導塾には1対1・1対2・1対3などがありますが、できれば1対1が一番効果が上がります。予備校を選ぶときも同じことが言えます。

最近では授業を録画したものを個別で視聴できる予備校が増えてきました。この方法ですと自分のペースで勉強できますし、途中で眠くなったら休んで後で続きを見ることも可能です。有名な講師の授業も手軽に見られますので地方に住んでいても差ができません。

参考書や過去問題集を買うときは

参考書や過去問題集は1年位前のものでも違いはありません。

地理だけは新しいものを買ってください。

そこでぜひブックオフなどの古本屋を利用してください。少し古いものがほぼ新品で100円(税抜)で売っています。100円(税抜)で買って繰り返し解きましょう。過去問題集などはもともと過去の問題を載せているものですので少々古くても問題ありません。

奨学金や給付金をもらおう

いちばん一般的な奨学金は日本学生支援機構の奨学金です。一種と二種があり、一種は無利子で二種は利子が付きます。一種は成績などの基準があります。この奨学金は貸与ですので卒業後に返済しなければいけません。

その他にも各大学で設けている奨学金があります。国立大学は私立に比べて学費がずっと安いうえに授業料の免除というシステムがあります。お恥ずかしながら我が家は収入が少ないので基準を満たしており学費を免除してもらっています。

それなりの成績は取らないといけませんが、しっかり勉強を続ければ卒業まで学費を払わないで卒業することも可能です。もちろん免除ですので返還する必要はありません。

もしお金がないために大学進学をあきらめようとしている人がいたら、ぜひしっかり勉強して国立大学に行くことをおすすめします。