双子なら妊娠、出産、育児が全部お得

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結婚前から子供は2人以上欲しいと話し合っていた私たち夫婦にとって、双子を妊娠、出産したことは、図らずも経済的にメリットがありました。

まず産休、育休で休職するのが1回で済みました。

上の子にとって下の子の産休、育休でお母さんが在宅というのはおそらく非常にラッキーな時間なので、これに関しては良し悪しですが、経済的にはありがたいことです。

妊婦健診も毎回胎児2人の様子をまとめて見ます。

検診頻度は上がりますが、2回の妊娠に比べると多くはありません。検診費用では、血液検査や子宮頸がんの検査など母親に関わる項目は胎児が1人でも2人でも変わりません。

更に単胎の妊娠では出産時期が遅れると検診回数が増えて検診費用が余計に掛かる心配がありますが、双子は40週や41週までは妊娠を継続できないらしく、この心配もありません。

双子妊娠につきものの管理入院ですが、私の住んでいる富山県では切迫早産は100%の医療費助成があり、入院中の医療費は無料でした。

入院中、私の隣のベッドにはこの医療費助成を受けるために都内から住民票を移して里帰り出産する方が居ました。

出産時は分娩費用は子供の人数によって割増料金がありましたが、もちろん1回の出産扱いですから単胎の倍という事はなく、出産育児一時金48万円×2人の給付から直接支払制度で病院に支払いましたが40万円程残りました。

これを双子用ベビーカーやチャイルドシート、赤ちゃんが1人の場合よりはいろいろと余分に必要な育児用品の購入に充ててもおつりが来ました。

育児に関しては、自治体によって異なるかもしれませんが富山市では保育料が2人目半額です。

双子はふつう同時に入園、卒園するので、全期間にわたって2人目半額が適用されるのでラッキーです。

また、年齢差のある兄弟ではディズニーランドに行きたい時期や、キッザニアに行きたい時期など分かれると思いますが、双子では、特定の年齢の子供が楽しめるレジャーを選べばよいのでムダがありません。

大学費用が同時にかかるから大変じゃない?という意見もありますが、これは掛かる総額は変わらないので学資ローンを利用する場合などを除けば関係のないことです。

幸い双子妊娠から双子が高校卒業までは18年間ありますので、今2人同時に成長してくれているおかげで節約できている分を、しっかり貯蓄していきたいと思います。