大阪への格安旅行なら西成区ホテル東洋!治安が悪い?危険?

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大阪道頓堀の夜景

大阪といえば安くてなんぼの世界!!というイメージが強いですが、実際そのとおり。探せば探すほど安いお店が溢れています。地域によっては50円自動販売機や24時間営業の格安スーパーが沢山あります。

そして安いのはお店だけではなく宿泊施設も同様です。大阪は地域によって価格の差が激しいです。色んな顔を持つ大阪。そこが魅力のひとつでもあります。

したがって大阪で節約旅行をするにあたって大事なことは、事前に安いエリアを把握しておき、そこを拠点にすることです。今回私は一週間の大阪旅行に出掛けるにあたり、宿泊費と食費を節約する作戦を決行することにしました。

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1. 宿泊場所選び

まずは安い宿泊施設を探そうとネットで色々検索していました。その時使ったのがHostel Worldです。このサイトは主にゲストハウスやホステルを取り扱っています。

ゲストハウスやホステルは基本的に素泊まりで、ドミトリーだと一泊平均2,500円なので、節約旅行をしたい方にはおススメです。

外国人宿泊者も多いので、色んな国の人と交流が出来るというのもゲストハウスの醍醐味と言えるでしょう。

その中で私が選んだのはこちらのゲストハウスホテル東洋です。このホテル、チェックした中でも一番安い値段設定でした。ドミトリーではなくシングルルームで1,700円(ただしエアコン無し)。かなり安いです。エアコン有りシングルルームだと2,100円。それでも他に比べると安いです。

調べてみたところホテル東洋は西成区にあるらしいことが判明。治安が少々心配だったので電話で確認してみたところ、若い子や外国人の長期滞在者も多いが、特に問題を訴えてくるケースはないとのことでした。

更に調べてみたところ、西成周辺のお店は激安ばかり、破格の値段設定だという情報が目につきました。節約旅行をしたかった私は、思い切ってホテル東洋のエアコン有りシングルルームで予約し(夏だったのでエアコン無しはさすがにキツイと思いやめました)、そして来たる当日チェックインすることになりました。

2.ホテル周辺での食事情

結果的に私の選択は間違っていなかったと思います。一週間の滞在でしたが、かなり充実した日々になりました。ホテル内には自室の他皆でくつろげるコミュニケーションスペースがあり、色んな国の人と映画観賞したりゲームをしたり、楽しく過ごすことが出来ました。

更に有難かったのは、キッチンスペースがあったことです。毎日外食すると値が張るので、たまに自炊を挟んでいましたが、結果的にかなり食費を節約出来ました。近くには24時間営業のスーパー玉出があり材料はそこで買っていました。

たまにラッキーなこともあり、チェックアウトする旅行者が「もういらないから皆で自由に食べて」と食材を残していってくれるのです。そんなときはその場にいる皆で分け合ったり、その流れで皆でご飯を作って食べたりもしました。

また、ホテル周辺は安い食べ物屋さんも沢山集まっていました。隣町である新世界の方に行くと割高になってくるのですが、西成方面へ向かうにつれて破格の値段設定の店が増えていきます。

個人的にお勧めしたいのが、ホテルから歩いて3分程のところにあるプチヤンヤンというクレープ屋さん。ここのクレープ屋さん、通常の大きさだと350円程なのですが、毎日店頭で売られているプチクレープはなんと100円なのです。

中身は生クリームだけというシンプルな代物なのですが、とても冷えていて美味しかったです。夏の暑い日にお勧めしたい一品です。

ホテルから20分程歩いたところに山王市場通商店街というレトロなアーケード街があり、中に入るとまるで昭和の世界にタイムスリップしたような感覚に陥ります。新世界のジャンジャン横丁とは違った良さがあり、本当の下町の雰囲気が感じられます。

ここにも安い食べ物屋さんが沢山あり、その時私は一軒のうどん屋さんに入りました。名前は忘れてしまったのですが、外見のインパクトが強烈で、まさに昭和の匂いが漂う佇まいなのです。うどんは一杯350円で、味もなかなか美味しかったです。

3. 旅行でかかった費用

さて今回一週間の大阪旅行で掛かった費用です。ここまでご紹介した宿泊費、食費節約作戦を決行した結果、宿泊費14,700円、食費20,000円前後、施設の入場料等の観光費用、お土産、そして交通費を含めるとだいたい合計5万円前後。

観光を楽しんだり友人と飲んだりしながらもかなり節約出来たので、個人的には大変満足する結果となりました。