自動車の購入・メンテナンス費用の節約術
自動車と言うのは決して安い買い物ではありません。しかし、上手に節約しないと、かえって後から余計な費用がかかってしまいます。ここでは購入からメンテナンスまでの費用の節約法を説明したいと思います。
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1.ハイブリッド車よりもガソリン車を購入
今のハイブリッド車のブームで、プリウスのようなハイブリッド専用車種や、既存の車種にハイブリッドモデルを追加してきています。ハイブリッド車は燃費が良く、1リッターあたりの走行距離は41kmと、一見すると非常に魅力的な数字になっています。
しかし、ハイブリッド車と言うのはガソリン車よりも値段が数十万円も高いのが現状です。ある車種のハイブリッド車では、ガソリン車とハイブリッド車の価格の差を埋めるのに、19年乗らないと元を取れないものもあります。19年も同じ車を乗る人はそういないと思います。
私が車を買いに行った時にディーラーのスタッフさんに、「ハイブリッド車と言うのはガソリンを節約したい人が乗るのではなく、ハイブリッド車に乗りたいという人が乗る車」と言われたことがあります。車にかかる費用を極力抑えたいと言う人であればガソリン車をおすすめします。
2.できるだけ排気量の小さい車を購入
自動車税の節約をしましょう。車を所有しているだけで、毎年数万円もの税金「自動車税」がかかってきます。これもできるだけ抑えていきたいものです。
自動車税と言うのは所有している車の排気量の多さによって変わってくるので、できるだけ排気量の少ないものが好ましいです。
たとえば排気量が2,000ccの車と1,000ccの車を、それぞれ10年所有したとして比較したいと思います。2,000ccだと年間の自動車税は39,500円になります。それが10年だと395,000円になります。約40万円の出費は痛いですね。それが1,000ccにすると、年間は29,500円にまで抑えられます。10年保有したとすると295,000円です。100,000円の費用の削減になります。
頻繁に遠出しないのであれば、排気量の少ない車でも全く支障はありません。排気量が少ないと、燃費も良い車が多いので、できるだけ排気量の少ない車種を選びましょう。
3.エンジンオイル・エレメントの交換はディーラーのメンテナンスパック
エンジンオイルと言うのは、エンジンを動かすために様々な役目をしています。人間で例えるなら「血液」です。エレメントと言うのは、エンジンオイルをきれいにしてくれるフィルターです。
エンジンオイル・フィルターと言うのは、車を使用していくとだんだん汚れてきます。エンジンオイルの交換時期は3,000kmまたは半年、エレメントの交換時期は5,000~6,000kmまたは1年が目安です。
新車の購入時に必ずメンテナンスパックの加入を勧められます。メンテナンスパックと言うのは、購入時(または車検直後)から次の車検までの維持に関する費用を一括で払うものです。半年ごとにディーラーへ入庫し、点検等を行ってくれるものです。
しかし6~10万円ほどするので、あまり車に詳しくない人には高いと思ってしまって入らない人がいます。
でも、エンジンオイルもエレメントも、「血液」なので必ず交換しなければなりません。交換の都度お金を払うよりも、先に払っておく方が1回当たりの費用はかなり抑えられます。
また、メンテナンスパックと言うのはエンジンオイル・エレメントだけではなく半年ごとにウインドーウォッシャー液、1年ごとにワイパーのゴムを交換してくれます。自分で全部すると忘れたりしがちですが、任せると交換を忘れたりすることはないので、是非お勧めです。