東京・大阪間の移動をお得に!東海道新幹線の節約方法
実家への帰省など、新幹線をしょっちゅう使う我が家では、新幹線の出費だけでもかなりのもの。便利で快適な新幹線ですが、値段が高いのが痛いところ。そこで、私がよく利用するJR東海新幹線の節約方法についてまとめてみました。
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指定席をお得に乗る方法
新幹線に乗車する場合は、自由席に乗ったほうが安いですが、長距離の移動時には、座席を確実に確保できる指定席が便利。追加料金がかかる指定席ですが、場合によっては自由席より安く乗車できる方法もあります。
EXPRESS予約でお得に指定席を予約!
JR東海新幹線を頻繁に使う方は、EXPRESS予約が、便利でお得です。EXPRESS予約は、クレジットカード決済を行う会員制ネット予約サービスで、年会費1,080円を払って会員になれば、東京⇔博多間の新幹線を365日いつでもお得に利用することができます。
主な区間のおねだん(おとな片道1名利用)
区間 普通車指定席用
(通常のきっぷとの差額)グリーン車用
(通常のきっぷとの差額)東京・品川 ⇔ 名古屋 10,110円
(▲980円)13,700円
(▲980円)東京・品川 ⇔ 新大阪 13,370円
(▲1,080円)18,140円
(▲1,090円)東京・品川 ⇔ 博多 21,320円
(▲1,630円)27,800円
(▲2,280円)
東京⇔大阪間を利用する場合、片道で年会費を回収することができます。
また、EXPRESS会員になると、5つのうれしい特典を受けることができます。
- ネットで簡単予約
- 予約変更は何度でも無料
- チケットレスでスピーディ乗車
- 365日いつでもおトク
- 貯まるポイントでグリーン車へ
何度でも予約変更ができるのはかなり便利です。予定の時間に間に合わない場合でも、簡単に予約が変更できるので、フレキシブルに移動できるようになりました。
また、会員になる前は、駅から少し離れたチケットショップまで足を運び、手間をかけて切符を購入していましたが、会員になってからは、ネットで簡単に切符を購入でき、便利でお得に新幹線に乗れるようになりました。回数券のように利用できない期間がなく、365日いつでもお得なのもうれしいところです。
さらに、会員だけのお得なキャンペーンも実施しています。21日前までの予約でのぞみがお得になるIC早得タイプ21は、いろいろな制約があるものの、条件があえば、東京⇔大阪間を11,000円で乗車することができます。3,450円もお得な破格の値段です。
早朝ののぞみとひかりの乗車がお得になるIC早得(タイプB)もおすすめ!東京⇔新大阪間が2,110円もお得になります。
主な区間のおねだん(おとな片道1名利用)
区間 普通車指定席用
(通常のきっぷとの差額)グリーン車用
(通常のきっぷとの差額)東京・品川 ⇔ 名古屋 9,770円
(▲1,320円)11,830円
(▲2,850円)東京・品川 ⇔ 京都 11,800円
(▲2,110円)13,860円
(▲4,830円)東京・品川 ⇔ 新大阪 12,340円
(▲2,110円)14,400円
(▲4,830円)
その他にも、会員限定のお得なキャンペーンを随時実施しており、大変お得に新幹線を利用することができます。
早割りなどキャンペーンをうまく使えば格段に安くなるEXPRESS予約ですが、通常使用の場合、回数券を使ったほうが安くなるケースがあります。
EXPRESS予約の区間は新幹線の乗車駅~新幹線の降車駅までとなっているため、JRで乗り継ぎをする場合には乗車券を新たに購入する必要があります。新幹線を切符で購入する場合は、○○市内(区内)という表記があり、指定する区間までは同一料金で乗り継ぐことができます。
例えばの話ですが、池袋から大阪の天王寺に行った場合、切符の場合だと追加料金がかからず乗り継げるにも関わらず、東京~池袋間の220円分と、新大阪~天王寺間の280円分を負担しなければならず、追加で500円料金がかかることになります。よって、この区間でEXPRESS予約を使った節約金額は、580円となってしまいます。この場合は、回数券のほうが安くなります。
乗り継ぎがある場合は、注意が必要です。
回数券を手に入れよう!
新幹線を頻繁に利用しない方や、ネットでの手続きが面倒な方には、切符での購入がよいかと思います。また、先ほど紹介したように乗り継ぎのある場合は、格安切符の購入がお得なこともあります。
新幹線では、お得な6枚セットの回数券を販売しています。例えば、東京~新大阪の区間の指定席の定価は14,450円ですが、回数券を購入することで1枚あたり13,690円となり、片道760円、往復1,520円節約することが可能です
ただし、回数券の有効期限は3か月なので、頻繁に新幹線に乗らない場合は、チケットショップでの購入をおすすめします。割引率は下がりますが、1枚単位で購入することができるので、とても便利です。チケットショップでの割引額の相場は、3~5%程度です。
例えば、昔、私がよくお世話になった、TOKAI京都駅前店の、新大阪発着の価格は以下の通りです。往復だと、1000円はお得になるので侮れません。
主な区間のおねだん(おとな片道1名利用)
路線 JR定価 当店価格 割引額 新大阪⇔東京(指定席) 14,450円 13,800円 650円 新大阪⇔新横浜(指定席) 14,120円 13,580円 540円 新大阪⇔名古屋(指定席) 6,560円 5,780円 780円
ただし、回数券には利用できない期間があるので要注意です。回数券が利用できない期間は、次のようになっています。
- ゴールデンウイーク(4月27日~5月6日)
- お盆(8月11日~20日)
- お正月(12月28日~翌年1月6日)
他にも、様々な規約があるので、購入する際には、JR東海の規約をよく読んでから購入してくださいね。
こだまを利用しよう!
ぷらっとこだまに乗ろう
時間をかけてでも、新幹線を安く利用したい方には、JR東海ツアーズのぷらっとこだまを利用するのがおススメです。
通常、東京⇔新大阪間の新幹線が10,300円(繁忙期は11,800円)で利用でき、さらにはソフトドリンクや350mlのビールに引換可能な1ドリンク引換券がもらえます。
当日購入はできなかったり、予約した時間に必ず乗らなければならないなどの制約があるもの、とてもお得に新幹線に乗車することができます。こちらのプランにもいろいろな規約があるので、詳しい情報は、ぷらっとこだまのサイトを確認してみてくださいね。
EXPRESS会員限定のこだま早得プラン
EXPRESS会員向けにも、こだま☆楽旅IC早得プランがあります。
主な区間のおねだん(おとな片道1名利用)
区間 こだま☆楽旅IC早特
(通常のグリーン車との差額)東京・品川 ⇔ 静岡 6,030円
(▲2,550円)東京・品川 ⇔ 名古屋 9,000円
(▲5,470円)東京・品川 ⇔ 新大阪 11,200円
(▲7,720円)
時間はかかるけれども、グリーン車でゆったりと快適に移動することができるので、時間の制約がない場合は、おすすめです。