効果的なトイレトレーニングで早めにおむつを外して節約
赤ちゃんのいる家庭において、おむつは欠かせないもので、消耗品の中でも毎月大きな額を占めていると思います。1歳でおむつ外しをすることも珍しくはなかった昔とは異なり、最近は3歳前後で外すことが普通になっています。
布おむつが主に使用されていた昔とは異なり、紙おむつの機能が上がっているということと、子どもの状態を見ながら焦らずに行えば良いという風潮が影響しているようです。
幼稚園に入園してもおむつをしている子がいる現代ですが、親の負担軽減と子どもの成長のため、そして節約のために早めのおむつ外しをおすすめしたいと思います。
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おむつ代ってどのくらい?
おむつの使用枚数には個人差がありますが、10日で1パック使うとすると1ヶ月で3パックです。安めのときに1パック1200円で購入した場合、1ヶ月で3600円、1年間で4万3200円、3年間で少なくとも約13万円に及びます。実際はもっとかかっている家庭が多いでしょう。合計金額で考えるとかなり大きな額であることに驚くと思います。
おむつ代を節約するために布おむつを使用するというのも1つの方法ですが、親の負担を考えると躊躇する人が多いと思います。でも入園前までにと3歳でのおむつ外しを考えていたのを1年早め、2歳で行うことで4万3200円が浮くと考えると、早めに試みても良いと思うのではないでしょうか。
トイレトレーニングの開始時期
トイレでおしっこをするということは、歩いたり言葉を話したりすることとは違って待っていれば自然にできるようになることではありません。しかし、昔は1歳でもおむつを外していたくらいなので、親の決意と根気、サポートによって必ずできるようになります。
ただ、早めにおむつを外したいと考えても、やたらと早く始めることは成功につながらず、親にとっても子どもにとってもストレスになりかねません。一度失敗してしまうと、再度スタートするのに時間がかかります。ある程度は子どもの様子を見てスタートする時期を決めることが早めの成功につながると思います。
では、何を基準に判断すると良いのでしょうか。開始の目安は3つの条件が揃っていることです。
- 自分でしっかり歩けること
- おしっこの間隔が2時間程度はあくこと
- 言葉をある程度理解し言葉や動作で自分の意思を伝えられること
参考サイト
トイレトレーニングの進め方
開始時期
暖かくなってくる春から夏が良いでしょう。家の中ではパンツ1枚で過ごせるのでおもらしをしても洗濯の手間が最小限になります。
事前準備
おしっこはトイレでするものということを教えていきます。親の姿を見せ、トイレでするのは気持ちが良いということを伝えます。また、お気に入りのキャラクターの補助便座などを用意し、トイレは楽しい場所、行きたくなる場所であると印象づけます。トイレに興味を持ってきた頃が良い時期です。
進め方
おしっこをしても快適に過ごせてしまう紙おむつをやめ、トレーニングパンツやトレーニングパッド、普通のパンツにします。トイレでしないと不快であることを自覚させるのです。
処理に手間はかかりますが、普通のパンツを使用することが近道にはなります。おもらしをしても叱らず、「次はトイレでしようね」という声かけをするだけにし、プレッシャーをかけないことが大切です。
あとは自分でトイレでしたいと思えるまで根気よく待つだけです。途中で諦めておむつに戻すことをしなければ、早くて2、3日、遅くても1週間くらい経つとトイレでしようとし始めるはずです。その間はおもらしの処理、洗濯物が増えることは覚悟しましょう。この期間を親子一緒に乗り切ることで、その後の生活が変わります。
おむつをしていない姿を見ると子どもの成長も感じられるでしょう。毎月のおむつ代もかからなくなります。いつかは始めることです。思い切って早めに始めてみましょう。