もう交換?と感じたら…トイレットペーパー節約2ヶ条
トイレットペーパーの減りが速い…この悩みを持つ方は多いかもしれません。
たとえば、勤務先を退職したばかりの主婦が感じる悩みのひとつです。それまで日中のトイレは職場で済ませていたため、家庭でのトイレットペーパーの減り具合はさほど気にならなかったのです。また、清潔への意識が高い思春期の娘さんをもつご家庭、もともと神経質な方にも共通する悩みかもしれませんね。
極端に使用回数を減らすわけにはいかないトイレットペーパーですが、適正量を心がけ、できるだけの節約をしたいものです。
今回は、トイレットペーパーの減り具合が気になるあなたに「トイレットペーパー節約2ヶ条」をご紹介します。
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1.基本中の基本!ダブルよりもやっぱりシングル
通常販売されているトイレットペーパーの1本あたりの長さは、シングル60m、ダブル30mです。
一見するとシングルの方が断然お得な気がしますが、ダブルは2枚重ねのため半分の長さの30mなのです。それなら、ダブルを少なめに使用すればシングルと厚みは同じ…最終的な使用量はさほど変わらないのでは?という疑問が出てきます。実際はどうなのでしょうか。
トイレットペーパーを使用する際、15cmほど引き出し2、3回転させて重ねることで厚みを持たせることが多いと思います。
- シングル6枚重ね(計6枚)
- ダブル3枚重ね(計6枚)
この場合の厚みは同じですね。では、こちらはいかがでしょう。
- シングル5枚重ね(計5枚)
- ダブル3枚重ね(計6枚)
シングルが若干薄めですが、おそらく使用感は変わらないのではないでしょうか。つまり、同じ使用感でもシングルの方が15cm短い長さで済むのです。
一方、ダブルはダブルであるために2の倍数しか重ねられず、5枚重ねや7枚重ねにはできません。
これは、シングルは使用する長さの融通がきき、その分無駄な厚みを減らせるということ、つまり節約に向いているということです。
どうしてもダブルのソフトな使用感が大好きで…という方でなければ、シングルをおすすめします。
2.基準は30cm!適正サイズを意識せよ
「トイレットペーパーの使用は◯cm以内」昔、こんな校則があったとか、なかったとか…。校則で決められることではないかもしれませんが、無駄遣い防止のために長さを意識することは大切です。
厚めに重ねて2回拭き、仕上げは薄めに重ねて1回拭く…などと、人は無意識のうちに自分の衛生観念や使用状況に応じてペーパーの長さや使用回数を決めています。
しかし、無心にペーパーホルダーをガラガラガラ…と回しているならば、かなり無駄遣いしている可能性があります。
そこで実践したいのは「30cm」を意識するということ。
これはペーパーを30cmの使用で済ませるということではありません。以下の手順でご自分の適正サイズを探るための基準となる長さなのです。
- ホルダーから約30cmのペーパーを引き出す。
- さらに30cm引き出し、30cm幅で2つ折りの状態にしてカットする(合計60cm)。
- 2つ折り状態のペーパーをさらに小さく畳んで拭いてみる。
- 薄く感じるなら、もう30cm足した90cm(3つ折りして30cmになる長さ)で試す。
このように30cmの倍数の長さで適正サイズを探ります。小用なら90cm、大用なら120cm程度が適当かもしれません。
- 60cm(2倍)
- 90cm(3倍)
- 120cm(4倍)
この3パターンの長さを試し、自分にとっての適正サイズを見極めましょう。もちろん、不衛生が最もいけませんから、無理に短い長さで済ませようと思わないで下さい。90cmで事足りるところを2m使ってしまう事態を防止するための節約術です。
それにしても何故30cmなのか。それにはこんな理由があります。
- お子さんでも目分量で計りやすい(30cm定規を学校で使うため)
- ホルダーから体の中心までの長さが約30cm
このように、家族全員が意識しやすい長さなのです。トイレのカベに30cmのマスキングテープを貼っておくとさらに目安になりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
- シングルを使用
- 30cmを意識
ぜひこの2ヶ条を意識してみて下さい。
最初は30cmをいちいち計ったり折り畳んだりするのは面倒かもしれません。しかし、適正サイズを把握すればあとは楽ですし、今後は今までより何ロール分も節約できることは間違いないでしょう。