TNCのSIM(モバイル4G/D)ミルプランのメリット・デメリット
TOKAIグループのTNCが提供しているモバイル4G/DというサービスのSIMを利用しています。SIMを使っている端末はASUSのZenfone2で、主にスマホのデータ通信や、外出先でデザリングでノートパソコンを接続するためのポータブルWi-Fiルーターとして使用しています。
料金は毎月3GBのデータ通信ができるミルプランというプランで、SMSが利用できるオプションに加入していて税込で約1,100円です。
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契約について
格安SIMを提供するサービスプロバイダーがたくさんある中で、TNCにしたのは最終的に料金でした。プラン自体はそれほど他者と大きな違いはありません。しかし、自宅のブロードバンド回線のプロバイダーとして利用しているため、毎月200円の割引が適用されています。なので実質的には約900円で月々利用できている計算になります。
料金について
料金体系はすごくシンプルで、毎月のデータ通信量が3GB、5GB、7GBかという違いのみでした。
オプションとしてSMS機能をつけたり、通話機能をつけたりすることができるようです。
割引なしの月額の料金は安くもなく高くもなくといった感じです。同じようなSIMカードを探すと値段の設定はほぼ横並びなので、料金的に大きなアドバンテージがあるわけではありませんでした。
ただ、そこからセット割引で200円安くなることを考えると、他の会社のプランと比較してお得感があります。
プランについて
料金体系がすごくシンプルで分かりやすいので、「実際に自分が毎月どれくらい使うか」で単純に決めることができます。プランがLTEに対応しているとかしていないとか、そういうまどろっこしいものはありません。
最近では複数枚のSIMで使えるという会社も聞きますが、そういうことはできないみたいです。
なので、ただ単純に安いデータ通信SIMが欲しいという人向きな気がします。プランがシンプルな一方で融通が利かないところもあって、オプションや毎月のデータ通信量はプランの変更ではできず、新規の申し込みで別のSIMを使う必要があるそうです。
途中での解約での違約金はないのですが、SIM発行の都度、初期手数料が税込で3,240円掛かるそうです。
申し込みについて
私のようにLTE対応のスマホを持っていて、毎月ある程度のデータ通信をしたい人やサブ回線としてメインキャリアの通信制限や補助として使うことを想定している場合なら、特に申し込みや契約でネックになることはないと思います。
初期手数料の3,240円が微妙に高いかなと思っていましたが、キャンペーンなどで安くなったりするというのを後で知りました。
私の場合はネットで申し込み、3日後にSIMカードが届きました。さすがに店頭で直接購入できるものよりは利用で入るまで日数を要しますが、どこの会社でもきっとこのくらいの時間は掛かるのではないかと思います。
大きなトラブルもなく、使い始めてから1年弱になりますが、いまのところ不便を感じていません。
料金がすごく安いとか特徴的なサービスやメリットはないので、超ビギナーか、ある程度利用の用途が固まっていたり、シンプルに使いたい人には利用しやすいサービスだと思います。
可もなく不可もなくといった料金設定なのですが、オプションの後付けができないというのは考慮しておいた方が良いと思います。
申し込みをしてから短い期間で利用用途が変わったり、データ通信量を使うときと使わない期間が激しい人にはデメリット担ってしまうと思います。
なんにせよプラン変更=SIMカードの再発行、つまり3,240円が掛かるということなので、ちょっともったいないと思います。