節約で美髪に!?秋冬こそ「間引き洗髪&ブラッシング」を!

  • mamebana

美髪

みなさんは、毎日髪を洗っていますか?

「当然!」という声が聞こえてきそうですね。汗ばむ夏はとくに毎日洗って頭皮をすっきりさせたいものです。

肌寒くなってきた今も、夏と同じペースで洗髪している方は多いと思います。

しかし、汗はかかなくなるものの、皮膚の乾燥が気になる季節です。

洗い過ぎはかえって頭皮の乾燥を招いてしまいますし、シャワーの温度を上げるとガス代も気になりますね。

そこで、もしあなたが次のようにと思っているのなら、「間引き洗髪&ブラッシング」をおすすめします!

  • 寒い季節は髪のパサつきが気になる
  • お金をかけずに美しい髪を保ちたい!
  • 美容代や水道光熱費を節約したい!

「間引き洗髪」とは2日に1度程度の洗髪、「ブラッシング」は洗髪しない代わりにブラシで汚れを落とす方法です。

汗が気にならず、乾燥しがちな今の季節が始めるチャンスです!

まずは1回の洗髪にかかる費用からご紹介します。

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1回のシャンプー&リンスに使うお湯の量は?

水道

シャワーの湯量は分かりづらいため、洗面器を使って試してみました。

洗面器1杯の湯量は3l(リットル)します。

※カッコ内の数字が洗面器のお湯を使った回数です。

  1. 髪を湿らせる(2)
  2. 泡立てたシャンプーを洗い流す(3)
  3. リンスを洗い流す(3)

合計8杯、24l(リットル)でした。

もちろん髪型や洗い方の違いで多少の差はあります。ショートヘアなら充分ですが、ロングヘアならギリギリの量です。

もしもシャワーを流しっぱなしで使ったとすると、さらに相当な量を使っていることになります。

気になる水道料金ですが、東京都水道局のホームページを参考にし、1lあたりの約0.3円を目安に考えることにします。(自治体や住宅の規模により料金は異なります。)

0.3(円)×24(リットル)=7.2(円)

すると1回あたり約7.2円となり、意外に少ないと感じるかもしれません。

しかしガス代を忘れてはいけません。

ガスはガスの種類や温度設定などにより違いがあるので一概にはいえませんが、使ったお湯の1割増くらいを目安に計算します。

7.2(円)×1.1=7.92(円)

このガス代と先程の水道代を合わせると…

7.2(円)+7.92(円)=15.12(円)

洗髪1回あたりの水道・ガス代は約15円となりました。

もちろん、これは1人の場合です。

家族が4人なら…熱めのお湯が好みなら…自分以外の家族が無駄遣いしていたとしたら…様々な場合を想定すると、15円は決して安い値段ではありません。

シャンプー&リンス1回あたりのお値段は?

シャンプー

今をときめく女優の杏さん、歌手・俳優の福山雅治さんがCMをしている「TSUBAKI エクストラモイストシャンプー」のMサイズを使っていると想定しましょう。

価格は500ml(税込832円)、コンディショナー(リンス)も同様です。

一般的なポンプタイプのシャンプーの1プッシュが約3mlですから、セミロングの女性を想定し1回分は2プッシュの6mlとします。

すると1ボトルで使える回数は、

500(ml)÷6(ml)=83(回)(小数点以下切り捨て)

83回使えるので、

832(円)÷83(回)=10(円)(小数点以下切り捨て)

シャンプー1回10円、シャンプー&リンスで20円です。

さらに水道・ガス代と合わせると、1回の洗髪の費用は35円ということになりますね。

ちなみにロングヘアでは50円近くかかります。

さあ、「間引き洗髪&ブラッシング」を始めよう!

まず、2日に1回の「間引き洗髪」を行えば、一カ月あたりで525円の節約になります!

しかし、これは単なる節約にはとどまりません。

1日洗髪を省略することで、頭皮の皮脂を有効活用できるのです。

そのためにヘアブラシで髪をとかす「ブラッシング」を積極的に行います。

ブラッシングには、次のような髪を整える以上の効果があります。

  • 頭皮や毛髪の汚れを落として清潔を保つ
  • 皮脂を髪全体にゆきわたらせ、パサつきを防止する
  • マッサージ効果で美髪と頭皮の健康を保つ

気になる清潔面もブラッシングが解決してくれます。秋冬に肌が乾燥する方にはとくにおすすめです。

高価なアルガンオイルも結構ですが、皮脂はもちろん無料。

どんなオーガニック素材にも負けない自前のトリートメントです!

ブラッシングには、次の3つポイントがあります。

  • 毛先が丸く、大きめのクッションブラシを使う
  • 頭の中心から耳脇、うなじまで全体的にマッサージするイメージでとかす
  • 1分くらいかけ、フケやホコリを洗い流すイメージでとかす

また、洗髪をする日も事前にブラッシングするのを忘れないで下さい。髪通りが良いとシャンプー剤がすすぎやすく、節水にもつながります。

おわりに

いかがでしたか?

「間引き洗髪&ブラッシング」は、単なる節約法ではありません。

節約しながらツヤ髪もゲットできる一石二鳥の節約&美容法です。

美しいツヤ髪が手に入ると同時にお金も貯まるなんて、すてきなことだと思いませんか?

ぜひこの秋から試してみて下さいね。