株を始めたい専業主婦必見!20万から始める初めての株入門

  • mamebana

株

来年から株を始めたい!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。とくに収入のない専業主婦は、少しでも自分の手で手持ちの資金を増やしたいと思う方が多いと思います。私もその思いで昨年から株を始めました。

なけなしの貯金を使うのですから失敗は許されません。しかし1年で多くの失敗を経験しました。何とか減った分は取り戻し、本当にわずかですが利益を出すことはできました。

今回は自分の振り返りや反省を材料に、これから株式投資を始める方のために株初心者10の心構えをまとめてみました。

スポンサーリンク

1.投資資金は20万円スタートで

株価

「株取引は、必ず余裕資金で行いましょう。」

多くの入門書には大抵このように書かれています。余裕資金とは、たとえ失っても生活に支障がない資金ですが、もちろん人それぞれ違いますよね。

極端な話、3万円もあれば取引可能です。200円台の株もあるからです。
但し、投資の幅はかなり限られます。銘柄を広い範囲から選ぶには1000円台の株も視野に入れたいところです。すると20万円は必要です。(100株単位で購入する場合)

人によっては少ないと感じるかもしれませんが、初心者が慎重に運用するには充分な額です。

2.現物取引のみ行う

失っても支障はない余裕資金…といっても、大切な財産を失いたくはありませんよね。定期預金と違い資金の減る可能性がある株取引ですが、できる限り財産を守る対策はあります。

それは、最も基本の株取引である現物取引のみ行うことです。証券会社からお金を借りて行う信用取引は、大きな利益を得ることもありますが、いわゆる「ハイリスクハイリターン」です。投資資金が0になるばかりか追加の支払いをしなければならない可能性もあります。

一方、現物取引は株価が下落しても資金の一部を守ることはできます。2000円の株が1500円に下落するのは大きな損失ですが、それでも半分以上の資金は残せます。0円まで下落することはあまりなく、仮になったとしてもマイナス分の支払いなどは決してありません。

参考サイト

信用取引とは

3.日経平均株価を毎日チェック

日経平均株価が保有株に影響を及ぼすとは限りません。しかし、大幅に下落しているときは保有株もつられて安くなっている可能性大。スマホやニュースでチェックしましょう。

4.好きな企業の株を買う

株取引をストレスなく行うには、好きな企業の株を買うことがおすすめです。好きだからといって株価が上がるとは限りませんが、少なくとも自分の心を掴む何かがある優良企業ともいえます。但し、その企業の業績や評判は冷静にチェックしましょう。

5.PERが高すぎるものは買わない

株価には様々な難しい指標が存在します。初心者には難しいものですが、株価の割安性を示すPERはチェックした方が良さそうです。慎重な投資を行うなら、割高さを感じないPER30以下の株を探しましょう。

但し、あくまでも目安に過ぎません。購入の判断材料のひとつとして捉えましょう。

参考サイト

PERを知る

6.3銘柄以内で運用

20万円の資金では多くても3銘柄くらいしか買えませんが、様々な保有パターンを試すことができます。1800円株1つに絞るもよし、1000円以内の株を徐々に買い増しするなど、いろいろ勉強しながらも損失は多く出さずに済みます。

7.今は買わない銘柄もスマホで株価チェック

保有株の株価チェックは必須ですが、そうではない株もいくつか見繕っておくと後々役立ちます。スマホのアプリに数銘柄登録し、毎日チェックしましょう。保有株を売却したとき、乗り換え候補をすぐ見つけられるかもしれません。

8.1年間で増やす金額をはっきり決める

「売却の目安は買値の20%増」と、あらゆる入門書に載っています。売り時を間違えないためには必要なルールです。しかし、「1年で5万円増」とはっきり目標額を決める方が初心者には分かりやすいかと思います。

常に下落のリスクが伴う株。「とにかく5万円確保!」と心得ておけば、ある程度含み益が出たときに迷いなく売却できます。

9.定期預金よりも利益が出せればOK!と前向きに

投資初年度、私が得た利益は多くありません。3万円の売却益と、合計6000円相当の株主優待です。カリスマデイトレーダーに笑われそうな結果ですが、定期預金に比べればかなりの額。どんなに少なくとも利益を得られたのなら、前向きに受け止めたいものです。

10.株初心者向けの本を1冊読む

最初は入門書を1冊でも購入することをおすすめします。取引に慣れるまでは本を繰り返し見ながら覚える必要があるからです。

また、「やさしい株のはじめ方」というサイトは分かりやすくて参考になりました。管理人の竹内弘樹さんの著書もおすすめです。

いかがでしたか?

投資スタイルは人それぞれですが、初めて株を始める方に参考にしていただければ幸いです。

これらはあくまでも筆者の経験から得たことで、すべての方に当てはまるとは限りません。株取引を行うに当たっては必ず自己責任でお願い致します。