スプレー式で調味料も油も節約

  • ねるこ

調味料

夫が第二の職場に移行して収入が激減。これはまずいと節約生活を始めることにしました。ところが、夫も第二の職場に慣れないせいか、ストレスからか血圧が上昇。医者からは塩分、脂分を控えめな食生活にするように言われる。健康にもよくて、なおかつ節約できることは何かと言ったら調味料や油を減らすことだと考えた。何よりも健康になることは医療費の節約にもつながる。

そこでまず、調味料の入れ物を小さくした。砂糖や塩はねじって蓋をするタイプに入れ、使うためにはいちいち蓋を開けなくてはいけないように。調理中はけっこうこれがめんどうくさくて、一回調味料入れると追加でいれることはしなくなった。

また、ふり塩など上からかける塩の入れ物は使わなくなった。同じように、コーヒーなどを入れる砂糖壺も片づけた。極めつけはスーパーで見つけたスプレー式の油入れと液体調味料入れだ。文字通り油やお醤油、お酒などを入れて使うと、スプレーになって中身が出てくるのだ。これは劇的に使う量が減った。

健康的にも経済的にもずいぶん効果がある。味もほとんど変わりわない。特に油だ。もちろん、天ぷらなどの揚げ物はスプレー式では足りない。だが、普段の炒め物などの料理にはスプレー式で十分だ。

また、パスタをゆでて、これをくっつかないように油をかけるが、こんな時はむしろスプレー式で油をかけたほうがまんべんなくかかり無駄もない。お皿の下に余分な脂がたまることもないので洗うのも簡単だ。

スプレー式に替えてから数年たつが、スーパーのチラシで油が安売りされるたびに、だいたい2か月に一度ほど買っていたのが、4か月か半年に一度ぐらいの割合になった。

これはいいということになって、油も種類別にスプレー式の入れ物に替えた。全部で三種類。一つは普通の油(我が家はキャノーラ油)、二つ目はゴマ油。これは中華料理の最後の香りづけやぎょうざの仕上げにかけるのに最適。三つ目はオリーブオイル。これはもちろんイタリアンによく使う。オリーブオイルは食パンにスプレー式でふりかけて、トーストで焼くとパンに何もしないで焼くよりカリッとし香ばしい。

もちろん食卓で使うお醤油もスプレー式にしたので使う量も少なくなった。味もまんべんなくかかるので、お刺身やお寿司はお皿にお醤油をさすのではなく、食べ物に直接かけるように家族全員がなった。お皿に余ったお醤油を捨てることもなくなった。そういう訳で、今ではスプレー式の入れ物は我が家の食卓の必需品になった。