一人暮らしの節約術!支出を3つに仕分けて無理なく節約する方法
一人暮らしは自由な生活ができワクワクしますよね。そこであれもこれもと生活雑貨や家具を購入しておしゃれな部屋作りをしたり。毎日の一人での食事は寂しいからと友達と外食したりと節約とは程遠い生活をする方が多いと思います。
ここではこの全てを我慢して苦しい生活ではなく、節約しながらも楽しい毎日を過ごす方法をご紹介します。
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まずは1か月の出費を確認しよう!
一人暮らしを始め数か月するとだいたいの1か月の生活リズムとともに毎月の必要な生活費がわかってきます。
ここで最低限絶対必要な生活費と、絶対ではないが必要な時もある費用と、特に使わなくてもいいような費用を分けて考えてみましょう。
①絶対必要な生活費
- 家賃
- 光熱費(水道・ガス・電気)
- 食費
②絶対ではないが必要な費用
- 通信費(携帯電話・インターネット)
- 交際費
③特に必要とはしない費用
- 外食
- 衣服
- 趣味
個人差はありますがだいたいこんな感じになると思います。
この中で②と③の費用についてこれまでどのように使っていたか、そしてどのくらいの頻度で必要だったかを考えます。
外食は月に(週に)どれくらいの頻度で行って、どのような場所でどれだけ使っているか。衣服は持っているもの以外にどれだけ家に持っていて、さらにそれに加えてどのような時期に何を買っているかなどをザッと調べます。
また、①の絶対必要な生活費の中でも少しでも節約できそうなものはあるかを見つけます。例えば、光熱費は水道の水を出しっぱなしではないかとか、シャワーとお風呂だと両方試してどちらが水道代が高いだろうと比較するのも参考になります。
最初は面倒ですが、あまり細かくいろいろと調べず、なんとなくの自分の毎月の出費に関して把握したら次のステップに進みましょう!
節約するにあたりできることは何かを考える
だいたいの出費そしてそれが必要な事柄とそうでないものがわかったら、次はこの中で今の自分に無理なくできる節約は何かリストアップします。
絶対必要な生活費の節約術
まずは①の絶対必要な生活費。
家賃に関しては家を決める時点で自分が毎月払っていける範囲で皆さん決めていると思います。これに加えおすすめの節約方法は、気の許せる友達と家をシェアすることです。
理想は2DKほどの部屋を見つけ、家賃を半分、または部屋の大きさでお互い交渉して家賃を決めます。
シェアは一人暮らしの自由がなくデメリットが多いと思われるでしょうが、それを上回るメリットは多いです!
いくつかあげますと、まず家賃が一人暮らしより安くなるのに家が広い(ダイニングまたはリビングがあってキッチンが広め)、光熱費が全て折半(つまり基本料金も折半)できます。
そしてこれ以外にもシェアすることによるメリットは食費にも影響します。
家に一人ではないので、寂しいから友達と外食して帰ることも少なくなり、シェアしている友達と一緒に料理して家で食べるという楽しみが増えます。
さらにお互いの仕送りの食材(野菜や肉、米など)をシェアすることにより、普段の買い物の量も減り食費にかける金額がグッと減ります。
シェアだからと言ってプライベートが全くないわけでなく、むしろプライベート重視だけど、時々リビングまたはダイニングに集って話や食事をする仲間がいるという感覚です。
きちんと決めたルールを守っていればそれで成立するのです。
以上はシェアした場合の話ですが、もしシェアせず完全一人暮らしを選んだ場合の①の無理ない節約方法は、まずは水道代です。
毎日絶対お風呂でないとダメ!という人以外は週5~6日はシャワーで1~2日だけお風呂にしてみてください。これだけでも水道代は違います。もちろん洗髪などの際はいったん水を止めることをおすすめします。
そして食費、可能であれば実家からの米や野菜の仕送りがあることを仮定して、週に使う金額を設定する。(例えば毎週¥2000)もちろん外食は含めません。
この中から毎週¥2000以内でやりくりできるように買い物をします。
ですから、1つの場所での買い物より、より安い場所をみつけ複数の店舗から購入することで節約できます。
さらにお昼はお弁当を作って行くと週のほとんどの食費は随分とかわります。
絶対ではないが必要な費用の節約術
次に②の通信費と交際費はどうでしょう?
今の世の中、携帯がないと生きていけない!という人がほとんどでしょう。これを絶対必要ではないかもと節約のために処分するにはとても勇気がいります。
ただ、携帯電話を持ちつつ節約するとなればできますよね?
一家に一台あるパソコンの通信費も含め節約したいものです。
そこで考えられるのは、インターネットと携帯の両方がこれ1つで同時に加入でき安くなるというシステムを利用することです。例としてeo光です。
このような会社を利用すれば通信費を少しでも抑えることはできます。
また、交際費に関しては、友達を家に誘ってお茶をするとか、または料理をふるまうとかして時には節約しながらも楽しくおしゃべりをする時間をもうけるのも1つの方法です。
家で食事やお茶をするメリットとしては、時間を気にしないでいいので、お互い時間の許す限り楽し時間を過ごせます。
特に必要とはしない費用の節約術
最後に③の特に必要ない費用ですが、これらはお金が全くなかったら欲しいなとか行きたいなと思っても何もできませんし、それはそれでなくても生活はできます。
外食は全くしないのはストレスもたまるでしょうから、月に1回の給料日に自分へのご褒美としてとか、何かの記念日(自分の誕生日など)や久々会う友達との会食の際に行くと決めたら回数は減ります。
洋服に関しては個人差があります。洋服だけでなくバッグや靴などの小物も欲しい人は季節が変わるごとに欲しいと思いますよね?
まずは今持っている自分の洋服を把握し、なるべくそれに合わせやすく、流行り廃りのないものを必要な時期に購入する癖をつけるといいと思います。
クローゼットは小さ目であまりたくさん収納できないものを置くことをおすすめします。そうすると無駄にたくさん購入しなくなります。
趣味こそ人によって様々ですね。お金のかかるものもあればそうでないものいろいろです。趣味はある意味ストレス発散のアイテムの1つでしょうから、これを我慢するのはできないでしょう。
ただ、趣味でお金のかかるものは少し回数を減らし、もう1つ別のお金のかからない趣味を持つことで調和されるでしょう。
一番節約できる趣味は寝ることですね。
身体も休まり電気代も節約、一石二鳥どころか一石何鳥にもなりますよ。
以上の中で「まずはこれはできそう!」と思うものから少しずつ試してみましょう。無理をすると3日坊主で終わってしまいます。
数か月後には実感、そして新たな目標を
出来る範囲の節約を始めて数週間、または数か月経つと少しずつですが節約できていることを実感すると思います。
友達も同じように節約している人がいれば、お互いにさらに節約に向けての情報交換をして楽しく協力できることでしょう。
そのうち慣れてくると節約のことばかり考えず、節約しているのに楽しく余裕を持った生活をしている自分にも気付くはずです。
もし最初に設定した節約方法で物足りないなと感じたら、その時点で改めて今後の目標を立て、今までよりさらに実行できそうな節約をするといいでしょう。
節約=貯金とも考えられますが、最初に具体的にいくら貯めたいと設定しても、その金額に達成しなかったらその時点でモチベーションが下がり、それこそ3日坊主になります。
それよりも、まずは自分にできる範囲の節約を楽しみながらしていく、その積み重ねが目標達成につながります。
節約方法を考え実践することで生活の知恵も身に着けられます。これをさらに部屋のインテリアでの節約や節約した掃除方法などたくさんのジャンルの節約法を考え、一人暮らしを楽しく有意義なものにしてください。