セレクトショップで粗悪品を購入した経験を活かした質の良い服選び
学生時代にはアルバイトで貯めたお金を使って、オシャレな服を有名セレクトショップや通販でよく購入していました。
若いうちからファッションに関心があったのですが、セレクトショップというのは個性的なアイテムが揃いやすい反面、中には生地や縫製の技術に難のある製品も実は少なくなく、特にコットン生地のTシャツ等では、値段が数万円と高価なくせに一度の洗濯で形が崩れてしまうものもあるのです。
自分はいわゆる「裏原」ブーム時にオシャレに関心を持ったのですが、今では少なくなったとはいえ、当時は粗悪(質の悪い)製品を堂々と売りつけるお店も少なくありませんでした。
今までに失敗した経験から、わざわざ大金を使うのではなく、コストパフォーマンスの良い買い物術を身につけましたので、参考にしてもらえると幸いです。
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値段が高いから質が良い高いとは必ずしも比例しない
衣服の値段というのは材料や仕立ての際にかかる品質管理のコスト以外にも、デザイン料やブランドの広告料、高級路線の戦略がある場合ではイメージ料も加算されることになります。特にセレクトショップで販売されているアイテムには全般にあてはまることです。
これらすべての要素がバランスよく備わっているのであれば、買う方としても納得できるのですが、一部の製品では値段先行型とでも言えばよいのか、品質とのギャップが著しいものもあるのです。
冒頭でも述べたTシャツですが、まあひどいものでは数万円もするのにすぐにダメになるものも存在、確かにタグには洗濯マークは記載されていないのですが、そういった製品でも何回~何十回の洗濯に耐えられる安価な製品は山ほどあります。
もちろん慣れてしまえば、生地を触っただけである程度の素材の良さ、洗濯に対する耐久性は判明するのですが、ちょっと初心者には難易度の高い方法でもあります。
定番アイテム、シンプルデザインのアイテムは量販店で
そこでおすすめなのが、「似たようなアイテムを量販店で探す」です。いわゆるユニクロとかGU、その他にも外資系を合わせると多くのこういった量販店は存在しています。
今から10年程前といえば「安かろう悪かろう」を代表するような製品も多かったのですが、企業努力によって現在は次のシーズンになってもまだまだ問題なく着用できるアイテムが基本となっています。
そしてデザイン性もここ最近は急激に高くなっており(まあ誤解を恐れずにいえば有名ブランドが発表したシンプルラインをそのままパクッているようなデザインではあるのですが)、探せばオシャレなアイテムというのは見つかるのです。
ここ最近はリネン生地のシャツ、スキニー素材のパンツ、その他ガウチョやスカンツ、プリーツスカート等が一過性のトレンドを超えて定番化しており、多くのブランドから発表されていますが、パッと見のシルエットではもう数万円のものか数千円のものかは判断できないくらいで、それほど定番アイテムにおけるハイブランドと量販店の差はなくなってきているのです。
また生地にプリントされたような衣服でも同じことが言えますから、ここ最近流行っているボタニカルイメージをプリントしたアイテム、もちろんボーダーやストライプといった定番柄は、安い量販店で揃えることでより効率的にオシャレを楽しむことができるのです。
さすがに織り方にコストをかけている生地そのものに特徴のあるアイテム、また斬新過ぎるデザインのアイテムはまだまだ量販店では扱っていないのですが、それでもこの方法を利用すると、これまで上下合わせて10万円程かかっていたものが5万円程に抑えることができるようになりますし、もっと安価にコーデを楽しむことも可能となるのです。