節約せざるを得ない状況が月24000円の食費を可能にした

  • 九条ねぎ

主婦の料理

ある友人に、食費を節約できる女性は主婦の鑑だと言われた事があります。

が、実際はそんな立派なものではありません。

収入とのバランスを考えると、どうしても節約せざるを得ない状況で、生活を維持するためには仕方のないので選択肢でした。

この10数年、私がしている食費の節約ですが、一番は1週間に1回しか食材の買い出しには行かないという事です。

正確に言えば、1週間に1回しか行けないという事ですが、はじめは苦労して気が狂いそうでした。

今となっては、逆に毎日買い物に行く人が不思議で仕方ありませんが・・・。

まず、当時子供の給食献立をよく見て、かぶらないようなメニューを1週間分決めます。

それによって、何が必要かがわかるので、必要なものを書きだしてメモを持って買い物に行ってました。

1週間に使える金額を決め、万が一オーバーしてしまえば翌週はその分使える額を少なくして調整しました。

次に実行していたのは、たとえば大根の皮や人参の皮を剥いたら捨てずにとっておきます。

鶏肉の皮なども、剥いでとっておき、場合によっては冷凍して、捨ててしまう部分でもう一品作っていました。

また、お肉などは買ったらすぐに1トレーからいくつかに分け、一度に使いたいのをぐっとこらえて他の食材でかさまししたりしました。

子供のおやつは、パン耳をあげてチョコをからめたり、焼いてラスクにしたりと工夫しました。

食費を節約するということは、いかに食材を無駄にしないかというアイデア勝負でもあります。

はじめのうちは、なんだかすごく惨めな気持ちでした。

好きな時に買い物に行けないし、好きなものが買えないのですから、ストレスもたまります。

しかし、頑張ってつづけているうちに、それが当たり前の事になり、料理のレパートリーは増えるし、手作りのおやつは子供にとても好評で喜んでくれたので、意欲が湧いてくるようになりました。

今でも、一家4人で月に24.000円しか食費はかかっていません。その結果、ほかにお金を回せているので、これからも続けていくと思います。