衣類節約に白黒はＮＧ？最も長持ちするインナーの色とは

衣類の節約というと、つい上着類に目が行きがちです。

しかし、上着よりも回転が早く、定期的に入れ替えなければならないのは、トランクス、ブラジャーなどの下着を含めたキャミソール、タンクトップなどのインナーではないでしょうか。

安価なものは持ちが悪く、かといっていくら丈夫でもインナーに上着並みのお金をかけるのもためらってしまいますね。

いくら表に見えないインナーでも、黄ばんだものや毛玉だらけのものは考えものです。

頻繁に洗濯されるインナーは、長持ちするほど優秀です。

メーカー、素材、選ぶ基準は様々ありますが、今回は「色」に着目し、各色のインナーの特徴や、どの色のインナーが最も長持ちするのかご紹介します。

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インナーのド定番、白はやはり最適なのか？

女性でも男性でも、真っ白な下着は清潔感にあふれています。

しかし洗濯している主婦ならおわかりでしょう。

白い下着は汚れが目立つのです。

下着という役割ゆえ、黄ばみは時間の問題ですね。しかも、夏場などはうっかりすると「ピンクの汚れ」までついてしまいます。

「ピンク汚れ」の原因は酵母菌。体から分泌された皮脂を食べて増えるのだそうです。

頻繁に洗濯すれば防ぐことはできますが、忙しい現代人、ついうっかり洗濯しそびれることもあるでしょう。

黄ばみもピンク汚れも酸素系漂白剤で落とすことができますが、色が若干残ってしまうこともあり、衛生面で問題がないにしても気になってしまいますね。

もちろん、漂白剤を使えばそれだけお金も水道代もかかります。

できるだけ洗濯にかける余計な負担はかけたくないもの。

白はインナーの定番色ですが、実は欠点も多いのです。

使いやすい色ナンバー１、黒ならＯＫか？

それなら、黒いインナーならどうでしょう。

女性の黒いブラジャーやパンツは普通に販売されているものの、好みが分かれるところです。

男性であれば黒いトランクスやボクサーパンツならそれほど違和感はありませんが、年配の方やブリーフ派には抵抗があるかもしれませんね。

それでも黒のインナーは若い世代を中心に受け入れられていると思います。

上着もそうですが、黒は使いやすい色であり、とくに女性にとってはキャミソールの肩紐などが「チラ見え」しても抵抗ない色なので、重宝されています。

秋冬には欠かせないタイツやストッキング、そしてレギンスなど、女性はインナーに黒を多く取り入れますね。

だからこそ女性は気がつくと思います。

取り入れやすい定番色・黒にも、大きな欠点があるのです。

そう、ものすごく、「劣化」が目立つんです。

黒いインナーは、毛玉はもちろん、毛羽立ち、色あせがとても目立ちます。

「まだ着られる」と思っても、見た目がみすぼらしいインナーでは、女性だけでなく男性にとっても避けたいものではないでしょうか。

最も節約に向いているグレーをチョイス！

では、何色がインナーに適しているのでしょう。

それは、「グレー」です。

グレーも、「チャコールグレー」や「ライトグレー」など様々な種類がありますが、どんなグレーでも白や黒よりも見た目の劣化は目立ちません。

もともと黒や白の混じった色ですから、繊維が毛羽立っても、多少毛玉ができてしまってもそれほど気にはなりません。

色褪せたとしても、もともと色あせているような色あいなので、これもまた気にならないのです。

万が一汚れの色が若干残った場合でもそれほど目立ちませんから、衛生面に問題がなければ抵抗なく着用することができます。

おそらく白も黒もグレーも、実際の劣化の度合いは変わらないでしょう。

しかし、汚れや劣化が目立たないということは…

• ゴムや布が伸びたり切れたりしない限りずっと使える。
• 必要以上に漂白しなくてもよいので漂白剤代がかからない
• 漂白による負担が少ないため、生地が傷まず長持ちする。

と、節約の面からとても優秀で、他の色のものよりずっと長く着ることができるのです。

まとめ

いかがでしたか？

年の瀬はぜひ、下着類の入れ替えを行いたいものです。

新しい年をキレイなインナーで迎えることは、風水的にもよいと聞いたことがあります。

買い替えの際は、劣化が目立たず長持ちするグレーのインナーを中心に揃えてみてはいかがでしょうか？