廃れた照明器具を使い新製品より大幅な節電を実現

  • yokky

光熱費の中で一番変動があり季節にもよりますが、安くしようと思ってもなかなか安くならないのが電気代です。

かといって現代の電気ありきの生活では使わないという選択肢はとれないと思います。ならば周りから比べこのまま減らすことができなく長年蓄積していくと考えるなら、今のうちに節電効果の高い家電製品へ買い替えたいと思うでしょう。

そこで電気代の削減に最適な商品の組み合わせを紹介していこうと思います。

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節電家電の見直しの基本の一つは照明器具

照明器具

電気というと日本人は照明器具も同義の如く日常会話で使われると思いますが、それほど単純に電気を消費するものとして使われ馴染み深いものだと思います。

最近ではLED照明器具も普及していますが、それを設置して使用している以上はLED照明器具以上の節電効果をもった照明器具は無いようにも思われるかも知れません。

ですが照明器具もちょっとした組み合わせでLED照明器具よりも電気代を削減できる照明器具が実はあり、そのうちの半分はかなり昔からあるものです。

それは照明器具とLED電球の組み合わせで、照明器具はペンダント形(笠が付いているもの)で光源部分がソケット式のものですが、最近は白熱電球は電気代がかかるからということで国内メーカーでも家庭用の生産は減縮しています。

ですがこのペンダント形でソケット式の照明器具は非常に安価です。デザインを気にしなければ5000円もせずに購入できます。

それに必要な光源はLED電球を使うのですが、100W相当のボール球であれば1300ルーメン(光の明るさ)以上とれるので、6畳間ではこれで結構こと足ります。価格は2000~3000円で購入できます。

照明器具とLED電球の組み合わせで約8000円以下でそろえられ、それなりに安価ではありますが、ここまででは節電についてのメリットがどこにあるのかイマイチだと思いますが、6畳間用のLED照明器具の消費電力は40W弱で、6畳間でこと足りる100W相当のLED電球の消費電力は11Wほどです。

消費電力が約4分の1なので電気代も約4分の1も削減することができます。

今は流行りじゃないとしてメーカーも製造を減縮している照明器具も使い方を少し変えてみるだけで、節電効果が抜群で安価に手に入るようになりメーカーもこぞって競い合っているLED照明器具よりも更に節電効果の高い照明器具に早変わりします。

ではリビングなど広い部屋ではどうするかというと、同じくペンダント形で2連ソケット式の照明器具にすると約2倍の光度をもつ照明器具になりますので、10~12畳ぐらいまではこと足ります。

因みに12畳用のLED照明器具の消費電力は約50Wでペンダント形の器具とLED電球の組み合わせは約11W×2個ですので約22Wとなります。

6畳間ほどではありませんが半分以上の電気代の削減が見込めます。

この組み合わせで照明器具の電気代としては顕著に削減できるものとはなりますが、人によっては現代の照明器具との使い方に差異があります。それはリモコンです。これはどうしようもないかと思われがちですが、これも解消することは可能です。

ペンダント形の器具のソケットとLED電球の間にはめられるリモコンユニットが実はあります。それも商品によっては常夜灯(ナツメ球)をつけることも可能なものまであります。価格的には色々ありますが3000円位です。これを付ければペンダント器具にLED電球を組み合わせた照明器具をリモコン操作が可能になります。

そしてこのペンダント形の照明器具にはまだメリットがあります。

それはメンテナンス性です。

LED照明器具はもし故障かと思ったら修理してもらうか、丸ごと買い替えるしかありません。そうなるとコストも手間もかかります。

一方ペンダント形の方は破損以外の器具の故障ははっきり言ってほぼありませんので、故障となれば99%ぐらいの確率でLED電球の故障になります。

LED電球であれば他の部屋で使用しているものでも代用はできますし、今となってはどこでも売っています。

照明器具に関してもそうですが、新しい技術を備えた新しい商品だから最大の節電効果を得られるとは限りません。

新しいもの同士より昔ながらのものをベースとして新しいもの組み合わせたものに絶大な効果を発揮するものも中にはあるので、新しいもので選定することよりも、昔から使われているものをベースとして、新しいものを付け足し吟味していくことに節電だけでなく節約全般の術はあると思います。