生命保険の必要性を乳がんになって痛感
長男を出産した後に、生命保険に入っておきたいと思って、夫の父、つまり義父が三井生命に勤めていたので、義父の紹介で三井生命の生命保険に入ることにしました。
義父はプロですから、いろいろと考えてくれて、入院保障もついたいい保険を紹介してくれました。月々の掛け金が14000円ぐらいと、割と高い保険だったのですが、そのぶん保証はしっかりとしていました。
子供ができたことだし、生命保険に入っておくのも大事かな、と思ったのです。
夫は既に生命保険に入っていましたが、夫婦で三井生命の生命保険に入ることになりました。
保険に入る時には、一応医師の健康診断も受けて、それでOKとなって入れることになりました。月々の支払いはちょっと大変でしたが、天引きで夫の保険料と一緒に払っていたので、天引きの貯金のような感じでやっていました。
ある程度積み立てていけば払い戻しもできるし、損することはないものでした。
生命保険に入ってから5年ぐらいたった時に、乳がんになって入院することになりました。乳がんで手術と入院ということになったので、保険がおりることになりました。
保険金を受け取るための手続きなどは、全部義父がやってくれたので楽でした。がんになると、保険金が出るという決まりでした。
がん保険などよりは保険金は低い金額だったですが、それでも70万円以上は出たので、入院手術の費用をしっかりとカバーできたし、それにおつりがくるぐらいでした。とても助かりました。残った分は貯金に回しました。
乳がんは、私の場合は初期のものだったので、入院と手術だけですんで、その後に抗がん剤などの化学治療だとか、放射線治療などもやらないですんだので、本当に入院費と手術代だけで良かったのです。
ですから、保険金のほうが多くなり、入院費と手術代は保険金でちゃんと補填できました。
まさか自分が乳がんなどになるとは思っていなかったのですが、この時には本当に保険に入っていて良かったと思いました。
生命保険の掛け金が毎月けっこう高いので、無駄ではないかと思ったりもしていたのですが、こういうこともあるので、やっぱり生命保険というのは役立つと思いました。
生命保険に入るというのは、もったいないかな、と思ったりもしていましたが、思いがけず乳がんになったりして、ちゃんと掛け金の分ぐらいは戻ってきましたから、もとは取れたわけで本当に良かったです。生命保険に入っておこうという判断は正しかったわけですね。
実際に30代、40代と年齢を重ねてくると、病気になったりもしやすいので、何があるか分からないですから、生命保険に入っておくのは大事なことだと思います。
ただ、この三井生命の生命保険は、50歳のころに夫が全額払い戻しを受けて、その分を株式投資してしまったので、もう解約してしまって入っていません。
それで、現在は生命保険には入っていないのですが、やはり必要なものかと思うので、また入ろうかと思っています。
今は、それほど資金があるわけでもないので、あまり高い生命保険には入れないですが、死亡保険金と入院保障のついた保険でいい保険がないものかと思って、いろいろと調べたりしているところです。
とりあえず、病気になった時にカバーができて、死んだ後に葬式代ぐらい出て、子供にお金を少しは残せるようなものがいいのですが、やっぱりそういう生命保険となると、どうしても掛け金が高くなってしまいます。年齢的にもちょっと難しいものがありますね。
やはり、以前入っていた三井生命の生命保険を解約してしまったのはもったいなかったと思っています。
できればまた入りたいのですが、なかなか難しいですね。