本は買わずに図書館で借りる

  • りこ

図書館

二人の子供(6歳と8歳)を持つ母親です。子供たちが小学校に入学して以来ずっと先生方から言われているのが「たくさん本を読ませましょう」や「読み聞かせをしてあげましょう」。

私自身忙しく働いているため、毎晩寝る前に本を一冊読むのが習慣になっています。子供たちが年中・年長時代には、1ヶ月に一度くらいの割合で本を買い与えていました。

ところが、親の私が好きな本と子供たちが気に入る本のギャップが大きく、せっかく買った本も2-3度の読み聞かせ後には本棚から出されもしません。

それから、上の子がひらがなを読み始めたので、年齢に合わせた本を買いましたが、子供の進度が思ったより早くたったの数週間で次のレベルの本を読みたがるほどでした。

幸運なことに上の子が読み飽きた(読まなくなった)本を下の子で再利用することが出来ますが、それでも本棚にはどんどん本があふれるようになってきてしまいました。本の数に合わせて本棚もたくさん本が収納できるものを購入していました。

下の子が年中になった頃には、赤ちゃん時代に読み聞かせしていた本のほとんどは読まなくなりました。子供だけでなく読み聞かせする親側も内容に飽きてしまって、楽しく読み聞かせ出来なくなったのも理由のひとつです。

読まなくなった本を保存するほど我が家は広くないので、友人にもらってもらうか、リサイクル資源として処理するしか方法がありません。

子供の本は全カラーでハードカバーだったりするので、一冊は1000円程度だとしても10冊ですでに一万円の出費になります。本代を節約するのは「子供の伸びるかもしれない能力」を親が制限をつけてしまうようで、本を買わない選択はなかなか選べませんでした。

ところが、地域の大きな図書館に行き考え方が変わりました。毎回毎回借りられるだけの絵本をどっさり借りてきます。借りてきた本が気に入らなければ返せばいいだけだし、借りてきた本がとても気に入ったらその本を買えばよいのです。

忙しい合間に図書館に行かなければならないのがネックですが、痛みなしに節約は無理だと思います。それに図書館通いに慣れてしまえば痛みに感じません。ここ1年で一体何冊の本を借りたことでしょう。子供たちが自発的に「この本が欲しい」という年齢に達するまではこの方法で本代を節約したいと思っています。