パソコンは自作するのがおすすめ!自作PCの3つのメリット
私が所有しているパソコンは、ノートパソコンを除きすべて自作です。最近は、スマホやタブレットなどを使う人が増えて、パソコンを使う機会が減ってしまっていると思います。
しかし、職場などではパソコンを使う機会はまだ多いと思います。そして、職場で使われているのは、たいていメーカーが組み立てたパソコンです。
パソコンは、大別するとこの「メーカー製パソコン」と「自作パソコン」に分かれます。ここでは、自作パソコンとメーカー製パソコンを比べて、どういったメリットがあるのかをご紹介していきたいと思います。
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1.自作パソコンは自分で修理したりカスタマイズできる
自作パソコンは自分でパーツを組み立てて作っていきます。そのおかげで、自分で作ったパソコンの部品や構造などを知っていることになります。
対して、メーカー製パソコンは、メーカーが部品を組み立てていることになります。どんなパーツを使って、中でどのように組み立てているのかが分からないのです。
また、メーカー製パソコンの場合は、メーカーが独自に規格・作成したパーツです。そのため、一般の市場には出回っていませんし、メーカーにパーツを問い合わせても、当然購入することはできません。
大体のパーツを探すのもかなり面倒なうえに、保証もありません。そのため、たいていはメーカーに修理を依頼します。しかし、メーカーによっては長期間待たせた挙句に高額な修理費用が課せられてしまいます。
対して、自作パソコンは、一般に流通しているパーツ同士を組み立てて作るので、規格が統一されます。
互換性などで組み合わせられないパーツもありますが、パーツの商品説明に明記されていますので、安心して購入できます。
「あのパーツが故障したから新しいパーツに交換してみよう」、「中のパーツは古いけど、あのケースのデザインが気に入っているから、ケースだけ使いまわそう」といったことも、自作パソコンだから可能なのです。そして、自分でやるから工賃は0円で済むのです。
2.自作パソコンには余計なソフトウェアがついてこない
私がメーカー製パソコンで一番嫌いな点です。
購入してすぐに使えるという点はメーカー製パソコンの利点なのですが、メーカー独自のソフトウェアや提携している会社のソフトウェアがインストールされています。
便利なものもあるのですが、たいていはいまいち使い勝手の悪いソフトウェアが多いです。そして、削除しようにも大量にインストールされていて、削除自体も一苦労ということがあります。
特に厄介なのは、無料のアンチウイルスソフトです。体験版で30日しか使用できないのですが、気付かないと30日後に使えなくなります。これは非常に問題です。
新しいアンチウィルスソフトを探そうにも何もインストールされていない状態なので、とても危険です。また、新しいアンチウィルスソフトが体験版の会社と別の場合も厄介です。
アンチウィルスソフトは、アンインストールしてもシステムの深くにログが残っていたりします。運が悪いと、動作に使用をきたす場合もあるので、できるなら体験版を有料版に変えるのがベストですが、既に別の会社のソフトを持っている場合は無駄になってしまいます。
自作パソコンには、こういった余計なソフトウェアはもちろんついていません。自分ですでに持っているソフトウェアや入れたいソフトウェアを0から入れるので、クリーンな環境でパソコンを設定することができるのです。
3.パソコンの構造に詳しくなれる
自作パソコンを組み立てるうえで、当然パソコンの詳しい知識が必要になります。
マザーボードやCPUといった未知のパーツについて調べる必要があります。0からWindowsなどのOSをインストールする手順を知る必要があります。
しかし、そういった一連の手順を覚えると、パソコンの構造を理解することができます。
パソコンの構造を理解できれば、ちょっとパソコンの調子が悪いときにも、症状から何となく原因が推測できたりします。オフィスで突然のトラブル時に、こうした原因が推測できると結構助かります。
パソコンの構造を理解すると思うと複雑でややこしいですが、自分でパソコンを作る方法を知る、その副作用でパソコンの構造を知れる、と考えればそれほど気負いせず始められると思います。ぜひ試してみてください。