iijmioの格安SIM×nexus7×モバイルwifiルーター体験談

  • うなぎなう

貧乏サラリーマンの私にとって、携帯電話による通信費の高騰は、頭のいたい問題で家族全員で3万円を超えてしまう状況が長年続いていました。これをいかに抑制していくかは、生活の中大きなテーマのひとつとなっています。

自分の携帯はソフトバンクのガラケーだけ所有していて、980円のホワイトプランなのですが、持病のおかげでハートフレンド割引がきいて月々0円。機種代金も終わっているので本当に無料です。(現在新規契約でこの契約はできないかもしれません?)

ソフトバンクさんの場合、相手がソフトバンクなら夜9:00前なら何時間でも無料通話になります。仕事で使う電話は、多ければ月数千円になりますがこれは会社に請求できるので問題ありませんしソフトバンクにも通話料が入るので迷惑はかけていないつもり。というわけでこの格安通話携帯というか無料ガラケーはやめられなくなっております。

あとは、格安のデータ通信手段を考え出さないといけないわけですが、ある日イオンの店内を歩いていると携帯電話ブースで格安simなるものを発見!

近くにいたイオンの女性店員にいろいろ聞きまくって知識を得たのですが、この女性店員、スマホだけでなくsimには関しては、相当詳しく私の質問にすべてその場で即答してくれました。周りにいた大手キャリア3社の男性販売員を圧倒する知識量だというのが話しているうちにわかってきました。

イオンの社員にもかかわらず、イオンスマホをすすめることもなく、格安simだったらiijmioが今一押しとのことでした。どのみち初めての格安simなので使って見ないことにはいいも悪いもわからないので薦められるままに決めました。

simはナノsimを購入しておいて300円くらいの変換アダプタでマイクロsimにも、普通simにもできるようにしました。これもsimのカリスマ女性店員のアドバイスです。

さて、このsimを入れるハードを持っていなかったのですが、とりあえず変換アダプタがあるので何でも来い状態なのでiijmioとの相性だけの問題です。

変換アダプタからsimがはずれると結構面倒なことになる場合もあるので、使う場合のリスクはご承知おきください。

すでに手持ちのnexus7とノートPCをwifi通信で運用するのが一番安上がりなので、中古店にあったドコモのモバイルwifiルータHW-01C(通称くろたまご)を5000円でゲット、小さいバッテリーがネットで安く入手できる、iijmioの対応機種情報に載っているというのが決め手でした。

当初iijmioは月額900円で高速1GB、余ったデータ量は翌月に繰越しできるというものでした。これでも私には充分でしたが、youtubeを見すぎたりすると高速1GBを使いきってしまい低速200Kbpsのなってしまいます。通常50Mbpsではyoutubeは問題なく見れますが、200Kbpsになるととぎれとぎれの再生になってしまいます。追加でクーポンを購入すればまた高速に戻りますが、このクーポンはちょっと割高な感じがします。

いざという時に高速を使い切ってしまわないようには、会員専用ページにいって高速通信をスイッチでOFFにしておきます。こうすると200Kbpsでの通信になります。静止画像の閲覧、メールの閲覧はこれでも問題ありません。動画をみたくなったり、大容量のダウンロードをする場合など高速スイッチをONに切り替えて使っていました。がしかし、それもある時期になると勝手に2GBで900円になり、その後3GBで900円になりました。

こうなってくると、高速スイッチをOFFしていざという時にそなえる必要もなくなってきます。最近は、スイッチは高速にいれたままでoffにすることはありません。かなり使ったつもりでも月に2GBで、1GBは余って翌月に繰越になりますので常に2~3GBは残っている状態で使っています。

nesus7は大きくて見やすいのですが、モバイルwifiルーターを別で持ち、無料ガラケーも持つので、やっぱり多少ちいさくてもスマホがいいなと思い出したころ、子供が使っていたソフトバンクのiphone4sが余ったのでsimロック解除アダプタを500円くらいで購入、iijmioのsimにこのアダプタを重ねた状態でiphone4sのsimトレイに挿してしばらく使っていました。

ソフトバンクのiphoneなのにdocomoと表示が出ているのはちょっと気分が良かったです。しかし、simロックは解除できていましたが、脱獄はできなかったのでテザリングが使えず、wifiルータの代わりにはならないのでやめました。

現在はsimフリーのスマホ、COVIAのFLEAZ F5をメーカーの通販サイトで2万円で購入、これにiijmioを入れて使っています。これは、画面5インチでテザリングもできるので時には、wifiルータ代わりにもなってくれます。

家内の方にも、格安simを何度もしつこく説明したところ、安さが理解できたらしくdocomoのExperiaZ3を4万円でオークションで新品購入、ボーダフォン時代から契約し続けていたソフトバンクからiijmioへ乗り換えました。このときもイオンのカリスマ店員におせわになりました。

simは音声通話付きのsimにしたので、音声通話+データ3GBで月1600円の契約になっています。大手キャリアの通話し放題とは違い通話料は課金されてしまいますので注意は必要ですが、家族間はLINE電話を使うのでほぼ1600円で収まるそうです。

ちなみにExperiaZ3はiijmioの対応機種に名前が無かったのですが接続はできています。テザリングができないのでこれが対応機種でない理由ではないかと思います。

これからは、simフリー携帯が増えるので格安simも、これまで以上に使える範囲が広がります。政府の後押しもあるのでしばらくは安心、次はiijmioよりさらに安いsimや1契約で複数枚数使えるsimなど他社のsimも順次テストしてみたいと思います。