家庭の賢い5つの節電対策

  • 節電オレンジ

皆さんは、家庭の電気代を節約したいと考えたことはありませんか。特に夏と冬は、エアコンなどの空調機器を使うので、電気代が思ったより高くなってしまいますよね。そこで、上手に節電する方法をご紹介します。

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1.コンセントを抜いて節電しよう

これは、皆さんが最初に思いつく節電方法ですよね。使わない機器のコンセントを抜くことで、電気代を下げることができます。

例えば空調機器ですが、空気清浄機や夏場の扇風機、冬の加湿器やホットカーペなどは、外出時など使わない時にコンセントを抜くと効果的です。

あと、春・秋などエアコンのオフシーズンも、コンセントを抜いたほうが良いでしょう。理由は、これらの機器はリモコンなどでスイッチが入った時にすぐに運転できるように、微弱ながら電気を使用しているからです。

また、電子レンジや洗濯機、食器洗浄機も同じ理由でコンセントを抜いて節電してもよいでしょう。あと、携帯電話の充電器は、充電中ではなくても微弱な電気を使っていますので、充電するときだけコンセントに指すようにすると、お得になります。

ただし、中にはコンセントを抜くと、思わぬトラブルになるものもあります。代表的なものはテレビやDVD・BDレコーダーなどの録画機です。理由は予約録画ができなくなるからと、これらの機器は電源を切っても、番組表の準備や機器の中にあるファームウェアと呼ばれるアプリのようなものを、最新のものへ自動的に更新しているからです。なので、特に夜中はコンセントを抜くことをお勧めしません。

また、インターネットを使用するためにインターネット会社から借りている機器も、同じ理由でコンセントを抜かない方が良いでしょう。

2.電気ポットよりも電気ケトル

ケトル

いつでも必要な時にお湯が使える電気ポットですが、保温にかかる電気は無視できません。お客様が来られていたり、病気などの介護をされている場合など、お湯を使う頻度が高い時は電気ポットの方が便利ですが、お茶やコーヒーを飲んだり、カップ麺を食べる程度であれば、電気ケトルでその都度沸かした方が、電気代が安くなります。

1回に沸かす水の量も、電気ポットよりも電気ケトルの方が少ないので、その分電気代が安くなります。

3.掃除機の上手な使い方

皆さんは節電の為と、掃除機をかけているときにマットなどの物を動かす度に、掃除機のスイッチをこまめに切っていませんか。実はその使い方は、逆に電気を多く使ってしまいます。

掃除機のモーターは、スイッチを入れて回り始めるときに、多くの電気を使います。なので、一気に掛けてしまえるように先に物を片付けておく方が、電気代がお得になります。

また、じゅうたんや畳などのごみが取れにくい場所では「強」運転、フローリングなどゴミの取れやすい場所では「弱」運転をするとお得になります。

4.炊飯ジャーの保温は?

炊飯器

炊飯ジャーの保温機能は、いつでもホカホカのご飯が食べられるので、便利ですが、この保温する電気も無視できません。夕飯の食べる時間が家族で多少違う程度であれば、保温機能を使った方が良いですが、一晩保温するなど長時間の場合は、一度ご飯を茶碗1杯分ずつに分けて冷凍庫で保管し、食べたい時に電子レンジで温めた方がお得になります。

5.パソコンはスリープで

パソコン

今ではほとんどの家庭にあるパソコンですが、一番電気を使うタイミングをご存知ですか。それは、電源を入れてパソコンが使えるようになるまでの起動しているタイミングです。理由は、パソコンを使えるようにする為にたくさんのデータを、一気に処理する必要があるからです。

起動のようにたくさんのデータをやり取りせずに、電源を入り切りできるのが、スリープや休止状態(ハイバネーション)です。

スリープや休止状態を取り入れて電源の切り方を使い分けると、節電につながります。

ただし、1つだけ注意点があります。

スリープ状態で電源が切れているときに停電やコンセントが抜けると、作業途中の情報がなくなってしまいます。スリープ状態では、微弱な電気を使用して次に電源が入るのを待っている状態なので、情報がメモリという早くデータをやり取りできる部分に残された状態だからです。メモリは電気がないとデータが消えてしまう部品です。

また、休止状態は停電などでも大丈夫ですが、スリープよりも電源を入れた時にやや電気を多めに使用します。その日のうちにまたつかうならスリープ、日をまたぐようであれば休止状態、それよりも長い期間使わない時は電源を切るといった具合に使い分けるとよいでしょう。

まとめ

このように、便利な家電品も使い方を変えることで、節電ができてお得な生活ができます。皆さんも実践してみてはいかがですか。