幼児や小学校低学年のうちはお家が塾
幼稚園や小学校1,2年生から塾に通う子もいる時代ですが、幼児向けとはいえばかにならないお月謝です。
しかし、塾でやっている内容が親にも分からない難しいことをしている訳ではありません。
要は「勉強する習慣をつける」というのがその大きな役割のようです。これは親の心がけ次第で家でも出来ることです。そのポイントをまとめてみました。
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1.1日にやる量を決めておく
時間で区切るとダラダラしてしまったり、途中で遊びたくなってしまう幼児。ドリルを一枚×3種類とか設定しましょう。
2.必ず毎日やる
1日でも「今日は気分が乗らないから」とやらないと、そんな日が何日も出てきてしまいます。カレンダーにシールをはったり、スタンプを押したりして、やったことが分かるようにしましょう。
3.ドリルはその子に合わせて選ぶ
算数が得意な子は一つ上の学年のものでも解いてしまうでしょうし、苦手なものは対象年齢の低いものから選んで構いません。勉強が嫌いにならないよう、分野ごとにレベルを調節しましょう。
4.ルールは緩くする
毎日やるとはいえ、具合の悪い日や幼稚園や学校の行事で出来ないこともあります。そんな時は後からその日の分をやったりあらかじめ二日分やっておくなど、ルールは柔軟に対応できるようにしておきます。
5.兄弟同じ時間にやらせる
兄弟がいる場合は一緒にするといいでしょう。下の子は上の子に負けまいと頑張りますし、上の子は下の子のお手本になるように頑張ってくれます。
6.親はその間に家事
ドリルを解いている間に料理や掃除をします。丸つけの度に中断するのは手間ではありますが、塾の先生になったつもりで、塾代を払わず済んでいると考えて対応してあげましょう。
7.勉強後はご褒美
親子でしか出来ない遊びを一つしてあげましょう。勉強後の楽しみがあると、集中してくれます。オセロや、すごろく等、一緒にしか出来ないゲーム等をしてあげましょう。
5歳の子供が一年間これを実践したところ、二年生の算数をやり終えました。
家庭学習ならば、ドリル代で済みます。勉強の癖もつくので、一度やってみてください。