家庭でできる簡単な4つの節水方法
普通に生活しているだけなのに、気がついたらとんでもない料金を請求されることもあるのが光熱費。
夏場にクーラーは欠かせないし、冬の暖房もそう。ご飯を作るのに、例えば炒めものをおいしく作るならガスは強火じゃないとおいしくない。
それに冷蔵庫など、放っておいても電気代はやたらと掛かってしまいます。電気代の節約は電化製品の質がものを言いますし、ガス代の節約は正直ちょっと難しい。ここまで言えばもうおわかりかと思いますが、実はもっとも節約しやすいのが水道代なんです。
水道を主に利用するのは飲み水や料理は除外して、食器の洗い物、トイレ、お風呂(主にシャワー)、洗濯だと思います。ちょっとしたテクニックや心がけで節水はできるので、後述する節水方法をぜひ実践してみてください!
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1.食器の洗い物の節水
食器の洗い物の節水はとても簡単です。揚げ物をしたフライパンや、ひどく汚れたお皿などは、前もって紙などで拭き取ってください。あとは、汚れていないものから順番に洗うようにすること。
汚れたものから洗ってしまうと、その汚れがせっかくキレイな食器に移ってしまうんです。なのでコップなど、比較的汚れていないものから洗い流すようにすると、それだけでかなりの節水になります。もちろん、水を流しっぱなしで洗い物は絶対にしないこと。果てしないほどの無駄となります。
2.トイレの節水
トイレは衛生面から、なかなか節水が難しくはあります。ただし、家庭で使用する水は、実はトイレが一番多いとご存知でしょうか?
TOTOによれば、2001年までの商品は一度に13Lも洗浄水を使用するんだそうです。しかし、現在発売されている最新モデルの便座「ネオレスト ハイブリッドシリーズ」は一度に使う水はたった3.8L。
2001年モデルとの年間の水道代は約15,000円も違うんだそう。とはいえ、壊れていないのに便座を交換するのはちょっと手間も費用も掛かり過ぎます。
そこで、現在のトイレを賢く節水できるアイテムを紹介。
ハット節水リングを使えば、水の流れを抑制できるので、かなりの節水に。
使い方は沈めるだけと超簡単だから、誰でも設置できるうえ、たくさん水を流したい時は、レバーを長く抑えておけば今までどおりの洗浄水量でトイレを流すことができます。
値段は400円程度なので、節約代であっという間に元を取ることができますよ!
3.お風呂、シャワーの節水
お風呂はトイレに次ぐ水の利用量です。当然、節水の対象となります。湯船にお湯を貯める場合は、極力湯船のお湯を利用して体の泡を流すようにする。それだけでかなりの節水効果があります。
そして、もっとも水を使うのがシャワーです。
最近は節水シャワーヘッドというものがあり、従来のシャワーヘッドと変わらない使用感でありながら、水の使用量を抑えることができます。
例えば、SEMPREの「レイニー 節水ストップシャワーヘッド」。
価格は4,104円と少々値段が張りますが、従来品以上の使用感かつ水を40%節水できるスグレモノなんです。
SEMPREの試算ではガス代も含めて25,000円近くの節約効果があると発表していますので、少なくとも一年間の使用で代金の元は取れる計算です。
4.洗濯の節水
洗濯も、お風呂やトイレほどではないですが、やはり多くの水を使用します。
もはや皆さん当たり前にやっていられると思いますが、風呂の残り湯は必ず使用するようにしてください。
最近の洗濯機は自動組み上げポンプが付いているので手間も掛かりません。
また、冬場など特に洗濯汚れがひどくない場合は、節水モードで積極的に洗濯をするようにするのも賢い節水術です。
さて、洗濯機はドラム型と縦型の二種類があります。節水だけで選ぶのならドラム式が断然上ですが、洗浄力なら縦型のほうが上。
縦型を使っている人が無理してドラム式に買い換える必要はないと思うので、残り湯や節水モードで洗うことを心がけるのがベストです。
以上、駆け足でしたが、家庭での節水法を紹介しました。
ここで紹介した以外にも、心がけだけで節水できるものなので、光熱費をしっかり削って、必要以上にお金のかからない生活を送ってください。