一人暮らしの食費を節約する5つの方法

  • psycolo

1人暮らしの男性

一人暮らしの方、特にこれまであまり料理を作ったことがない、という人が、進学や就職・転職または単身赴任等で急に一人暮らしをしなくてはならなくなった場合、日々の食事というのはかなり困った問題ではないでしょうか。

たまになら良いのですが、毎日外食やコンビニ弁当、カップラーメン等を食べるのでは、不経済な上に健康的にも良くありません。そこで、一人暮らしの方が、できるだけ楽をしながら食費を節約する方法を書いていきます。

スポンサーリンク

節約、健康の基本は自炊!

自炊は、概ね外食の三分の一の価格で済ますことができます。何よりも、自分で量を調整できますので、ちゃんと意識して作れば、無駄に濃い味になることがなく健康的です。

まったく料理の経験がない人にとっては、いきなり料理を始めるのは敷居が高いかもしれませんが、習慣になってしまえばそれほど苦痛な作業ではありません。いっそ、料理を趣味にしてしまいましょう。そうすれば楽しく節約できて一石二鳥です。

買い物に時間をかけない

家事をやってくれる人がいればよいのですが、一人暮らしではそうもいきません。掃除も洗濯も自分でやらなくてはならない忙しい一人暮らしの方は、買い物になるべく時間をかけないことです。

そのためにはまず、奇抜な調味料を買わないことです。

砂糖、塩、酢、醤油、みそ(いわゆる「さしすせそ」)のほかに、みりんとマヨネーズ、ケチャップくらいで良いです。豆板醤だのコチュジャンだの、良く使うなら良いのですが、たまにしか使わないものを買うと、結局賞味期限を切らさせて捨てることになります。

お金をどぶに捨てるようなものなので、基本の調味料だけにします。買うものが決まっているので、必然的に買い物時間の短縮になります。

あとは、チラシを見て特売品を買いに行かないことです。

スーパーに行けば、何かしら特売品があります。こちらも奇抜なものを避け、肉、魚、野菜など、自分が調理できそうなその日の特売品を買います。4,5日分、栄養バランスが偏らないように買います。

買ってきた食材をすぐに下処理して保存

肉や魚は、小分けにして冷凍するか、下処理して保存します。

野菜は冷凍せず、下処理して保存します。これで夏場でも4、5日は持ちます。

一人ぶんから作れるラクうまごはん」という本がオススメです。この本には、保存の仕方から調理方法まで書いてあり、しかもラクしてうまいの名の通り本当に楽ちんです。

瀬尾幸子さんの本は他にも良いものがありますので、物足りなくなったら買い足しましょう。

たまには外食をする

とはいえ、毎日自炊を続けていると、嫌になることもあるでしょう。それでも無理に毎日自炊しようとすると、かえって不経済になることがあります。

面倒くさくなってしばらく外食に走ったり、無駄にコンビニスイーツを買ってしまったり、なんてことになります。

今日は仕事が遅くなって自炊が面倒だな、などと思ったら、無理せず外食にすることです。

最近では中食(なかしょく)と言って、総菜やおかずを買って家で食べるという方法も注目されています。お米を保存しておいて、味噌汁はインスタント、おかずは買う、という方法でも、完全に自炊をするよりは多少お金がかかりますが、外食をするよりははるかに安いです。近所のお総菜やさんを上手に利用します。

安い食材を活用する

うどん、そば、パスタ、パン、もやし、豆腐。これらは節約の味方です。積極的に活用して節約します。

特に豆腐はレパートリーが広いです。そのまま焼いてしょうがをのせ、しょうゆをかけて食べても良いですし、ハンバーグに混ぜる、味噌汁に入れる等、いくらでも使えます。

最後に

いかがでしたでしょうか。工夫次第で食費はけっこう節約できます。しかし、例えば自販機でジュースやコーヒー、お茶などを買う習慣があるという方などは、まずはそちらをやめるべきです。

水筒を持ち、自宅でコーヒーやお茶を入れて持ち歩くだけで節約になります。

このように、まずは無駄をなくしましょう。それでも家計が苦しいと感じたときに、初めて自炊の節約を意識します。そして、決してやせ我慢しないことです。なぜなら、食事は心身の健康を保つ、大事な大事な要素だからです。

栄養が足りずに病気になりがちになると、医療費という形でお金も失います。仕事を休むことになれば、収入も減るでしょう。

食費単体で節約しようとせず、自分の生活を全体的にコーディネートすることが重要なのです。しっかり食べつつ節約しましょう。