ビール派からハイボール派へ!お酒の好みを変えて節約
居酒屋の生ビールは格別ですが、いつも外飲みでは飲食費がかさむばかり。飲み代を節約するなら基本は家飲み、缶ビールのまとめ買いは当たり前…と言いたいところですが、ハイボールならさらに節約することができます。
ビール派には抵抗があるかもしれません。しかし、思い切ってお酒の好みを変えハイボール派になれば節約以上のメリットもあります。
今回は、家飲みで飲むお酒をハイボールに変えるとどれくらい得をするのか、そしてどんなメリットがあるのかご紹介いたします。
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家飲みビールとハイボール、1杯あたりの値段比較
家飲みでのビールとハイボールを1杯250mlあたりの値段に換算してみましょう。
銘柄や販売店により多少の違いがありますが、缶でも瓶でもビールは500mlで300円が相場です。すると1杯150円ということになります。
一方、1杯250mlのハイボールを作るには以下のものが必要です。
- ウィスキー30ml
- 炭酸水120ml
- キューブ氷約10個
ウィスキー1瓶700mlで1500円、炭酸水は500mlペットボトルで100円とすると、ハイボールは1杯90円。ビールより60円安く抑えられます。
実際は上記の価格より安く売られていることが多いため、さらに金額は下がるでしょう。2人で2杯飲めばビールよりも240円浮きます。この金額差は侮れないのではないでしょうか。
ビールVSハイボール!それぞれのメリット・デメリット
ハイボールがどんなにリーズナブルでも「やっぱりビールが好き」という根強いビール派も多いでしょう。
好みのお酒はそうそうすぐに変えられるものではありません。
ビールとハイボールそれぞれの長所・短所を確認し、ハイボールを飲むからこそのメリットを考えてみましょう。
ビール
【メリット】
- クセがなく、比較的誰の口にも合う。
- 家庭料理なら大抵のものに合う。
- アルコール度数が低いため、飲み過ぎなければ悪酔いしない
- まとめ買いで安く手に入る。
- 長期保存できる。
【デメリット】
- アレンジできない
- 糖質やプリン体が気になる
- まとめ買いすると場所を取る
- 外飲みと比べて安っぽい
ハイボール
【メリット】
- 炭酸で割るためウィスキーが苦手な人でも飲める
- どの家庭料理にも比較的合う
- 好みで濃さを調節でき、割材でアレンジも可能
- 糖質ゼロ、プリン体は少なく健康的
- ウィスキー1瓶で何杯も飲めるため、場所を取らない
- 味や香りに高級感がある
【デメリット】
- 独特の味や香りに苦手意識を持たれやすい
- 飲んだ量を把握しづらいため、飲み過ぎに注意しなければならない
- 間違えて濃く作ってしまったときに修正しにくい
- 1杯ごとに作らなければならないため手間がかかる
いかがでしょうか。
「アレンジ可能」「健康的」「場所を取らない」「高級感」の4つはビールにないハイボールのメリットであり、ビールのデメリットをカバーしています。
節約できる点も考慮すると、ハイボールに変えるメリットはかなり大きいといえます。
しかし、ハイボールの最大のデメリットはその「独特の風味」でしょう。
逆にいえば、ここを克服して好きになりさえすればよいのです。
まとめ
もちろん、個人の好みの問題ですから好きなものを飲めばよいと思いますが、節約できてメリットも多いハイボールは、ぜひ好きになってもらいたいものです。
ハイボールには抵抗があるけれど「ちょっと試してみようかな」と思うなら、次の方法をおすすめします。
- 缶入りハイボールを試す
- ウィスキーは容量の多いものではなく小瓶から試す
- 相性のよいメンチカツや唐揚げと合わせて飲む
- ジンジャーエール、ラムネ等、甘いもので割る
- ウィスキーのお湯割りで香りを楽しみながら慣れる
缶入りや小瓶は割高ですが、好きにさえなってしまえば後からモトをとることもできます。高級感のある香り、揚げ物との相性を実感すると、ハイボールの良さがわかるのではないでしょうか。
これからの寒い季節はウィスキーのお湯割りがピッタリです。1杯目はハイボールでさっぱりし、2杯目はお湯割りで暖まるという飲み方はウィスキーだからこそできる楽しみ方です。
節約は楽しみながらしたいですよね。長年ビール派だったあなたも、ハイボール派への転身をぜひ検討してみてください。