全33の節約術でガス代を大幅に安くしよう
今日からできるガス代の節約術をまとめました。これさえ読めば、今日からあなたもガス代節約のエキスパートになれます。
ガス代は節約で料金を大きく減らすことができます。
一人暮らし、二人暮らし以上の世帯にかかわらず、年間1万円以上の節約も可能とする全33のガス代を安くする方法をご紹介していきます。
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ガス代を安くする33の方法
- 保温調理鍋でガス代節約&時短
- 土鍋で保温調理
- 圧力鍋で短時間調理
- 熱伝導率の高い調理器具を使う
- ガスコンロの火力を調整する
- 火が通りにくい野菜をレンジで加熱
- ストーブで沸かしたお湯を炊事や洗面に利用
- 水滴をふき取る
- 同じガスコンロを使う
- 火にかける食材の下処理をする
- お湯を沸かす時は1度レンジで加熱
- 麺類をゆでる時は1分沸騰+表示時間
- 給湯器のリモコンは使用時のみオン
- 蓋を絶対に忘れない
- カセットコンロを使って料理(一人暮らし向け)
- ご飯を炊く時に食材の下ごしらえもしよう
- フライパンを使って食材をゆでる
- 省エネのガスコンロを利用
- 給湯器を使わない
- 大きめの鍋を利用
- 食洗機を利用
- お風呂のお湯は貯めない
- お風呂の保温シートを利用
- 節水シャワーヘッドに交換
- お風呂はまとめて入る
- 浴槽で頭と体を洗う(一人暮らし向け)
- 間引き洗髪&ブラッシング
- お風呂に蓋をする
- 給油機の温度を下げる
- お風呂は沸かすより溜める
- 契約を都市ガスに変える
- ガス会社と価格交渉
- クレジットカード払いにする
1.保温調理鍋でガス代節約&時短
保温調理鍋を使えば、通常40分程かかる煮込み料理も、10分ほど煮込んだ後は火を止めても余熱(保温効果)で味が染み込み美味しく仕上がります。煮詰まることもないし、味の濃さも心配ありません。
また、保温調理鍋を使えば、時間差のある家族の食事も温め直すことがないので、再加熱によるガス代を節約できます。
人気の保温調理鍋としては、水筒や携帯タンブラーなどで有名なサーモス社のシャトルシェフが有名です。
2.土鍋で保温調理
前述の保温鍋がなくても、どのご家庭にも1個はある土鍋で保温調理を代用可能です。
土鍋を使う場合は、材料・調味料を入れ、沸騰したらすぐに火をとめ蓋をします。熱いので火傷しないように気を付けながら土鍋を新聞紙に包み、それを発砲スチロールの箱にいれておけば保温調理が可能です。
おでん、肉じゃが、カレー、シチューなど、朝仕込んで仕事に出かけると、帰宅する頃には味がしっかり染み込み美味しく出来上がりますよ。
発泡スチロールの箱がない場合は、バスタオルや毛布などに包んでも保温調理ができます。
3.圧力鍋で短時間調理
ガス代の節約には短時間で調理できてしまう圧力鍋が便利です。短時間で調理ができ、固い材料も柔らかく仕上げることができます。
つまり、調理時間が減り時間とガス代の節約、さらに美味しく調理できるので、主婦にとって一石三鳥の調理器具です。
圧力鍋は加熱するとかなり強い圧になります。蓋をきちんと締めて、火傷をしないように気をつけてください。
圧力鍋は煮込み料理が得意です。以下は圧力鍋での参考調理時間です。
- 豚の角煮:40分
- 牛すじの煮込み:40分
- おでん:5分
- 煮豆:10分
- お米の炊飯:4分
- 肉じゃが2分
圧力鍋の選び方
圧力鍋は、2リットル~6リットルまであるので家族の人数に合わせて選びます。2人家族では2~3リットル、4人家族では4~5リットルくらいが良いでしょう。
Amazonでは、パール金属、ワンダーシェフ、ティファールの圧力鍋が人気を集めているようです。
4.熱伝導率の高い調理器具を使う
最近、話題なのが銅で出来たフライパン、玉子焼き器、やかんです。なぜ銅がいいかというと、熱伝導率が高いためすぐに熱せられるからです。
コンロに銅製のフライパンを置いて手をかざして熱の伝わりを測ったところ、非常に早く熱くなることを感じました。早く熱せられるということは、それだけガス代の節約になっているということです。もちろん、時間短縮にもなります。
5.ガスコンロの火力を調整する
ガスコンロの火をフライパンや鍋からはみ出ないように火力を調節します。
火力をはみ出るほど強くしても、フライパンや鍋に収まる火力にした場合と熱伝導は変わりません。はみ出た火力は無駄となります。
東京ガスのホームページによると、炎は鍋底からはみ出さないようにするだけで、年間323円のガス代を削減できることがシュミレーションされています。
ちなみに、火力別で1時間の加熱によるガス料金の目安は以下の通りです。
- 強火:約37円
- 中火:約21円
- 弱火:約5円
6.火が通りにくい野菜はレンジで加熱
火が通りにくい野菜は、あらかじめレンジで加熱しておくと節約に繋がります。
100円ショップで購入できる「レンジで下ごしらえ」という15㎝四方で深さ7センチほどのタッパの中にざるのようなものが入っている商品を利用すると、簡単に野菜の下ごしらえが電子レンジでできます。
この商品は野菜を茹でるよりも栄養素が逃げず、野菜の栄養をしっかり摂取できます。また、野菜自体のうまみと甘みが引き立ち、タジン鍋を使ったような仕上がりで野菜がおいしいです。
「レンジで下ごしらえ」のふた本体に野菜の加熱時間が記入されています。
例えば、一人暮らしでカレーを作る時、ニンジン・じゃがいもは火が通りにくいので、まずはレンジでチンして火を通します。そして、お湯から煮て沸騰したらルーを入れれば完成です。かなり短縮して作ることができます。
冷凍品を解凍する時も電子レンジを活用しましょう。なお、冷凍品はできれば冷蔵解凍しておきましょう。
7.ストーブで沸かしたお湯を炊事や洗面に利用
冬はストーブで沸かしたお湯を炊事や洗面に利用することで節約できます。
ストーブの上にお湯のやかんや調理中の鍋やフライパンを乗せ、暖房しながら調理をしたり、洗顔に利用するお湯を作りましょう。
8.水滴をふき取る
鍋やフライパンを火にかける時、水滴をしっかり拭いてから火にかけます。
鍋やフライパンを温めて調理する時、鍋やフライパンの外側に水滴が残っていると、鍋が暖まるまでの時間が余計にかかってしまいます。
鍋底についた水滴を拭き取ってから火にかけると、使用するガス量が2%減になるというシュミレーションを東京ガスが発表しています。
9.同じガスコンロを使う
大抵の家庭は、ガスコンロが2口、もしくは3口あると思いますが、たくさんの料理を作ることがあっても、すべて使わずに1つのガスコンロだけを使います。
1度使ったガスコンロは、火を止めても熱が残っているので、熱伝導が早く調理が短時間でできるようになります。
1つのガスコンロで同時調理
また、1つのガスコンロで麺類等をゆでる際、具材も同時にゆでるなどすれば、ガスの使用量&調理時間を減らすことができます。
10.火にかける食材の下処理をする
上述した「同じガスコンロ」を使う節約効率を上げるためには、手際良く続けてガスを使わなくてはいけません。
その為には、前もって食材の下処理をして、時間を開ける事なくガスを使う必要があります。ですから、前もって調理する順番を決め、手際良くガスを続けて使いましょう。
11.お湯を沸かす時は1度レンジで加熱
水から一気に沸騰させるにはかなりのガスを必要とするので、お湯を沸かす時は、水から沸かすのではなく、ボールに入れて1度電子レンジで加熱します。
軽くレンジで加熱しておけば、沸騰までの時間を短縮できます(電気ケトルでも可)。
12.麺類をゆでる時は1分沸騰+表示時間
パスタ、そば、うどん、ラーメンといった麺類は、鍋にお湯を沸騰させ(1人前ならフライパンでも可)、1分間麺をかき混ぜながら茹でたら火を止めて蓋をします。
あとは、麺の袋にかかれた時間通りに待つだけです。これで、いい感じに麺が蒸されておいしく仕上がります。
固めがいい場合は、指定時間より1分早めにしましょう。
13.給湯器のリモコンは使用時のみオン
キッチンについてる給湯器のボタンを24時間オンにしていませんか?
つけっぱなしにしておくと、すぐに暖かいお湯がつかえて便利ですが、お湯を使用する時だけ利用すれば節約に繋がります。
他にも、ガス代がかかる器具があれば、使用しない時はコンセントごと抜いておくといいでしょう。
14.蓋を絶対に忘れない
うっかり鍋に蓋をしないでお水を加熱するなんてとてももったいない。冬場など室温と水温が低い季節は、蓋の有る無しでお水が沸騰するまでの所要時間が大違いです。
また、ガス代の節約のためには、蓋を要所要所でしっかり活用してください。蓋を有効活用することで、火力をおさえたり、余熱調理でガス代を節約できます。
「でも、蓋がない!」という方もご安心を!
アルミホイルでもしっかり蓋の代わりを果たしてくれます。
15.カセットコンロを使って料理
カセットコンロで炒め物をしたり、肉、魚などの焼き物をします。
カセットコンロは火力調整もできるので、微妙な火加減が必要なものでも充分調理できます。ガズボンベはワンセット400円程で購入できるので、一人暮らしでたまに調理するだけならば、ガスコンロを購入・利用するよりもはるかに節約できます。
16.ご飯を炊く時に食材の下ごしらえもしよう
炊飯器を使ってご飯を炊く時にひと工夫するだけの節約術です。
お米を研いで水を入れた後、その上に耐熱容器にアルミホイルやラップにくるんだ野菜などを置いて炊飯器のスイッチオン。炊飯と一緒にスチームベジタブルが作れます。
ゆで卵もこの方法で作ることができ、例えば、都市ガスを利用している場合、ゆで卵をこの方法で作ると、12.4円のガス代を節約することができます。
ほとんどのご家庭で毎日ご飯を炊いていると思いますので、この時に野菜や卵など、おかず2品分くらいを一緒にスチームすると、年間5000~10000円のガス代を節約することができます。
17.フライパンを使って食材をゆでる
野菜や乾麺、パスタなどをゆでるときは鍋にたっぷり水を入れて、というのが定番。しかし、最近の常識は変わりつつあります。
必ずフライパンを使って調理しましょう。フライパンを使うことで、ゆで時間は大幅に短縮されます。
トウモロコシなどの野菜は、半分だけ水に浸かっていれば、ゆでている途中に具材をころっと裏返せばいいですし、ホウレン草や小松菜などの葉物をゆでるときの水は大さじ5くらいの量でOKです。
なんと、ゆで卵もフライパンで3分~5分で調理できます。水を1㎝程入れ、沸騰したら蓋を閉めて、余熱調理で3分から5分間余熱調理すれば完成します。
18.省エネのガスコンロを利用
省エネシールが貼られたガスコンロを使い熱効率を上げれば節約できます。
省エネのガスコンロは、ガスが出る形状が変わっていて、ガスの燃焼がより効率的になっています。
利用者によれば、月々5000円程度かかっていたガス代が、省エネのガスコンロを使うことで4000円から3000円後半まで下がったそうです。
初期投資は必要ですが、年間のガス代節約を考えれば悪くはないでしょう。
19.給湯器を使わない
お湯で洗った方が汚れが落ちるし、油ものはお湯でないとダメ!となりそうですが、節約を考えるなら、基本は水で洗浄力の高い洗剤を使って対処しましょう。
冬場はお湯を使いたくなりますが、ガス給湯器に頼らずゴム手袋を使います。ゴム手袋は冷たい水とカサカサ手荒れから手を守ってくれる一石二鳥のアイテムです。
ゴム手袋をすると手に湿疹ができる肌の弱い人は、ゴム手袋をする前に軍手又は綿の手袋をしてから着用しましょう。医師によれば、ゴム手袋の内側にある細かい粉が湿疹の原因となるそうです。
どうしても給油器を使用する際は、出来る限り低温で利用しましょう。
油汚れがどうしてもという時は、鍋やフライパンに洗剤をたらし、熱いお湯を入れてしばらく放置してつけ置きします。こうすることで取れやすくなります。
20.大きめの鍋を利用
お湯を沸かすとき、底が平らで大きい鍋ややかんを選ぶと、炎の熱をより多く鍋に伝えることができるため、効率よくお湯を沸かすことができます。
21.食洗機を利用
19で紹介した給油器を使わず水で手洗いするという過酷なガス代節約も効果的ですが、洗い物に時間がかかり過ぎては、かえって無駄が多いといえるかもしれません。
初期投資が必要ですが、節電タイプの食洗機を使用するというのも1つの方法です。
22.お風呂のお湯は貯めない
湯船にお湯を張らずに、ちょろちょろしたシャワー10分以内というルールを守れば大幅なガス代節約が可能です(月2000~3000円の節約報告あり)。
風呂のお湯は8分目
どうしてもお風呂のお湯を貯めたい時は、満杯ではなく8分目のお湯にしましょう。身体を沈めれば全く問題ないはずです。もし湯量が足りなければ、水を入れた2リットルのペットボトルを浴槽に入れて水かさを増しましょう。
半身浴を楽しむ
半身浴は冷え症の人にお勧め。下半身をじっくりと温めることによって、身体の芯から温めることができますし、ガス代だけではなく水道代の節約にもつながります。
寒くなってくると熱いお湯に肩まで浸かりたくなりますが、肩まで熱いお湯に浸かると、心臓に負担がかかってしまいます。
節約のためにも湯量をいつもの半分(おへその少し上くらいまで)、お湯は少しぬるめにして、ゆっくりとお湯に浸かりましょう。
半身浴をする時は、お風呂の蓋を半分くらい閉めておくと、お風呂のお湯が冷めにくくなり、保温効果が高まります。また、冬など浴室が寒い時は、肩にタオルをかけて入ると良いでしょう。
湯船に浸かるならシャワーは極力使わない
湯船につかる場合は、湯船でよく暖まることでシャワーを使う時間をおさえたり、湯船のお湯で体を流すようにしましょう。
23.お風呂の保温シートを利用
冬場はすぐにお湯が冷めてしまうので、長く入りたいときには100円ショップで売っている保温シートを使用すると、無駄な追い炊きを減らすことができます。お湯の上にかぶせるだけなので簡単です。
また、換気扇を止めておくと湯が冷めるスピードを遅くできます。
ちなみに、浴槽200Lの水を追い炊きで1度上げるためには3円必要です。
24.節水シャワーヘッドに交換
節水シャワーヘッドにに変えるだけでガス代も水道代も安くすることができます。そこまで高いものでもないので、手軽にはじめたい節約術です。
また、追い焚きはかなりのガスを使いますので、可能な範囲で(特に一人暮らしの人)、シャワーのみにすると大きな節約になります。
シャワーを17分利用すると、浴槽のお湯一杯分(200リットル)と同じくらいの量になるそうです。ですから、節水シャワーに取り換えたとしても、シャワーはこまめに止めて短く利用しましょう(シャワーを1分使うとガス代は約5.5円かかります)。
25.お風呂はまとめて入る
家族が多いとどうしても入浴時間が長くなり、お風呂の追い炊き回数が増え、ガス代が高くなってしまいます。極力、順番に次々とお風呂に入るようにして、無駄な追い焚きを減らすことで節約しましょう。
お湯はお風呂に入る直前に溜める
お湯を溜めてから家族全員入りきるまで時間を短くして、追い炊き回数を減らすため、お風呂に入る直前に湯船を溜めることはガス代の節約にとても重要です。
貯めてる途中(5割程)で1番手の人はお風呂に入っちゃいましょう。体を沈めれば充分なはずです。
26.浴槽で頭と体を洗う
この方法は、一人暮らしの人にお薦めの節約術です。
一人暮らしの場合、短めのシャワーだけで済ませるのが一番の節約となりますが、どうしても湯船に浸かりたいならば、湯船のお湯を桶ですくい頭と体を洗い、お風呂から上がる時にシャワーで体を流すようにしましょう。
27.間引き洗髪&ブラッシング
2日に1回の「間引き洗髪」を行えば、ガス代と水道代の節約になります。
しかも、単なる節約にはとどまりません。1日洗髪を省略することで、頭皮の皮脂を有効活用できます。
そのためにヘアブラシで髪をとかす「ブラッシング」を積極的に行います。ブラッシングには、次のような髪を整える以上の効果があります。
- 頭皮や毛髪の汚れを落として清潔を保つ
- 皮脂を髪全体にゆきわたらせ、パサつきを防止する
- マッサージ効果で美髪と頭皮の健康を保つ
気になる清潔面もブラッシングが解決してくれます。秋冬に肌が乾燥する方にはとくにおすすめの節約術です。
ブラッシングには次の3つポイントがあります。
- 毛先が丸く、大きめのクッションブラシを使う
- 頭の中心から耳脇、うなじまで全体的にマッサージするイメージでとかす
- 1分くらいかけ、フケやホコリを洗い流すイメージでとかす
洗髪をする日も事前にブラッシングするのを忘れないで下さい。髪通りが良いとシャンプー剤がすすぎやすく、ガス代の節約と節水につながります。
28.お風呂に蓋をする
蓋をするとしないとでは、保温効果が全く違います。無駄な追い炊きを減らすためにも必ず浴槽には蓋をしましょう。
29.給油機の温度を下げる
給油器の設定温度が高い方が当然ですがガス代は多くかかります。ですから、1度でも設定温度を下げるようにしましょう。
例えば、40度だと1分あたり2.2円必要ですが、30度ならば1分1.3円となります。
30.お風呂は沸かすより溜める
基本的に水を沸かす方が倍以上の時間がかかるので、ガス代が高くなります。
ですから、お風呂は沸かすより溜めるようにしましょう。
31.契約を都市ガスに変える
ガスには都市ガスとプロパンガスがあり、一般的にプロパンガスの方がかなり高いです。地域差や販売元によりますが、ガス単価が都市ガスの3倍以上することもあります。
総務省統計局の報告では、一人暮らしの平均的な1カ月のプロパンガスと都市ガスのガス代は次のようになっています。
一人暮らしの平均ガス代(冬)
- プロパンガス:7000円~12000円
- 都市ガス:3000円~5000円
一人暮らしの平均ガス代(夏)
- プロパンガス:3000円~5000円
- 都市ガス:2000円~3000円
上記のように、プロパンガスと都市ガスでは毎月約2000円ほどの差があります。
ですから、契約内容を確認して、プロパンガスの住居にお住まいの場合で安くなるようならば、都市ガスへの契約変更ができないかを検討しましょう。
ちなみに、賃貸住宅の場合は、物件の所有者(大家さん)にガス会社の変更をお願いする形になります。
新しく賃貸住宅をお探しの方は、是非、住居が都市ガスかプロパンガスかを確認して、家賃にガス代を考慮してお部屋を探しましょう。住居が都市ガスかプロパンガスかを見分ける時は、家の外にガスボンベがある(プロパンガス)かない(都市ガス)かで分かります。
都市ガスとプロパンガスの違い
都市ガスとプロパンガスは以下のような違いがあります。
都市ガスとは?
都市ガスは、その地域で供給している都市ガス会社または自治体のガス局と契約することで使用できます。※2017年4月からは都市ガス選択が自由化されます。
ガスは、道路下に張り巡らされたガス管→ガスメーターを経て各家庭に供給され、料金体系は公共料金で、決められた基準に基づいて値段が設定されています。
都市ガスは、プロパンガスよりも安価なことが多いですが、ガス管が通っていないエリアでは利用できないため、利用者は全世帯の半分程となっています。
プロパンガス(LPガス)とは?
プロパンガスは、お住い地域のLPガス会社の中から選択して契約します。
ガスは、契約したLPガス会社が各家庭にガスボンベを届けることで供給され、料金体系は自由料金となっています。
プロパンガスは、都市ガスが行き届いていないエリアや地方都市で利用されており、都市ガスと比べて価格は割高なことが多いです。
32.ガス会社と価格交渉
現在のガス明細書を確認して他会社の単価と比べてみましょう。そして、明らかに料金が高い場合はガス会社に電話して値引き交渉をします。
プロパンガスは自由にガス料金を設定できるため、ガス会社によってガス料金がかなり違います。
プロパンガスの料金は「基本使用料+従量単価」で算出されます。従量単価は使用量ですから、上述してきた方法で節約するしかありませんが、基本使用料は交渉で安くすることができます。プロパンガスはガス会社を選択できる。
都市ガスも2017年4月より自由にガス会社を選べるようになります。価格交渉が可能かはまだ分かりませんが、ガス会社の変更で、現在よりもガス代を安くできる可能性があります。
33.クレジットカード払いにする
ガス料金をクレジットカード払いするメリットは、支払い金額に応じてポイントが貯まるということです。
ガス会社によっては、支払い方法による割引サービスを実施していることがあるので、よく比較してよりお得な支払い方法を選択しましょう。
例えば、東京電力では、支払方法を口座振替にしたユーザーに対し、毎月50円の割引を実施しています。ですから、クレジットカード払いによるメリットが50円以下ならば、口座振替での支払いがベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単な方法で年間1万円以上のガス代節約ができることが分かりましたよね。
もし現在のガス代が、総務省統計局の調査による2人以上の世帯の1カ月あたりのガス代平均額(年間68510円(5709円/月))より高いようなら、是非、ここで紹介した節約に挑戦してみてください。