ガス料金の節約術【当たり前から究極の節約】
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1.ガス給湯器のガス量を“小”にする
流し台にあるガスの給湯器にはガスの量を調節するつまみがあります。向かって左に動かすとガス量が“小”。向かって右に動かすとガス量が“大”と調節可能です。ほどんどのガス給湯器にある設定つまみです。
この中間の真ん中に合わせても、ガス量は“中”にはなりません。そのため、ガス量は、“小”または“大”の選択が可能です。
夏場は、食器なども水洗いで問題ないと思いますが、もし油汚れなどで使う必要がある時は、ガス量を“小”で設定します。
冬場は、油汚れなどに関係なく食器の水洗いだと冷たくて、なかなか難しいと思います。そんな時はガス量を設定しますが、冬だからといって“大”にする必要はありません。
なぜなら、ガス量が“小”でも十分ぬるま湯程度のお湯がでてくるからです。季節を問わずガス給湯器を使う時は、ガスの量はぜひ“小”で設定すると節約になります。
この方法だと、1ヶ月ガス料金が300円くらい違ってきます。ちりも積もればで、たかが300円と思わず試してみた方がいいと思います。年間にすると、かなりの節約になるからです。
2.ガス給湯器のガスの温度をぬるま湯くらいの温度に設定
流し台のガス給湯器には、もう一つ温度設定ができます。私が使っているものはパロマの製品ですが、ダイヤル式のつまみで温度を設定できます。低温、1~4、夏、熱湯、冬と設定できます。
ちなみに私は、ガス給湯器をほとんど冬場のみに使用しますが、温度設定は、“低温”です。ガス量の“小”と温度“小”でも、十分な温かさのぬるま湯程度のお湯がでてきます。
温度設定の文字から判断してしまうと、冬はダイヤルを“冬”に合わせてしまいがちですがその必要はありません。万が一“冬”に合わせてしまうと、かなりの熱湯がでてきてしまい触ったとたんあまりの熱さに手を引っ込めてしまうほど“熱い”です。
また、油汚れがどうしてもという時は、鍋やフライパンに洗剤をたらし、温度設定をダイヤルの4くらいにし入れます。必要な分まで入れ、しばらく放置しつけ置きします。こうすることで、取れやすくなるからです。それ以外は、本当に温度設定“小”で十分な温かさで使用することができます。
3.ガスコンロの火を鍋やフライパンからはみ出さないように気を付ける
この節約は、どの人もどの家庭でも当たり前のように試していると思いますが、ガス代の節約では基本だと思います。
ガスコンロの火を鍋やフライパンからはみ出した部分は、無駄にガスを使っていることになるのです。だから、ガスコンロの火を見て、はみ出さないようにすることが大切です。
また、調理の仕方で必要なガスの強さを弱火、中火、強火などこまめに設定することも、ガスの節約だけでなく、美味しい料理を作る上でとても大切です。
ガスコンロで調理の最初から最後の完成するまで、つけっぱなしにならない“むらし”など使い、必要に応じてガスを切るなども節約には必要だと思います。
4.湯船にお湯を溜める時はお風呂に入る直前に溜め冷めないうちに入る
湯船につかる人、全く使わない人がいるので一概に言えませんが、お風呂に入る直前に湯船を溜めることは、ガス代の節約にとても重要です。
また、溜めてから家族全員入りきるまで時間を空けず、なるべく追い焚きせずに入ることもガス代の節約になります。
追い焚きは、かなりガスを使うので節約には大敵です。また、お風呂での究極の節約はシャワーのみにすることです。これはかなりガス代が安くなります。実際に前試したら2000~2500円くらい違いました。
シャワーもこまめに止めて、湯船を溜めない方法が究極だと思います。夏場は、シャワーのみでも大丈夫な気もしますが、冬場は寒くて湯船なしはちょっと大変かも知れません。究極の究極を目指すならこの方法はお勧めです。
ガス温水ルームヒーターなどのガス暖房を使う時は温度設定に気を付ける
ガス温水ルームヒーターなどの暖房は、本当に暖かいし灯油を買う暖房と違い、専用のガスの口にさしこむだけなので楽です。
温風ヒーターやストーブ、エアコンなどの暖房器具と違い、吹き出す風が強いので、あっという間に部屋が温まります。
私の使い方ですが、つけ始めて部屋が温まるまでは、設定温度を22度くらいにします。その後30分くらいして十分部屋が温まったら18~20度くらいに変えます。温度を下げても、一旦温まった部屋の温度も下がることなく使えるのが、このガス温水ルームヒーターの良い所だと思います。
この暖房を使う時は、普通契約でなく割引適用の料金プランがあるので、変更することをお勧めします。
普通プランのままだと、節約になるどころか請求金額が高額になる恐れがあるので注意が必要です。
6.ガス給湯器を使わない
究極の方法ですが、季節を問わず1年を通して、流し台にあるガス給湯器を使わない方法です。
夏の暑い季節などは使わなくても問題ないと思います。春や秋も使わずに頑張ろうと思えばなんとかきりぬける事ができます。問題は、真冬の寒い時期に家族分の食器や鍋、フライパンなどの調理器具を延々と洗い続けることは、かなりの拷問に近い状況です。かなり過酷です。
ただガス給湯器に頼らず、その冷たい水から少し緩和できる方法がひとつあります。100円ショップなどで売っているゴム手袋を使う方法です。
ゴム手袋は、本当に万能なアイテムです。手にするだけで、素手よりはかなり、冬の水の冷たさを和らげてくれます。
また、ガス給湯器のぬるま湯や水洗い両方共、どうしても手がカサカサになり、手荒れの原因になってしまいます。でも、ゴム手袋をすることで冷たい水とカサカサになりがちな手荒れから手を守ってくれる一石二鳥のベストアイテムです。
私もそうですが、ゴム手袋をすると手に湿疹ができる肌の弱い人にはもう一つ方法があります。ゴム手袋をする前に軍手又は綿の手袋をしてからする方法です。
この方法は、以前私がゴム手袋で湿疹ができて皮膚科に通った時に医師から教えて貰った方法です。
ゴム手袋の内側には、手の弱い人に大敵な細かい粉がついているそうです。この粉が手の湿疹の原因だそうです。この粉が直接肌に触れなければ、肌の弱い人にもゴム手袋はお勧めできる節約方法です。
なるべくガス器具を使う量を減らすことが究極の節約かもしれません。