ガス代を見直してみよう!圧力鍋で節約・時短

  • sherikoppi

圧力なべ

光熱費の中でガス代は電気、水道に比べて見えにくく節約しにくいところです。今回はガス代について見直し、キッチンにおけるガス代の節約のために圧力鍋を使うことをおすすめしたいと思います。

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ガス代はどのくらいかかっているのか?

毎月の明細を見て、今月は高かった安かったとは感じていても、年間で実際にどのくらいかかっているのかを知っている人は少ないかもしれません。

ガス代は一般的に夏に少なく冬に多くなりますが、1ヶ月あたりの平均は、総務省統計局の調査によると2人以上の世帯では5,709円です。

つまり、1年間で68,508円がガス代に使用されていることになります。この金額を目の当たりにすると、光熱費はあとに残るものではなく消費していくものなので、少しでも安く抑えたいと思うのではないでしょうか。

調理をするときのガス代は?

東京ガスのホームページによると、ガス料金の目安は強火で1時間加熱した場合で約37円、中火では約21円、弱火では約5円とされています。

それほどかかっていないのでは、という感想を持つかもしれませんが、日々の積み重ねで確実にガス代は変わってきます。

例えばガスコンロの炎を鍋底からはみださないようにすると、やかんで1日3回お湯を沸かした場合、年間386円の節約になります。鍋に蓋をして煮込むようにすると、1日1回煮物を作った場合、年間で3390円の節約になります。圧力鍋を使用すると、さらに1020円の節約になります。

主婦の味方、圧力鍋を活用しよう

上記のような心がけをする以外に調理におけるガス代を減らすためには、当然ですが加熱時間を減らすことです。

加熱時間の短縮には圧力鍋をおすすです。

圧力鍋を使うことによって加熱時間、つまり調理時間が減り時間の節約、それによってガス代の節約、さらに美味しく調理できるので、主婦にとって一石三鳥の調理器具です。

使いこなすのが難しいのでは、と手を出さずにいるのはとてももったいないですし、もしあまり使わずに眠っている圧力鍋があれば、ぜひしまい込まずに使ってもらいたいと思います。

圧力鍋でどんな料理ができる?

圧力鍋は煮込み料理が得意です。時間のかかる凝った料理も短時間で美味しく作ることができます。

豚の角煮や牛すじの煮込みは、通常は下茹でと煮込みで2時間のところ、圧力鍋では40分で完成です。

おでんも通常1時間以上かかるところ、圧力鍋では加圧5分、自然冷却をすると味の染みたおいしいおでんが完成します。

鰯やさんまといった魚も、普通の鍋で骨まで柔らかく煮込むためには1時間ほど必要ですが、圧力鍋では加圧15分で柔らかくなります。

時間のかかる煮豆も加圧10分です。

また、炊飯器で早炊き機能を使っても30分程度かかるお米の炊飯は、圧力鍋では加圧時間4分で、ふっくら美味しいご飯が炊けます。

家庭料理の定番の肉じゃがも加圧時間2分でできるので、特別なときにだけ使うのではなく、フライパンや他のお鍋と並べて日々の調理に使用し、その便利さに気づくと手放せなくなると思います。

圧力鍋の選び方

まず、圧力鍋を選ぶ際のサイズですが、小さなものでは2リットル、大きなものでは6リットルまであるので家族の人数に合わせて選びます。

2人家族では2~3リットル、4人家族では4~5リットルくらいが良いでしょう。圧力鍋といえば高いというイメージの方もいるかもしれませんが、今は価格も幅広く、予算、用途に合わせて選ぶことができます。

リーズナブルなのはパール金属やドウシシャのルミナスプラスで5000円程度から購入できます。メジャーなものではワンダーシェフやピタクラフト、ティファールで、値段は8000円~20000円程度、プロも認める高品質なものを求める場合はフィスラーなどで30000円以上になります。

かかる圧力の違いなどありますが、初めて圧力鍋を購入する場合は、高機能のものよりもシンプルで使いやすいもの、自分で扱いやすい形状のものを選ぶことが使いこなすためのポイントになります。

迷ったときは、アマゾン売れ筋ランキングや、楽天人気ランキングを参考に選ぶと良いでしょう。