電気製品のエコにだけ頼らずに根本的な節電
年々、エコを謳った電気製品が次から次へと発売されていますが、それに踊らされて買い換えていては、それこそエコどころか大出費になってしまいます。
もっと根本的に、電気代の節約を目指すのが第一だと考えます。
スポンサーリンク
1.アンペアを下げる
基本料金に大きくかかわってくるアンペア数は、幾つに設定なさっているでしょう。
勿論ご家族の人数によって、どうしても大きくなる場合もありますが、ここはやはり思い切って見直してみるのは如何でしょう。
家電製品で一番で機器を食うのは勿論、常時稼動の冷蔵庫です。この分はどうにもなりませんが、これ以外は削ることも可能です。
思い切ってアンペア数を下げることによって、使いすぎればブレーカーが落ちますので、それを目安に節電するのがよろしいかと思います。
ちなみに20アンペアで、掃除機(古いタイプの物)と冷蔵庫、家の電気3箇所つけてもブレーカーは飛びません。
2.コンセントは抜く
使わない電化製品のコンセントは抜くを習慣にしましょう。
コンセントを入れているだけで、微量ですが常に電気が流れてしまっています。
塵も積もれば山となりますので、夜寝る前に必要のないコンセントは抜いておきます。
勿論旅行などに行く時には、冷蔵庫以外は全部抜いていくのがお勧めです。電話やモデムも一括して、長時間(3時間以上)使わない時は抜いてしまいます。固定電話の場合、詐欺電話の予防にもなりますので必要ないとき(緊急の要件など)は、抜いてしまった方がいいです。
携帯電話があれば、連絡とかに困ることは無いはずです。
3.炊飯はガス
炊飯器の電力消費量はかなり大きいので注意です。
昔まだエアコンの電気消費が大きかった頃、アンペア数が少ないと炊飯器とエアコンでブレーカーが飛ぶことが日常茶飯事でした。
いっそこの炊飯を、ガスの直火で行ってしまったほうが経済的でしょう。特に炊飯専門の土鍋やセラミック鍋だと、一旦沸騰した後はガスを切って放置で炊き上がりますので、ガス代も最低限で済みます。
最初は面倒に感じるかも知れませんが、慣れてくれば時間的にも少なくて済みます。
4.暖房はエアコン以外で
エアコンの場合、どんなにエコであると謳っていても、冷房に比べて暖房は電力を食います。
火力の大きなガスか、もしくは災害に強い灯油ストーブがお勧めです。
特に一番ベーシックな灯油ストーブの場合、着火に電池は使用しますが電力自体は使われませんので、何か大きな災害が会った時にも大変にお役立ちです。
そう言う意味でも、エアコンではなく他の暖房器具に目を向けて見ては如何でしょう。
5.生活全般の電力消費を抑える
ほんの少しの電力消費だからと思っていると、何時の間にか大きな出費になります。
小さな節約が功を奏する場合もありますので、生活全般でちょっとずつ気をつけてみましょう。
例えば洗濯です、洗濯機の電力消費も馬鹿に出来ません。もしお子さんが多いなどの理由があれば仕方ないですが、そうでなければ毎日の洗濯を2日に1回にしてみるだけで、1年にすれば大きな節電になります。
掃除も同じで、フローリングの床の家が増えている昨今、掃除機は1週間に1回か2回で充分かと。モップやフローリング専用の清掃用具で、毎日の掃除は充分だと思われます。掃除機の電力消費は、侮れない物がありますので。
また勿論冷蔵庫も温度設定に気をつけましょう。頻繁に開け閉めしなければ、「中」で充分です。冷蔵室は入れすぎず、冷凍庫は一杯にしておくのも忘れずに。
そしてこれは何より優先の節電ですが、使っていない部屋の明かりは消しましょう。小さな節約でも、1年続けば大きな節約になります。
わざわざ壊れていない家電を、新しいエコ家電に変えるくらいなら、こういった根本的な方法から取り組んでみるのは如何でしょう。節電=節約ですので、生活根本からの見直しが第一だと考えます。