FREETELの格安SIMと端末選びについて
私は現在、Freetelという格安SIMの企業の製品を利用しております。この企業のリリースする製品、またサービスのメリットとして、通話込みの月々の基本料金が1300円弱と言うこと、そしてなにより、普通に使っている分には短期解約を行ったとしても違約金が発生しないことが挙げられます。これにより、メジャーなキャリアから他の端末に移りたいが、違約金が発生してしまうので繋ぎとして利用したいというような目的にも利用できる点は非常に大きな強みです。対応機種はSIMフリー端末か、Docomo系列に属するものであれば問題ありません。
通信強度そのものは自分の居住地では感度もあまりよくないのですが、それでも不通になったりネットが利用できなくなったりということはありませんでした。
ただし、Docomoの端末を利用していることによる弊害もあります。最も大きなものとしては、テザリングが利用できないということです。特にSHARPのスマートフォンはSIMフリー化もシステム上中々難しいようで、DocomoのSIMフリー化のサービス対応表に記載されている機種が目立って少ない傾向にあります。この点については、そもそもSIMフリー端末を利用していない私の落ち度による部分も大きいのですが、それはそれとして通信専用端末を用意すれば良いだけのことですので、「繋ぎ利用」という名目上では大きな不便は発生しておりません。
よって、Docomoが保持している回線を利用する格安SIMメーカーを選ぶ際は、白ロムの筐体を通販などで仕入れるか、DocomoのSIMフリー化対応端末を狙って購入すべきでしょう。ちなみに、SIMフリー化にはキャリアを経由せずとも、root化を行って無理やり設定を変更するという方法もありますが、規約違反の改造となる為にメーカー保障が消失してしまいますので注意すべきです。
しかしながら、数年前から相当数の機種がリリースされておりますので、中古端末程度であれば選択肢はそれなりに多いかと思います。その中で、ご自分に合う製品が見つかれば、より満足のいく格安SIMライフを送れるはずです。