子どもの習い事は地域に根ざした教育で節約しよう
習い事、何を選びますか?スイミングに英会話、ピアノにバレエにサッカー・・・子どもの習い事は多種多様です。
自分が子どもの頃にしていたものと同じものを勧めてみたり、野球がしたいサッカーがしたいと子どもから頼まれたり、きっかけは様々です。
我が子にどんな習い事をさせようかと、ワクワクしながらリサーチしているご家庭も多いことかと思います。でも実際、そんな家庭ばかりではありませんよね?
子どもの習い事は、意外と家計を圧迫します。
毎月の月謝の他にも、道具をそろえたり買い換えたりと、必要経費はどんどんかさむばかりです。
子どもの希望するままに習いごとを始めている家庭はさすがにそれほど多くはないと思いますが、種類と数を検討する際、月謝は重要な決定要素になります。
いったい何を選べば良いのか、どこのスクールがお勧めなのかわからない、と悩みは尽きません。
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地域に根ざした教育環境って?
我が家では、子どもの習い事は地域に密着した環境で受けられるものに絞っています。
具体的には、幼稚園や小学校で開催している習いごとや、公民館で開かれている地域のサークル活動です。
幼稚園や小学校では、絵画やサッカー、バスケットボールなど、様々な種類があります。学校側は場所のみ提供して、民間団体が教育施設を利用して習いごとをするというケースが増えています。これは直接問い合わせてみると早いです。
子どもが通う幼稚園や小学校で習うことができれば、移動時間もとられずに、安心して通うことが出来ます。
うちの学校などではあまり習い事がないわ、という方も、地域の公民館などの施設は近所にあるのではないでしょうか。
一度、どんなサークルが活動しているのか、問い合わせをしてみることをお勧めします。きっと意外なほどの充実度に驚かれることと思います。
我が家の地域のサークル活動は、書道、英会話、ダンス、太極拳、空手、そろばんなどがあります。
スイミングやバレエといった、特別な学習場所が必要な習い事は難しいのですが、英会話や書道、空手などは特にお勧めです。
なぜならば、地域のサークルの習い事は、月謝(月会費)が2000円程度から設定されているものが数多くあり、家計にとても優しいのです。
そして、たいていは自宅からそれほど遠くない場所にあるので、通うのにもそれほど苦労はありません。
面倒なこと、デメリットはないの?
一般的な民間企業のお稽古事に比べ、地域のサークル活動の場合は親の手助けが必要になってきます。
役員を引き受けたり、当番制で準備を手伝う必要があったり、親の出番は多少多くなるかもしれません。しかし、子どもが新たに何かを学ぶ環境に親自身も協力して参加することは、子どもの成長においても大切ではないかと考えています。
単にお金を取るか手間を取るかという問題ではなく、子どもを見守りながらサポートできるというとらえ方であれば、特に苦にはなりません。
みんなはどれくらいお金をかけているの?
最初の習いごとを始めた時期は、3歳くらいが一番多いようです。そして、一ヶ月の習い事にかける費用は、5000円~1万5000円が一番多いといわれています。
これに子どもが二人、三人と増えた場合、習い事にかけるお金はどんどん膨らんでいきます。親が子どもに習わせたいものが明確に決まっている場合は、各スクールを調べて金額やカリキュラムを確認することがスタートになりますが、どんなものを始めたら良いのか迷っているような状況でしたら、まずは近くの公民館に地域活動について問い合わせてみましょう。
二つ習っても5000円かからないという場合もありますので、経済的にはかなり違いが出てきますよ。
節約に走り、闇雲に習い事をさせないように決め込んだりする前に、低価格でも充分納得できる活動が身近にあることを知って下さい。
地域に根ざしたご近所づきあいのような活動も、子どもが育つ環境整備を共有し合うという点では、本当に重要な活動といえます。