車のエンジンを快調に保つことが節約に繋がる

  • ちょんちょん

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車というのは消耗品の塊で、長く乗っていたいなら適切なサイクルで消耗品を交換することが大切になってきます。

故障というのはその部品自体の不良か、性能をすべて使い切ってしまったときに発生し、部品自体の不良といった偶発的なケースは防ぎようがありませんが、性能を使い切ってしまった場合は、適切なメンテナンスさえ行っていれば防ぐことができます。

例えば掃除機のフィルターが詰まると吸引力が低下するように、エアクリーナーも使っていれば汚れが詰まって空気の通りが悪くなります。掃除機のつまりであれば迷わずフィルターを交換しているのですが、車のエアクリーナーは詰まったままほったらかしにしている人が意外と多いのです。

そのような状態では、吸気の抵抗になってエンジンが本来の性能を発揮することはできません。この異物をろ過するフィルターはエンジンオイルやエアコンなどのほかの部分にも数多く利用されていて、取り込む空気や、燃焼させる燃料、潤滑するためのオイルなど、異物が混ざり込んだまま循環させてしまうと正常に機能することができなくなるのをフィルターで防いでいます。

そして、使用していれば当然、詰まりが生じるためそれぞれに定期交換のサイクルが設定されています。本来の性能を発揮させるためには一定期間で、詰まる前に交換する必要があります。

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エアクリーナーエレメントの交換

交換の目安はたいてい3万~4万キロ、または3年ごとになっています。空気中のほこり等をキャッチしているエアクリーナーは、走行していれば目詰まりしてきます。

こういうような状態になると、空気を吸入しにくくなるため、アイドリングが不安定になったり加速不良を引き起こしたりします。

インジェクション使用の場合は、空気量に見合った燃料が噴射されるためパワー不足になり、アクセルをより強く踏み込み燃料を多く使うので、燃費も悪くなります。

こうならないように、定期的な点検や交換をして、トラブルになる前に新品と交換したほうが良いです。