【東京都限定】エネファームと太陽光で電気代を節約
都市ガスから発電するエネファームと太陽光から発電する太陽光(ソーラー)発電の機器を同時に自宅に設置することで、電気料金の大幅な節約ができます。季節によっては、売電収入のほうが電気料金よりも多くなるかもしれません。
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エネファームとは?
エネファームとは家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの統一名称で、燃料電池実用化推進協議会により定義されました。
主に都市ガスから水素を取り出し空気中の酸素と化学反応させて電気を起こす仕組みです。発電する時に出される排熱でお湯を沸かし浴室への給湯や居室の床暖房に使用します。
エネファームを使うと発電が自宅で行われるためほとんど送電ロスがない上に、排熱を利用した給湯などエネルギー効率が高い、言い換えればエコな仕組みなのです。
エネファームの機械装置が未だに高価なのがネックです。安いものでも工事費別で160万円(税抜)します。普及に向けて、国及び地方自治体が補助金を出しています。エネファームの補助金については後述します。
太陽光発電とエネファームのダブル発電でどうしてお徳なの?
昼間に太陽光で発電した電気を主に利用し、夜はエネファームで発電した電気を利用します。昼間は太陽光で発電した電気で自宅の電気を賄うようにし、エネファームの稼働を少なくするように設定します。
季節によっては、昼間の太陽光で発電したたくさんの電気を電力会社へ販売することができるかもしれません。残念ながら、太陽光で発電した電気しか電力会社に売ることはできません。
エネファームで発電した電気は、現時点では電力会社に売ることはできません。東京都にお住まいの方が現在住んでる住宅に太陽光発電の機器を整備すると、東京都地球温暖化防止活動推進センターが行う「既存住宅における再エネ・省エネ促進事業」の補助金の対象になる可能性があります。詳しくは東京都地球温暖化防止活動推進センターにお問い合わせください。
エネファームで補助金が貰える?
エネファームを購入し設置すると国及び地方自治体から補助金をもらえる場合があります。東京都にお住まいの方ですと、以下の補助金の交付対象になる可能性があります。
○一般社団法人燃料電池普及促進協会が募集する「平成28年度民生用燃料電池導入支援補助金」
○公益財団法人東京都環境公社で行っている家庭の創エネ・エネルギーマネージメント促進事業から支払われる「家庭用蓄電池、燃料電池(エネファーム)に対する補助金」
○足立区、荒川区、板橋区、葛飾区、北区、江東区、新宿区、杉並区、墨田区、台東区、中央区、豊島区、練馬区、文京区、港区、目黒区、あきる野市、清瀬市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、狛江市、立川市、調布市、羽村市、東村山市、府中市、福生市、三鷹市、武蔵野市、武蔵村山市、瑞穂町の各市町村でも、エネファーム等のエコを促進する補助金の制度があります。
詳しくは、一般社団法人燃料電池普及促進協会にお問い合わせください。
エネファーム用のガス代プランがある
東京ガスをお使いで「エネファームで発電エコぷらん」を選択すると、1か月20~以上使った場合に一般料金よりも安い料率が適用されます。エネファームはガスを大量に消費しますので、このプランを使いたいですね。
4月30日までキャンペーン実施中
東京ガスでは平成28年4月30日まで申し込みできるダブル発電応援キャンペーンを実施中です。ダブル発電とはエネファームと太陽光発電を同じ家屋に設置して発電することです。東京電力を使わなければいけません。
申し込みをすれば、1年で最大30,000円が最大10年間もらえます。エネファームで発電した電気は原則売ることができないので、このキャンペーンを使える方は是非、使いたいですね。
電気料金とガス料金を口座振替にする
電気料金とガス料金を口座振替にすると、支払ごとに54円を割り引いてもらえます。クレジットカード払いでもポイントが付きますが、54円を上回るポイントが付くクレジットカードでない限りお徳ではないと思います。銀行預金ではほとんど利息が付きませんので、口座振替の割引を享受しましょう。