飲み物代が食費の節約を左右する
食費のうち意外にお金がかかるのが飲み物です。
ペットボトルの値段は年々上がっていきますし、ちょっと一杯コーヒーを買うだけで簡単に100円玉が飛んでいきます。
一度、1か月にかかった飲み物代だけを集計してみてはいかがでしょうか。
レシートを保存するのはもちろん、自販機や駅の売店で買った飲み物も手帳にメモして集計してみると、軽いショックを受ける金額になるはずです。
手ごろな方法としてはペットボトルの再利用があります。
一回使った容器は、本体だけでなくフタの内側にも雑菌が付いています。フタもきちんと洗うと清潔に使えます。お茶を詰めるときは漏斗があると格段に効率が良くなるのでお勧めします。百円均一でも購入できます。
学生時代は、マグカップをロッカーに入れていました。
学食で一日中、給湯器から無料のお茶が汲めたので、昼食のときだけでなく授業の合間にも、学食のお茶をもらって教室で飲んでいました。
自分のカップは返却しなくて良いのが楽でした。ステンレスボトルならば保温性が高いので、一回りリッチな気分で飲めます。
購入するときはできるだけ構造が単純で洗いやすいものを選ぶと良いでしょう。
普段使っている食器洗いスポンジだけで洗えるなら清潔に使い続けやすいです。
給湯室で熱湯を汲める会社にいたときは、お湯だけをボトルに入れて飲んでいました。
これなら茶渋がたまらないので、帰宅前にトイレの液体せっけんでフタと飲み口のパーツだけを洗って会社において帰り、毎日使うことができました。
自宅では麦茶ボトルを常に使っています。
スーパーなどで重いお茶を買い、容器を洗って捨てる手間を考えると、さほど余分に手間がかかるわけではありません。
ティーバッグを買ってきても良いですし、頂きものの茶葉を百円均一で売っている「出汁パック」に入れてティーバッグを作っておくのもお勧めです。
1円でも切りつめたいなら、外食時に飲み物をセットにしないという方法もあります。
ちょっと勇気がいりますが、ファストフードで一人で食べるなら、飲み物なしでも何とかなります。親切なお店なら頼まなくてもお冷を付けてくれます。