食器洗いは食器洗浄機で!今や水道代節約の必須アイテムです

  • 霜月冬子

食洗機

食器洗浄機は贅沢品!?

先進国で当たり前のように普及している食器洗浄機。日本では贅沢品だと捉えられる商品です。

近年、システムキッチンですと組み込まれていますが、個別で購入している方はまだまだ少ないのが現状です。一般家庭での普及率は30パーセント前後と言われています。

発売されたころは高価な電気製品でしたが、今では値段も手ごろな物が増えていますし、高額な掃除機を購入するならば、食器洗浄機を買う事をお勧めします。

マンションのキッチンでも省スペースタイプもありますし、縦型、横型などキッチンのスペースに合わせて選ぶことが出来ますので、置けないという事はありません。

そんな贅沢品は買えないと考えている方も多いと思いますが、長い目で見ると水道代が大きく変わってくるのです。食器を洗うという日常的な事こそ、節約のポイントとなるのです。

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食器洗浄機で水道代が安くなる理由

食器の手洗いの場合、すすぎの時水は出しっぱなし。家族の人数が多ければ多いほど水を大量に消費します。

4人分のお皿を洗い流すには6~8分程、水を出しっぱなしの状態です。これで50リットルから60リットルの水を消費するのです。それが、毎日、毎月、毎年と考えると、いかに無駄な水を消費しているかわかるかと思います。

食器洗浄機の場合は、人が触れないほどの熱湯で洗浄し、庫内で循環させて洗います。その為、水の量が少量で済むわけです。

通常、冬は暖かいお湯で洗います。水からお湯に変わるまで、水を出しっぱなしにしていませんか?この小さな行為も無駄な水の消費です。これが毎日となると、どれだけ水道代が節約できるか理解できます。

また、家族の人数が多ければ多いほど水道代が節約できるのです。

日々、進化している食器洗浄機

食器洗浄機で洗っても汚れ残しがあったりして、また洗いなおして水道代がかかるのではないの?と思っている方も多いことでしょう。それはもう一昔の話です。

一番進化の早いのは電化製品です。食器洗浄機の性能は高くなっており、手洗いよりも綺麗に仕上がります。熱湯で洗浄し、強い水流で洗い流します。

水を勢いよく出しているとそれこそ水道代の無駄になります。いくら水を勢いよく出したとしても、庫内の噴射力には勝てません。その上エコ運転を搭載している商品もありますので、いかに水を少なく、電気代を少なくするのかを考慮し作られています。

食器を拭くという行為も水道代の無駄遣い

食器を洗った後、布巾で拭いているという方、それも水道代の無駄遣いです。その拭いた布巾は洗濯しますよね。その水道代は無駄です。

食器洗浄機でなら乾燥もしてくれます。それも高い温度で乾燥しますので、除菌作用もあります。布巾は不要です。布巾の洗濯も不要なのです。

たかが布巾です。洗濯も量により水を多く使います。日常の小さな積み重ねが大きな節約につながっているのです。

では、食器を乾燥するのに電気代がかかるのではと思っている方、乾燥しなくても大丈夫。通常、食器洗浄機は最終段階のすすぎは熱湯で行います。すすぎが終わったら止めてください。水で洗うといつもでも食器が濡れていますが、熱湯だとすぐに水分が蒸発するのです。少しの時間放置しておけば、もう食器は乾いています。

では、食器乾燥機だけ買えばいいのでは?それでは水道代の節約にはなりません。一番無駄な水を使う行為は「すすぎ」だからです。

初期費用よりランニングコスト

設置時は多少費用がかかっても、この食器洗浄機の寿命まで使用するとすれば、水道代の節約はかなりのものになってきます。

時間も水道代も節約できるなんて、長い目で見ればかなりのお買い得商品です。目先のコストだけではなく、長期的に見て下さい。