洗剤の節約術!家庭用洗剤を3種類に減らして節約する方法
いろいろな種類の家庭用洗剤を買うのはもったい!トイレ・お風呂・ガスレンジ・窓ガラス用の洗剤が無くても、汎用性のある洗剤と身近な物を使えば十分キレイになります。
汎用性のある洗剤とは、台所用洗剤・重曹・クリームクレンザーの3つです。本当にこれだけ?と思いますよね?では、限られた洗剤を使ったお掃除方法を紹介します。
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限られた洗剤でのお掃除方法
食器・調理器具
油で汚れた食器や調理器具は、ボロ布で油を拭きとります。
ボロ布は古いシーツやTシャツなど木綿の素材が適しています。適当な大きさに切って台所に置いておくと重宝しますよ。
食器類は水を入れた洗い桶にしばらく浸けておけば、少量の台所用洗剤だけで汚れが落ちます。
一週間に一回くらいは、台所用洗剤の代わりにクリームクレンザーを使えば、茶渋や食器の黄ばみ汚れもキレイになります。
お魚などの生臭さが取れない時は、ミカンやレモンなどの柑橘類の皮で拭いてから水で洗ってください。面白いようにイヤな臭いが取れます。
シンク
シンクは柑橘類の皮でこすると水垢が取れます。「柑橘類の皮は捨てる前に掃除に使う」と、覚えておいてください。
ガスレンジ
料理でレモンを使って絞った皮が残っていたら、レンジの油汚れの部分をこすってみてください。台所に爽やかな香りが広がり、ベトベトした油汚れがツルッと落ちます。
吹きこぼれの焦げ付きにはクリームクレンザーを使い、こびりついた油汚れには重曹を振りかけてしばらく放置してからボロ布で拭きます。
換気扇
換気扇はレンジのように小まめに掃除をするのは無理なので、どうしても油がこびり付いてネチョネチョしてしまいます。
そんな時は、重曹に水を加えてペースト状にして換気扇に塗り、しばらく放置してからボロ布で拭きとります。細かい部分は歯ブラシ(使い古しやホテルのアメニティの歯ブラシで十分)を使います。
お風呂
浴槽・洗面器・手桶などを洗う時は、シャンプーを使います。頭皮の汚れを落とすシャンプーですから、浴槽に付いた湯垢も落としてくれます。
シャンプーはホテルのアメニティを使えばさらに節約できますよね。洗い場は、ブラシやスポンジでこすれば洗剤を使わなくても汚れが落ちます。
トイレ
日々の掃除は洗剤なしで、トイレ用のブラシで便器をこすれば汚れが落ちます。ブラシで汚れが落ちない時は、歯ブラシにクリームクレンザーを付けて使います。便座部分はハッカ水(*1)をボロ布に吹きかけ、軽く拭くだけでサッパリと汚れが落ちて、爽やかなハッカの香りがトイレに漂いスッキリします。
(*1)ハッカ水の作り方は、スプレー容器に水を入れ、少量の消毒用エタノールを入れ、そこにハッカ油(ドラッグストアなどで購入できます)を数滴たらします。消毒用エタノールはハッカ油を水に溶かすために使います。
このハッカ水はエアーフレッシュナーとして使うこともできるので、作っておくと重宝します。
ガラス窓
窓ふきは雨の日の翌日が適しています。雨で窓ガラスの汚れが落ちやすくなっているからです。新聞紙を水で濡らして窓を拭き、乾いた雑巾でふき取ります。ガラスクリーナーの臭いが苦手な人にもおススメな方法です。
終わりに
今までの習慣やテレビコマーシャルに影響されて、「この汚れにはこの洗剤が必要」と思い込んでいますが、洗剤を使わなくても落ちる汚れは多いのです。
そして、お気づきかもしれませんが、少ない洗剤で掃除をすることは環境にも優しいのです。柑橘類の皮、古いシーツやTシャツ、古新聞、使い古しの歯ブラシなど、捨てる前に再利用できるものを使うのですから、モノを大切に使うという事にもつながります。
このように洗剤の種類を減らすことは、洗剤を買うお金の節約だけでなく、いろいろな面でメリットがあります。出費を抑えることだけが節約ではなく、「今ある物を有効に使うことが本当の節約」だと思います。あなたも「この洗剤、本当に必要?」と、洗剤を買う前にチョット考えてみてはいかがでしょうか?