クレジットカードとプリペイドカードを上手に使い分けよう

  • 音小田こねこ

プリペイドカード

わたしは、クレジットカードで使うものは常に1枚と決めています。

一番、近所でよく使うお店のもの、支払い口座のある銀行が家近であるというのが一番合理的です。

何枚ものクレジットカードを複数の口座から引き落として使うと、どれだけ利用したのか金額がより把握しにくくなります。

結果として、思わぬ督促状を受けたり、金融取引上の不利益をこうむることが生じるからです。

たとえ一枚以上、クレジットカードが必要な場合でも、生活費はAカード、交際費はBカードなど用途を決めておくといいでしょう。家系管理がやさしくなります。

一見、お得なようでも、たとえばイオンでイオンカード、ファミリーマートに行ったらTカードなどとお店に振り回されているとキリがありません。

だから、いつも使うカードは一枚が現実的だと私は思うのです。

また、義理や人情などで使いもしないクレジットカードを安易につくるのは、やめた方が無難なようです。

住宅ローンや教育ローンなどを組む際、クレジットカードの利用限度額分だけ、「今は借金をしていないけど、いつ借金してもおかしくない枠」と判断されるからです。

そして、ポイント還元率の良いプリペイドカードを賢く使い分けましょう。

特に、コンビニとスーパーを運営している会社のプリペイドカードは、ポイントが溜まるキャンペーンなどでかなりのポイント還元率があります。

スーパーでのお買い物では、100円で1ポイントかも知れませんが、コンビニだとお弁当とペットボトル飲料一本の購入で20ポイント還元、なんていうおトク感満載なキャンペーンもあります。

クレジットカードのポイントは、一括決済にすると場合によってはとてもおトクです。

ある方が自動車をカードで一括払いで買ったら、夫婦で海外旅行に行ける費用がポイントでねん出できたとのこと。ポイント還元率は、高額商品になればなるほど、より多く溜まるものだからです。

賢く使えば、とってもおトクなクレジットカード。でも、間違った使い方をすると、経済的破綻を招きかねません。みなさんもぜひ、クレジットカードとプリペイド式カードを上手にお役立て頂ければと思います。