夫婦2人の食費を外食費込で1カ月3万円以内にした方法

  • ぽん

夫婦 食事

4年前の結婚当時、40代夫と30代妻の共働き家庭だった我が家の食費は、夫婦2人で7万円を超えていました。

原因は、休日の外食費の多さと食材の無計画な購入、食材の無駄でした。

結婚後しばらくして、マイホーム購入を検討し始めたときに、家計を見直して食費の多さに気づきました。

主婦向けやりくり雑誌などに乗っている「節約しているご家庭の食費」は、夫婦2人で約2万円ぐらい。

一般的な夫婦2人の家庭の食費の相場は3~4万円ぐらいということを調べ、共働きで外食に頼りがちとはいえ「うちの食費は多すぎる!!」と衝撃を受けました。

そこで、食費圧縮のために、3つのことをはじめました。

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食費節約に繋がる3つの方法

1.最初に予算を分ける

食費のやりくりでよくお勧めされている方法に、週ごとの予算を分けるという方法があります。

たとえば、1週間の予算を決めて、1週間の予算×5週間分で一か月の食費をやりくりするという方法です。

我が家はこれをもう少し細かく分けました。

1週間の予算4,000円(4,000円×5週間=20,000円)。

お米代:1か月5,000円(5kg2,000円台のお米を月に2回購入します)。

外食費:1か月5,000円(上限)。

食費の予算は5週間分とってありますので、最後の5週目の分が余ったときは封筒にとっておいて、誕生日とか結婚記念日とかの特別な外食の時に使う積立てにしました。

外食費の上限を決めたことで外食できる機会は減ってしまいまして、仕事で疲れた時に「今日は外食でいい?」と食事の支度をさぼることができなくなりましたが、そこは冷凍食品のパスタやレトルトカレーで手抜きをして乗り切りました。

2.食事の量を考え直す

食事

最初は、1週間4,000円での食材購入もついつい予算オーバーしがちだったのですが、あることをきっかけに予算をクリアできるようになりました。

それは、夫の健康診断をきっかけとした食事内容の見直しです。

結婚当初2人分の食事量が分からずについつい作りすぎてしまっていましたが、残すともったいないので「ちょっと多いね」と言いながら2人で食べきっていました。

そんな食生活が続いているうちに、だんだん胃の容量が増えてしまったのか少し多めの食事量でしか満足できなくなり・・・結婚1年後の夫の健康診断で、とうとう高コレステロールが原因で再検査の指示が出ました。

そこで、栄養士さんから食事量の多さを指摘されてしまいました。

うちの食事は多すぎる。ということは、量を減らせば食材代も浮くはずだと気づき、思い切っておかずの量を今までの半分にしました。

さんま1人1匹のところを、半分ずつに。

炒め物も量を減らすために、お皿を1まわり小さいものに変えました。

最初は、量の少なさに満足感が足りなかったのですが、キャベツの千切りを必ず1皿つけるようにして野菜で容量を増やしたりしていくうちに、徐々に胃が小さくなっていったのか、おかずが少なくても気にならなくなりました。

今までは1回で使い切っていたお肉のパックを2回に分けて使えるようになったので、お肉や魚などの値段の高い食材の購入回数が減り、食材購入も予算内でクリアするのが楽になりました。

今食べている食事量の見直しは、我が家の場合食費節約の大事なポイントだったのです。

3.ふるさと納税でお米代を浮かす

お米

1か月のお米代を5,000円と決めた結果、1回に購入できるお米の予算は2,000円台(/5kg)になります。

その金額でも色々と選択肢はありますが、やはりブランド米は買えません。

やっぱり、「ときどきはおいしいお米が食べたい!」ということもあり、目を付けたのがふるさと納税制度でした。

住んでいるところ以外の自治体に寄付をすると、自己負担実質2,000円で残りは翌年の住民税から控除されて戻ってきて、お礼の品がもらえるあの制度です。

色々な自治体が、お礼の品にお米を用意してくださっています。

我が家はこの制度を利用してお米をいただき、ブランド米を楽しみながら同時に食費の圧縮をしました。

現在の状況

食費圧縮に動き出してから約3年、私が妊娠をきっかけに共働きから主婦になったことで外食費が減ったりといった変化もありまして、1か月3万円以下の予算で食費のやりくりは楽にできるようになりました。

使わなかった分で、ときどき豪華な外食をしたりもしていますが、それでも何とかなっています。

次は2万円を目標にしてみようかなとも考えています。

家計の中で食費は一番圧縮し甲斐のある分野だと思いますので、家計の見直しをされる方はぜひここから一度ご検討ください。