市販薬を上手に活用して医療費を節約
病院にかかる時、毎月一度、初診料が取られます。
例えば月末に初めて風邪で病院にかかると一度初診料を支払い翌月も又かかる時は再び初診料を払わねばなりません。
症状がひどいならばすぐ病院にかかるべきですが大事に至らない時は市販薬で対処する事も一つの方法です。
例えば高熱の時は頭痛薬で熱は下がります。
腹痛ならば胃薬で対処出来ますし一般的な体の不調は市販薬で治ってしまう事が多いです。
健康保険を使ったほうが3割負担で済むのでお得な気がしますが初診料が入ると高額になるのです。
ちょっとした風邪位なら市販薬で十分です。
風邪のウィルスを殺す薬は存在しませんし、病院で処方される抗生剤はあくまで肺炎予防の抗生剤です。
なので熱を下げる薬(つまり鎮痛剤)、咳を鎮める薬(つまり去痰剤や鎮咳剤)、鼻水を抑える薬(アレルギー予防の薬)などが処方される訳でこれらの薬の効能効果を目的とする薬はドラッグストアでも購入できるのです。
これら一般的な市販薬は医療費控除に入りますのでレシートは取っておくようにします。
税制改革でこれら一般薬が医療費とは別枠に控除が出来る話も出ています。
国としても医療費の削減を目指している訳ですので皆がセルフメディケーションの意識を高める必要があります。
ドラッグストアなどで薬を購入するとポイントもつきますよね。
セールなどで安く購入できる時に最低限必要なお薬は揃えておけば慌てて病院へという事もないです。
風邪薬・胃腸薬・頭痛薬・湿布位は常備しておきましょう。
年間に病院にかかる割合が少ない人ほど明らかに節約できます。
家計の中でやりくりするにはこういったちょっとした事で節約できるのです。
小さな子供や高齢者でも家族が体調管理してあげる事で守る事が出来ます。軽い症状の時は病院をすぐ頼るのではなく症状を緩和するのに自分に合った薬を知っておく事も必要なのです。
ただし持病を持っている人、アレルギーを持っている人は自己判断では対処できない事もあります。購入する際に薬剤師に相談するか、かかりつけの病院で飲み合わせなどは相談しておく必要があります。