ガス代と時間を節約!保温調理鍋シャトルシェフの魅力とは?
日ごとに寒さが増す今の時期は、煮込み料理が恋しくなります。カレーやシチュー、ポトフなど、あたたかい料理を作る機会が多くなる季節です。
煮込み料理を作る時は長い時間鍋に火をかける必要があります。調理中はずっとコンロのそばを離れられず、何よりガス代がもったいなくて仕方ない…そう思うことはありませんか?
それを解決してくれるキッチン用品があります。
それはシャトルシェフという鍋。メーカーは水筒や携帯タンブラーなどで有名なサーモス社です。ガス代も時間も節約してくれる優れモノとして、節約主婦にはもうおなじみかもしれません。
今回は、このシャトルシェフがどんな鍋なのか、そしてどんなメリットがあるのかご紹介いたします。
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シャトルシェフってどんな鍋?そのメリットは?
シャトルシェフは保温調理ができる鍋です。
大きなステンレス魔法びんのような保温容器の中に、通常の両手鍋である調理鍋が入った2層構造となっています。
通常カレーなどは材料の野菜を沸騰させた後、弱火で20分ほど煮込みますが、シャトルシェフは一度熱した調理鍋を保温容器に入れることで火を使わずに長時間煮込むことができます。
そのような保温調理のできるシャトルシェフには、こんなメリットがあります。
- 長時間煮込んでも煮崩れは少ない
- 火を使わないので安全
- 柔らかく煮上がるので離乳食や介護食づくりにも適している
- 煮込んでいる時間を他のことに使える
- 食べる直前まで容器に入れておけば、すぐに熱々の料理を出せる
- コンロが1つ空くので効率よく料理できる
- ガス代や電気代など熱源にかかる費用を節約できる
ガス代の節約も大きなメリットですが、時間や場所を有効に使えたり、安全性も高いという魅力が多いことが特徴です。
参考サイト
シャトルシェフでどんな料理ができるの?
シャトルシェフは、煮込む料理であれば大抵のものを作ることができます。お米を炊くこともできますが、煮込み料理に利用している方の方が多い印象です。
シャトルシェフで作れる主な料理
- カレー、シチュー
- ポトフ
- 豚の角煮
- 牛すじ煮込み
- おでん
- 鶏ハム(鶏胸肉のハム)
- 黒豆煮
- あんこ
- 甘酒
- 大豆の水煮
このように定番煮込み料理の他、鶏ハムなどの節約レシピや豆料理も得意としています。おせち料理にも入れる黒豆煮や、冬に飲みたい甘酒など、お正月にも活躍させられそうな鍋です。
シャトルシェフでできる節約レシピ「鶏ハム」
シャトルシェフで簡単にできる節約レシピ「鶏ハム」をご紹介します。
<材料>
- 鶏胸肉…1枚(約250g)
- 砂糖…小さじ2
- 塩…小さじ1
- コショウ…適量
- 鶏胸肉に砂糖と塩をもみ込み、コショウをパラパラと振る。ラップを2枚使い隙間を作らないようしっかり包む。冷蔵庫に一晩置く。
- シャトルシェフの調理鍋にポットのお湯を入れる。(水から沸騰させても良いがポットのお湯を使うと便利)お湯の量は、鶏胸肉がかぶるくらいの量にする。
- 沸騰したらお湯の中にラップで包んだままの鶏胸肉を静かに入れる。そのまま5分茹でる。
- 火を止めて保温容器に調理鍋を入れて30分以上そのままにする。その後調理鍋を取り出し、お湯が冷めるまでそのまま置く。手で触れるくらいお湯が冷めたらラップをはがし、スライスしてお皿に盛りつける。(万が一火が通っていなかったらスライス後にフライパンで両面を焼く。)
安い鶏胸肉で作る鶏ハムは、節約レシピの定番中の定番ですね。普通の鍋でもできますが、シャトルシェフは長時間高温を保てるため、肉の中心までしっかり熱を通してくれます。
シャトルシェフ料理で気をつけること
シャトルシェフはその性質上、気をつけなければならないこともあります。
保温容器に入れて調理をするため、水分はほとんど蒸発しません。そのためレシピ通りの分量で水を入れると味が薄くなる場合もあります。シャトルシェフを使用するときは、レシピの分量よりも水を少なめにして調理しましょう。
シャトルシェフを使ったレシピはクックパッド等でも紹介されています。先輩シャトルシェフユーザーのレシピを参考にしてもいいかもしれません。
気をつける点もありますが、それでもメリットの方が多いシャトルシェフ。節約の意識が高い方なら使いこなせることは間違いありません。
ぜひ、来年はシャトルシェフデビューしてみてはいかがでしょうか?