お受験必勝法!必要最低限の出費で合格

  • kinako3

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「お受験」と聞くとセレブなママたちがお坊ちゃま、お嬢ちゃまを引き連れ、幼児教室や塾をはしごするイメージがあるのは私だけでしょうか?

「名前をなくした女神たち」や、最近で言うと「マザーゲーム」というドラマでは、とてもリアルに描かれていたこのお受験。息子のお受験を経験した私がよく聞かれる質問、「実際のところどうなんですか?」

その答えは『その通り』です!!

どちらのドラマでも共通していたことは、主人公の息子のような「子どもらしい子ども」。

学校が求めているのは、ガチガチに作られた参考書通り、模範事例通りの子どもではありません。向こうもプロです。今まで数多くの子どもを見ていれば入れ知恵されて猫をかぶっている子どもなんて簡単に見抜くことができます。

かといって、塾に通わずして合格を勝ち取るのは至難の業です。塾は「子どもを委ねる」場所ではなく、「お受験の為に利用する」場所なのです。

たまに、いくつもの塾をハシゴして、これだけやったんだから大丈夫!と勘違いしている母親を目にしますが、これは塾に「子どもを委ねる」典型的なパターンです。幼児教室のカリスマ先生を神と崇めて言いなりになってしまうのです。

この後、どんなデメリットが待ち受けているかと言うと、塾にとっては実績が大事ですので、危ない橋はなるべく渡らせません。本来の志望校とは別の志望校の見学や体験を「参考に」とか「経験が大事ですよ」と言って勧め、こちらが興味を示すと「実はこちらの学校の方が○○ちゃんには合うと思うんです。」なんて言ってここぞとばかりに引きずり込みます。

今までの成績やまだまだ年長さんなのに毎日健気に頑張っている我が子の姿を見ているともうどこでもいいから合格させてあげたい。と思うのは親心。最初の目標を見失ってついつい安稗を狙ってしまうのです。

こんなことにならないように、塾は通うのではなく、オープン模試で実力を確かめ、外部生参加OKの単発の講習で弱点を補うという利用の仕方がいいと思います。塾によっては、無料のセミナーや小学校の関係者を招いた講習会があるので常にホームページで情報を集めましょう。

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市販の問題集を活用

志望校別のものや、科目別のものなど、お受験用の問題集は数多く販売されています。志望校の過去問は必ず購入します。他は、塾で推奨しているものをそのまま購入するのが一番いいのですが、わからない場合は、まずオールマイティーなものを買ってみて、お子様の苦手を見つけて、それに特化した問題集を買うことをおすすめします。

購入した問題集は、まず3~4枚ずつコピーをして使用します。幼児は覚えるのも早いけれど忘れるのも早いので、反復練習が大切です。

図形や重ね図形の問題などはハサミで切って使えると言うのもコピーだからこそです。

お受験ママ友は同じ問題集を何冊も購入していました。さすがセレブ。

私は、ダイソーやスーパーの一角にある「5円コピー」の機械でせっせとコピーしましたよ。

そして、記入が終わったプリントも無駄にはしません。問題の出題パターンに慣れてきたら、プリントのイラストを切り抜いてオリジナルの問題を作ってみましょう。できるはずの問題も、問いかけの形式を変えると急にできない!なんてこともよくあります。

遅くても年中から年中行事は「大げさに」体験させましょう。

春の七草、ひな祭り(しじみ汁などの料理も)、お月見のお供え物など、ぬかりなく準備します。事前に図書館でその季節に合った本を借りて読んだり、図鑑で調べておくと、「これ、本で見たことあるよね!!」となり、記憶に残りやすいですよ。

まとめ

お受験のカギは家庭での過ごし方にあります。

時には悩んだり、イライラもしますが、このお受験をきっかけに親子の絆がぐっと強くなることは間違いありません。