無駄遣いを減らす子ども専用のお財布を作る

  • チョコ好きママ

お財布

子どもを連れて出かけると子供は決まってお菓子やおもちゃを欲しがります。子供だからしょうがないとはいえ、全てを聞いていたらとんでもない出費に。

我が家にも小学校低学年の子どもがいます。買い物の際は、毎回ではありませんが、たまに本を買ってあげることがありました。

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大人の都合は子供にはわからない

ある時、出かけようとした時に子供が「ねぇ、今日は本を買ってもらえる日?」と聞くので、今月は買ってあげてないし、いいかなと思い、「いいよ」と答えました。

そうしたら、娘が「ねぇ、買ってもらえるかどうかはどうやって決まるの?」と聞くので、「しばらく買ってあげていないから」と答えたのですが、娘はあまり納得していない様子。

普段からお金は大切で、欲しい物全てを買うことはできないことは教えているつもりですが、いつも買うか買わないかの判断を私がしているため、娘はどうも納得いかないようでした。

子ども専用のお財布

うちはまだ子ども1人で外出させることがないのでお小遣いをあげていません。そこで考えたのは、家計の中で子どもの娯楽や嗜好品に使えるお財布を別に用意することでした。

毎月100円玉を10枚、合計1000円そのお財布に入れます。但し、お小遣いではないので娘ではなくそのお財布は私が持ちます。

学用品や親が判断して子供に買ってやりたいと思うものは普段通り私のお財布から出しますが、お菓子やジュースなどの嗜好品や子供の雑誌など、必ずしも必要ではないが子供が欲しがるものは子ども専用財布から出すようにしました。

余ったお金は翌月に繰り越します。

子どもの反応は?

子どもは、まずは自分専用のお財布ができたことにとても喜びました。そして100円玉が10枚も入っていることにとても喜びました。

でも、いつもは私に買ってもらっているお菓子や雑誌がどれほどの値段なのか、あまりわかっていなかったのでしょう。最初の月はあっという間にお金が足りなくなり、本人は驚いていました。

でも、お財布の中身を見せて「ほら、本を買うお金はないでしょ」と言ったらとても納得していました。次の月からは、本が買いたいから、このお菓子はがまんしようと自分で少し計画的に使えるようになってきました。

生きたお金を使うために

子どもに「お金がもったいないから」とか「これは必要ないでしょ」と頭ごなしに言うことは子供にとっても理解できませんし親としても心苦しいものです。

この別お財布方式を取り入れてからは、そう言う場面がぐっと減りました。

中学、高校、大学とこれからますますお金がかかります。

親だけが節約していても、子供がお金の価値をきちんと理解していないと、無駄遣いは一向に減りません。生きたお金を使うためにも、子供専用のお財布を試してみてはいかがですか?