子ども会のハロウィンパーティーがテレビ放送され大成功

  • もりこ

数年前の話になります。我が家には小学生の子供が二人おり、私の住む地域には子供たちが同じ町内の子供たちと様々なイベントを楽しむ”子ども会”というものがあります。

子ども会ごとに毎年順番で役員さんになった保護者を中心に様々な行事が行われて、私の住む地域ではそれが活発に行われています。

そんな子ども会の役員にその年度選ばれてしまった私。たまたま秋以降の行事の提案をする時にふと思いついたのがハロウィンパーティーを子ども会で楽しむといったものでした。

周囲の子ども会含めクリスマスパーティーはどこでも毎年行われていたのですがハロウィンパーティーを行っている子ども会はなく手探り状態での準備ということになりますが、それはそれで面白いものが作れそう!と他の保護者の方たちも賛成してくれて、その年度、子ども会初のハロウィンパーティーが行われることになったのです。

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ハロウィンパーティーのための準備

集会所をスタート地点とし、子供たちが安全に仮装行列できるルートを話し合いで決めました。町内をぐるりと一周してまた集会所に戻ってくるといった感じです。その途中途中で役員さんはじめ町内の保護者が沿道に立って、安全を見守りながら一人一人の子供たちにお菓子を配ります。そして集会所に戻ってからはそのお菓子含め仕出し弁当を食べたり、全員参加のビンゴゲームをしたりと盛りだくさんの企画になりました。

お菓子の確保のために町内のあちこちに手作りポスターを貼らせていただき、一緒にハロウィンを楽しんでもらうことや、お菓子提供の協力を呼びかけました。

どうせここまでやったのならもっともっと盛大にしようかと話が盛り上がり、地域のローカルテレビ局にこの行事のことを話したところ、是非取材させてほしいとのこと!テレビも入るとなると子供たちもさらに盛り上がることを想定して、私まで浮かれ気味の数週間の準備期間を過ごしました。

ハロウィンパーティー当日

当日は綺麗な月も見える絶好のハロウィンパーティー日和でした。18時集会所集合ということでしたが、30分以上前から待ちきれない子供たちは思い思いのハロウィン衣装に身を包んで集会所に参上。

いつもとは違った姿の自分たちの興奮し最初から大盛り上がりです。参加者が少ないことを懸念していましたが、子供たちの兄弟や従妹なども参加し集合時間には集会所に入り切れない程の仮装した子供たちで埋めつくされました。

一緒についてきた保護者たちにも協力を要請し、仮装行列のスタート!

最初からテレビのリポーターさんやカメラさんも一緒だったこともあり、子供たちは予想通りいやそれ以上にカメラに向かって最高の表情を見せてくれました。

沿道にもポスターを見たご近所の方々が立って子供たちに声援を送りながら、準備してくれたお菓子を手渡してくれたおかげで子供たちのお菓子箱にはそれぞれ溢れんばかりのお菓子が入りました。

30分予定の仮装行列は結局1時間近くかかった程の盛り上がりで、その後集会所に入った子供たちは仕出し弁当を食べながら、思い思いにテレビのリポーターさんに感想を述べていました。

皆それぞれ言い方は違いますが”楽しかった”!というのは共通していたようで、私自身もこのような行事が無事開けたことに喜びを感じながら、地域のコミュニティーの大切さや私の住む地域の団結力に少し感動さえ覚えました。

後日ハロウィンパーティーの様子がテレビで放映されました。私が想像していたよりもずっと長い放送で30分の番組に仕上がっていたのには驚きました。

子供たちと毎年ささやかながらその後もハロウィンパーティーを自宅で行っていますが、あれ程楽しく心に残ったパーティーはないと今でも子供たちは口々に言っています。