食費節約は1カ月の献立表を作ることが近道
食費を節約する方法、それは献立表です。
昔、小学校でお世話になった給食の献立表と同じです。1カ月の献立を先に考えることで最低どれ位かかるのか、目安をつけることができるのです。
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1ヵ月の献立表の作り方
夕食の献立表
例えば夕食で考えると、メインになる魚や肉は詰め放題や激安セールなどがない限り、大きく価格が変動しません。四人家族として一食で約400円分でメイン料理を決めます。
ポイントは週末にホットプレートビビンバや餃子などのパーティー性のあるものを組み込むことで無理矢理感なく節約できます。
鶏胸肉や豚細切れ肉は価格の割に量が沢山入っているので積極的にメニューに組み込みましょう。
メインが決まると副菜です。野菜を中心にしたいところですが、特定の野菜を限定しない事がポイントになります。
野菜は気候で価格が大きく左右されるので、玉ねぎ、じゃがいも、人参、ネギなどのあまり値段の変わらないもの以外は決めてしまわず、スーパーで安かったものを使うのがいいでしょう。
副菜の例としては、もやしのあんかけ、にんじんと余り野菜のきんぴら、季節のサラダ、冷蔵庫にある野菜の味噌汁など、曖昧な表現でいいです。
お弁当を活用する
お昼ご飯を買うと500円くらいすぐに飛んで行ってしまいます。
そんな時はお弁当で節約します。前日のおかずから少し取っておいて、お弁当に入れる事が基本です。お弁当用に作るのは卵焼きくらいで十分。準備の時間も節約できるので、朝慌てずに済みますよ。
もし多めに余ったおかずがあればおかずカップに入れて冷凍しておけば、凍ったまま弁当箱に入れるだけで保冷剤の役目も担えて一石二鳥です。
オススメなのはうどんや焼きそば。何も残らなかった日のために、50円以下で買える袋蒸し麺を冷凍庫にストックしておき使います。茹でて冷やしうどんや焼きそば、中華麺でナポリタンなど、アレンジもききます。
朝食は米中心に
朝は時間もなく、手軽に食べられるおにぎりや、残りものを挟んだおにぎらずがオススメです。
パンよりも米の方が経済的なので、納豆ご飯や卵ご飯などでアレンジして米中心がオススメです。
もし、食パンなのどの特売があれば冷凍庫でストックしておくのも1つの手段です。
おやつを計算に入れる
おやつを我慢することは現実的ではありません。
自分一人ならいいのですが、家族が居る場合はほぼ不可能です。最初からおやつを計算に入れることで、節約の方法が変わってきます。
まず手作りおやつは逆に費用がかかってしまうケースが多く、オススメしません。意外に材料が沢山必要だったり、使いきれない食材を買うはめになったりするのです。
基本は食べきれる量です。チラシを使って安いものを買うとか、バナナなど値下げされやすいものを狙うなどの工夫が必要です。
しかし一番削れる費用もおやつなので、夕食の時間を早めにすることでおやつの消費量を削ることができます。
例えば1日に2つ食べていたおやつを1つにして、おにぎりで時間を稼ぎ6時から早めの夕食にする、などの工夫が考えられます。おやつの食べ過ぎで夕食が食べられない、などの子供さんにありがちな失敗も防ぐことができますね。
まとめ
最初に夕食の献立表を作ることで無駄な買い物を防ぎ、それを中心にお弁当や朝食を用意することで野菜を使い回したりおかずを残しておいたりする計画が立てやすくなります。
また、栄養のバランスも目で見て分かるので健康面にも役立ちます。
献立表で最低限必要な金額が計算できたら、副菜やおやつ用、急な出費なども考えて足して下さい。
節約は辛いものですが、最初から必要な金額を設定できれば無理なく取り組めるので、四人家族で1ヶ月の食費が4万円も夢ではありません。是非試してみてください。