車の維持費を安くする方法【簡単クリック節約術から勇気を出して整備まで】
自動車は税金や保険料など持っているだけで掛かる固定費的な費用と、走る距離や頻度に応じて掛かる変動費に分けられます。
固定費は、
- 自動車税
- 車検費用(重量税・自賠責保険を含む)
- 自動車保険
- 駐車場代
といったものがあげられます。
また、変動費は、
- ガソリン代
- オイル交換などの、消耗品代
- 修理や整備などにかかる工賃
などがあります。
一つ一つは小さな額かもしれませんが、積み重なると非常に大きな額になります。ここでは、2リッタークラスのSUV車で、年間走行距離1万kmの場合、どのくらいの維持費がかかるか計算してみましょう。
自動車税=39,500円
車検費用=約50,000円(2年に一度、10万円程度)
自動車保険=約40,000円
ガソリン代=88,461円(13km/L、115円/Lで計算)
オイル交換費用=6,000円(5,000kmごとに実施)
合計=約224,000円!!
その他、細かい消耗品やタイヤ代なども考えるとさらに費用が掛かってきます。このうち、どういった項目が削減できるか見ていきましょう。
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自動車税
これはなかなか削減できません。
カード支払いにも対応していますので、ポイント還元を狙うことができますが、手数料として300円取られますので、かなり高還元率のカードでない限りお得度は低いでしょう。
車検費用…削減額25,000円
これは大いに削減できます。
いわゆるユーザー車検です。
一般ドライバーには敷居が高いように感じる方が多いかもしれませんが、とても簡単です。
大きな不具合がなければ、
- ライトが点灯するか、光軸はズレれていないか
- 排ガスは正常か
- スピードメーターは正常か
などの項目を点検されます。
「初めてなので」と伝えると、手取り足取り教えてもらえます。
平日しかできないなど、若干のハードルの高さはありますが、ユーザー車検で済ませることで5万円ちょっとの値段で車検を通すことができます。
自動車保険…削減額10,000円
一括見積サイトを利用しましょう。
ネット専業の自動車保険を利用すれば、大幅に保険料を抑えられます。
また、保険内容を見直すことも重要です。
参考記事
ガソリン代…削減額10,000円
ガソリン代は二つのアプローチで減らすことができます。
一つは燃費を意識した運転をすること。
どの車も、運転する人(運転の仕方)によって2割程度は燃費が変わってきます。急加速をしない、赤信号の時は早めにアクセルをオフにするなどのちょっとした工夫で、燃費を伸ばすことができるでしょう。
また、ガソリン専用のカードを作るなど単価を安くすることもできます。
近所のガソリンスタンドを比べてみてください。同じ地域でもスタンドによって5~10円ほど違うことも珍しくありません。
ただ、いくら安いからと言って遠くまでガソリンを使って入れに行くというような、本末転倒のようなことはない様に。
消耗品・工賃など…削減額3,000円~
車屋さんの工賃はとても高いですね。
もちろん、プロが時間をかけて行うものですからそれなりの値段を取られて当たり前なのですが、ちょっとした作業は自分でやることで工賃を抑えることができます。
オイル交換は比較的簡単にできる作業の一つです。
自分でやればオイル代の1,500円程度で済みます。
ワイパーゴムの交換も、自分でやればゴム代の1,000円程度のみ。
スタッドレスタイヤの履き替えも、自分でやればタダです。
オイルやワイパーゴムなどの消耗品は、ネット通販で購入するのが簡単でお得です。おすすめなのがmonotaro。
プロ向けのサイトですが、個人向けの通販も行っています。
実際の車屋さんも多数利用するサイトですので、販売している商品も安心して愛車に使うことができます。
タイヤ交換などに必要な道具もこちらで揃えられます。一度買えばずっと使えるので、持っていて損はないと思います。
まとめ
こういったちょっとした工夫の積み重ねで、約50,000円もの経費を浮かすことができました。
monotaroのようなサイトを利用してちょっと手間をかけるだけで、車にさらに愛着もわきますし、浮いたお金でさらに車に投資することまできますね。