賢い自動車保険の補償内容の選び方
「こんな時、あなたの保険は何をしてくれますか?」と、テレビCMでも放送されているように、事故を起こした時、初めて自分の加入している自動車保険の内容を詳しく知る事があるかと思います。
しかし、事故を起こしてからでは遅いですよね。通常、自動車保険加入時にチェックする項目は、・対人賠償・対物賠償・人身傷害保険です。
万が一、相手を死亡させてしまった、寝たきりの障害を負わせてしまった、列車を事故で止めてしまった、信号機を壊してしまった等、とうてい弁償できる金額ではないものに対しては、保険を上限額で掛けていたりします。
しかし、車両保険に関しては外している方が割といます。中古車の場合は車両の金額にもよりますが、中古車でもローンで買った時には、せめてローンが終わる迄は付けておいた方が安心だと思います。ローンが残っているのに乗る車がないなんて事にならないためにです。
新車なら尚更です。私は、新車購入1年目で、廃車になるような大事故を起こしてしまいました。自分から突っ込んでいったので相手方に責任は全くないので、自分の保険だけが頼りです。
事故処理の間に保険の事故受付センターへ連絡をして、相手方への対応と、修理工場までの移動の手配をしてもらいました。
自分の車の移動に関する費用は、ロードサービスでできました。私は他社の自動車保険だったのですが、損保ジャパンのロードサービスなら、JAFに入っていればロードサービスのレッカー移動の距離が長くなる特典があると、この時ディーラーの方に教えてもらいました。
この事故で、私の新車は、フロント部分が後方へ押された状況で、エアーバックは運転席、助手席とも出ていました。修理すると70万円以上かかるという損害です。損害額が大きかったので、加入していた車両保険・新車特約・全損時諸費用特約・全損時諸費用倍額払特約等で、事故車両のローンを完済したので、廃車にして新車を買い替えることができました。
しかも、これまで付いてなかったETCやナビまで付いてグレードアップした車になりました。車両保険を付けていなければ、全損時諸費用特約や全損時諸費用倍額払特約は使えないので、意地でも修理をして、いつ、不調をきたすかわからない車に不安を抱きながら乗り続けていたでしょう。